2019年3月21日 更新

5本のバラの意味と花言葉は?他の本数の意味と色による違いも!

今回は、5本のバラにこめられた意味と花言葉を中心に、ほかの本数にも意味があるのかどうか、あるとしたらどんな意味があるのか見ていきます。また色別の花言葉も違いがわかるように紹介します。最後にバラにまつわるエピソードも紹介していますのでご覧くださいね。

5本の意味の前に各色のバラの花言葉について

Roses Bouquet Of - Free photo on Pixabay (107174)

バラの花言葉は「愛」と「美」ですが、これはバラという花全般の花言葉です。そして、バラには、色別の花言葉もあるということはよく知られていますよね。実はバラには、これだけでなくて、その本数にも意味があるのですが、あなたはそのことをご存知でしたか?

今回は、いつだったか、「dele」というテレビドラマに登場して一時話題を呼んだ「5本のバラ」の意味をはじめとして、それぞれの本数に秘められた意味や、バラにまつわるエピソードなども含めてお話をしていきます。まずは、色別のバラの花言葉から紹介しましょう。

赤色のバラ

Rose Blossom Bloom - Free photo on Pixabay (107231)

赤色のバラの花言葉には、有名な「あなたを愛しています」のほかに、「愛情」、「美」、「熱烈な恋」、「情熱」などがあります。恋人に贈るときは、迷わず赤色のバラを選びましょう。

青色のバラ

Rose Blue Flower - Free photo on Pixabay (107291)

青色のバラの花言葉は、昔は「不可能」、「存在しないもの」でした。それが、2002年を境に、「夢かなう」、「奇跡」、「神の祝福」といった花言葉へ変わっていきました。どうしてでしょう。

世の中には青い花はたくさん存在するのに、バラだけ青がありませんでした。バラには青の色素が存在しなかったからです。そのために、ずっと、青いバラを目にすることなど不可能だ、とわれていました。しかし、研究者たちは、「青いバラが見たいものだ」といった人々の願いを受けて、長い間青いバラを生み出そうといろいろな研究を積み重ねてきました。そして2002年、とうとうその青いバラが誕生したのです。

そういった背景から、青いバラの花言葉には、不可能が可能になったことを「夢かなう、奇跡、神の祝福」といった花言葉で表すようになったのです。
Roses Flowers Plant - Free photo on Pixabay (107333)

<青いバラ誕生秘話>
昔は、品種改良によって「青いバラ」ではなく「青に近い色のバラ」を作り出すといった研究が行われていました。1980年に入って、バイオテクノロジーが発達して、世界は競い合うようにして青いバラづくりに取り組みはじめました。日本では1990年にサントリーが研究をはじめました。

その研究には、ろいろな青い花の青い色遺伝子を取り出して、それをバラの細胞に入れていくという難しい課題が待っていました。青色色素を取り出してバラの細胞に入れ、青色遺伝子をもつバラをつくるまではいいのですが、そのバラを咲かせてみると、青いバラではなく赤いバラが咲くのです。次から次へと青い花を変えては試すのですが、結果は同じという過程が6年以上もくり返されます。

そして1996年になって、とうとう、青いバラを咲かせることに成功しました。何の花から青色遺伝子をとったかというと、パンジーからでした。その後、2002年にその青色遺伝子が確実に定着し、世界初の青いバラがつくり出されることになったのです。つまり、現在の青いバラはパンジーの青色遺伝子を引き継いでいるということなのです。

黄色のバラ

Rose Flower Yellow - Free photo on Pixabay (107367)

黄色のバラの花言葉には、マイナスのイメージを表す「薄らいでいく愛、揺らぐ愛、嫉妬」がある一方で、「献身、友情、金運」というプラスのイメージのものがあります。

したがって、恋人に贈る場合は、黄色のバラでなく、ほかの色のバラを選んだ方がよさそうです。友達や家人をなぐさめたり元気づけたりする場合は、黄色のバラはお勧めです。

オレンジのバラ

Rose Bloom Pale Yellow - Free photo on Pixabay (107374)

バラの歴史上比較的新しい色、オレンジのバラの花言葉には、「情熱」、「絆」、「魅惑」、「無邪気」、「誇り」など、数多くのものがあります。太陽のように明るくて華やかなオレンジのバラは、見ているだけでも心が明るくなるので、プレゼントにはぴったりです。

ピンクのバラ

Pink Blossom Bloom - Free photo on Pixabay (107386)

ピンクのバラの花言葉には、「上品」、「気品」、「心温かい」、「感謝」、「愛の心」など、ピンクからイメージできる言葉が連ねられています。見ているだけで心がほっと和むピンクのバラは、贈る人を選びません。どんな人に贈っても必ず喜ばれるバラだといえるでしょう。

白色のバラ

Rose Tender Blossom - Free photo on Pixabay (107397)

白色のバラの花言葉には、「純潔」、「心からの尊敬」、「約束を守る」、「素朴」といったものがあります。それも、穢れとは無縁のものを表す言葉ばかりです。結婚式のヘッドドレスやブーケなどに使われる所以ですが、キリスト教などでは聖母マリアの象徴とされています。

黒色のバラ

Rose Black Bloom - Free photo on Pixabay (107405)

黒色のバラというものは自然界には存在しません。普通、「黒バラ」とは、ブラックバカラやノアールやパパメイアンなどといった赤黒い色のバラや深紅のバラのことを指します。肉厚でベルベットのような感触の花びらをもっていて、とても高貴な印象を与えるバラです。

しかし黒色のバラの花言葉には、「黒」というイメージから、「憎しみ」や「恨み」などのほかに、「永遠の死」、「不滅の愛」、「あなたはわたしのもの」など、強烈なイメージを与えるものがあります。

バラは本数で意味が変わる!5本の意味と5本以外の本数の意味

Roses Bouquet Congratulations - Free photo on Pixabay (107418)

冒頭で述べたように、バラには本数にも意味があります。以下では、まず「5本のバラ」に秘められた意味をお伝えしてから、それ以外の本数についても、その意味を解説していきます。

5本のバラの意味

1 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪