2019年7月21日 更新

テキ屋とは?テキ屋の人の普段の生活は?バイトもできる?

テキ屋とは何かについてを「ヤクザ」、「暴力団」と答える方も多いものでありますが、実際にそれは本当なのでしょうか?そのような疑問の解答を導き出すのに必要なテキ屋の情報をご紹介します。また、テキ屋の普段の生活、怖い話、バイト、くじなどの情報もお届け致します。

「テキ屋」と「ヤクザ」の違い

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テキ屋と聞けば、お祭りなどにあるお店で楽しいイメージもありますが、同時に暴力団などとの関わりを疑ってしまうことも多いものです。それは、暴力団の始まりが博徒やテキ屋などの集団から作られたことによるものなのです。

少し昔を辿れば、テキ屋とヤクザの関連性はとても密であったようであり、警察としても市民としても警戒を示さざるを得ないものでした。

しかし、テキ屋は本来、楽しみを提供する人々を指す言葉であり、テキ屋そのものの目的は暴力団とは大きく異なります。ですから、暴力団と関係のないテキ屋もまた多くいるのです。

テキ屋とは

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テキ屋とは、人が多く集まる場所、人通りが多い場所で露店や興業を行う方々を指した言葉です。お祭りや市や縁日にての屋台を経営されている方々や芸を披露する人々は、テキ屋という言葉に当てはまることになります。

また、テキ屋とは「的屋」であり、上手くいけば大きな利益を得られることから、このような呼び名となったようです。さらに紀元をさかのぼれば、中国文明圏からの伝来であると言われており、的屋(まとや)、香具師(やし)、三寸(さんずん)の他に、神農(しんのう)という呼び名も存在しているようです。

意味・語源

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具体的なテキ屋とは、固有の場所に店舗を開いているお店とは違い、屋台などの移動型の店舗にて、食品や玩具を売り、射的やくじ引き、金魚すくいなどといった、当たれば景品が手に入るといった遊戯を提供しているものも存在します。

そのようなサービスの提供や、商売する側も必ず上手くいくとは限らないという点を加味しても、テキ屋という呼び名は相応しいものとなったのです。

また、テキ屋は基本的に一家とよばれる組織に属しており、そこにある規律は絶対となっているようです。

歴史について

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職業神という考え方をご存じでしょうか?日本において様々な神が存在しておりますが、職業を行う上での活動において、守護を司る神々もまた存在しているようです。そのような中でテキ屋に関しては、独特の職業神が祀られていると言われています。

それは中華文明圏の職業神が日本に伝わったことに起因するようで、医薬と農業を司る「神農」やそれを継いだと言われている「黄帝」を祀っているそうです。ですから、一部の方々からはテキ屋は「神農」とも呼ばれているそうです。

テキ屋の分類

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人が多く集まる場所や人通りの多い所で開かれるお店は基本的にテキ屋です。ですから、その意味では多くの方々が当てはまるものとなります。例えば、神社の境内、参道、門前町などでの出店を行っている方々は、全てがテキ屋に当てはまります。一般的にはこの方々をテキ屋と呼ぶことになります。

他に、路上にて芸を提供する方々もこれに当てはまるものとなります。しかし、テキ屋における芸人とは日本的な時代背景を持つ芸を披露する方々であるようで、祭りの非日常にあった芸を披露する方々を指すものとなるようです。

主な出店舗

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射的、くじ引き、金魚すくいなどの他にも、祭りの非日常を演出する食べ物を販売するお店などが現在の祭りでは開かれておりますが、過去においては、多様なテキ屋が存在したようです。

それは医療に関わるお店であり、香具師と呼ばれ、薬を販売したり、歯の治療などを行う職業もありました。そればかりか、お守りのように神託を受けた縁起物を、時節にあった木の実や葉、野菜や魚などの形で売り出す人々も存在したようであります。

その方々は蓮の葉商い、如何様師といった名で呼ばれていたようです。この言葉を聞くとあまりよくないイメージが湧くものですが、それは、粗悪品を巧みな口上をもって売りつけるというイメージが蓮の葉商い、如何様師にあったためなのです。ですから、蓮の葉商い、如何様師の語源はこの職業をされていた方々から発生した言葉なのです。

7割商人・3割ヤクザ

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「7割商人・3割ヤクザ」とテキ屋の店主が言うほどに、テキ屋において暴力団の影は多く見られております。それは、元より花火大会や祭りにおいて、暴力団が場を取り仕切っていたことによるものとなります。

ですから、暴力団は昔から居てテキ屋を営む人達と繋がりがあったと言えるでしょう。その関係は現代では大きく改善されたようでありますが、生粋のテキ屋の方々の元々のやり方も現代の風潮には合わないものであり、儲からないで自殺を図る方もいらっしゃったそうです。

人気Youtuberが詐欺を指摘したテキ屋

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現代においては、情報発信の機会が多くなり、一般人の発言とて、大きな影響力を得るようになりました。特にYotuberと呼ばれる方々は、芸能人と変わりない人気を獲得しており、独特の視点から作り上げられる動画は数多くの人に見られております。

そのような有名なYotuberの中でも、テキ屋についての真実などを探る傾向を持つ方々がいらっしゃいます。その内の、くじ引きについて特化したYotuberを紹介いたします。

Youtuber「ヒカル」

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現在、YouTubeにてのチャンネル登録者数が300万人を越えているヒカルという方がいらっしゃいます。この方は、2016年にはチャンネル登録者数が100万人を突破されていたようでありますが、2017年にテキ屋のくじ引きについて体当たりな撮影を行い、世の人々に多くの反響を呼ぶことになりました。

それは、くじを全て買い占めたら、本当に当たりは出るのかというものであり、当然出ねばおかしいことなのでありますが、15万使用しても一度も当たりが出ることはなかったのです。

また、テキ屋の店員との会話も当たりがないことを予感させるものであり、それらは視聴者に大きな衝撃を与えました。

刑法上の問題

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