2019年8月27日 更新

ハラスメントハラスメントとは?ハラスメント33種を解説!

最近よく耳にするハラスメントですがその種類が想像以上に多くあることをご存じですか?近頃では何でもハラスメントとする嫌がらせ、ハラスメントハラスメントというものまで現れました。そんな数多いハラスメントを解説していきましょう。

エアーハラスメント、エアハラは空調に関するハラスメントのことで、具体的にはエアコンの設定温度を同僚が寒がっているにもかかわらずクーラーを強くかけたりする、節電を理由に猛暑日でもエアコン使わせないようにするなど、エアコンの温度で相手の体調を崩したりすることをエアハラと呼んでいます。

難しいのは快適に感じる温度が人によって違うところである人にとっては具合が悪くなるくらいの暑さを感じて下げた設定温度が同席した別の人には寒すぎると感じるなどの場合のあります。大切なのは周りの人に寒くないですか、暑すぎませんかと確認し合い、コミュニケーションを取り合うことでこのハラスメントは減らしていくことができます。

オワハラ

Hiring Recruitment Job Interview - Free image on Pixabay (581578)

オワハラとは「就活終われハラスメント」の略です。就職活動において起きるハラスメントのことで、新卒採用において企業が内定を出すことを条件に学生に以降の就職活動をしないように働きかける行為のことを指します。

企業にとっては優秀な人材の採用は会社の命運を左右する重要な問題です。それでなくても働き手が不足している近年で企業サイドは優秀な学生の囲い込みに焦るがゆえに、学生の自由な選択を阻害してしまうオワハラをおこなってしまう企業も少なくないようです。オワハラは切実な会社問題として重要視されています。

ソーハラ

Tablet Computer Woman - Free photo on Pixabay (581584)

ソーハラとはソーシャルネットワークハラスメントの略です。ソーシャルネットワークサービスつまりSNSにおいて、職場の上司や関係が上のものがTwitterやFacebookなどの自分の投稿に「いいね!」を強要したり、友達申請を無理に迫ったり、また部下の投稿すべてに「いいね!」をして監視されているように感じさせたりするハラスメントのことです。

単に部下や後輩と仲良くしたいと考えているだけでも下の者からするとプレッシャーを感じてしまうこともありますので注意が必要です。

家事ハラ

Husband And Wife Doctor Man Old - Free photo on Pixabay (581587)

家事ハラスメント略して家事ハラとは夫婦間の家事の分担などから発生するハラスメントのことを指します。具体的には家事、育児、介護などをおこなった妻の労力や責任が夫から過小評価されていることを指したりします。

でもまた反対に夫が家事をする時に妻から「洗濯物のたたみ方がシワになってる」「皿がきちんと洗えていない」「なぜ手際よく掃除できないのか」などと強いダメ出しをされることも家事ハラスメントとされることもあります。家事ハラ妻側、夫側だけでなく、ほかにも複数の要素がありますが、大きく分ければ頑張って家事をしてるのに評価されない、家事を強要しておきながら過剰なダメ出しをするとうふたつが代表的な事例となります。

ゼクハラ

Ring Engagement - Free photo on Pixabay (581591)

ゼクハラはゼクシャルハラスメントの略です。この名称は交際している男女のうち、女性が男性に対して結婚雑誌「ゼクシィ」を部屋に置いて結婚したいことを暗に伝え精神的に負担を与えるところから来ています。女性の結婚の迫り方は「親が心配している」というものから「自分の若い時期を奪った」として責任を迫るものまで様々です。

二人の交際が長期に続くと、女性にとってはこのまま結婚するのかしないのか不安になる方もいるでしょうが、男性に不当なプレッシャーをかけると立派なハラスメントになってしまいます。そうならないためにもちゃんと話し合いを持って一度お互いの気持ちをちゃんと確認することが大切です。

パーハラ

Man Bald Worker - Free photo on Pixabay (581597)

パーソナルハラスメントを略してパーハラと呼びます。これは個人的な趣向、容姿や、クセ、趣味など相手のパーソナルな部分、つまり個人の特徴に対して茶化したりいじめたりするハラスメントのことを指します。

パーハラでよくあるのは、本人にとっては嫌な気持ちのするあだ名を付けられてしまうことです。髪の毛の薄い濃い、または癖毛であることや筋肉がない、体の細い太いなどの身体的特徴など様々なことがあだ名として仕事の現場においてでも使われ手しまうようになるのです。

レイハラ

Couple Marriage Relationship - Free photo on Pixabay (581619)

レイシャルつまり人種差別的なハラスメントを指してレイシャルハラスメントといい、略してレイハラと呼ばれています。ある特定の国の人への偏見や、ハーフに生まれたことでいじめの対象になるとか不当な扱いを受けるなどの嫌がらせをうけることがあり、その様なときに使われる言葉です。

他民族国家であるアメリカではセクハラと同じくらいな社会問題として注視されています。外国人労働者を多く受け入れるようになった近年の日本においてもレイハラは他人事ではない、無視できないハラスメントとなってきています。

カスハラ

Indoors Movie Theatre Ticket - Free photo on Pixabay (581634)

客商売の店の店員に対して難癖をつけて土下座しろと強要したり、何度もクレームの電話をかけたり、支払いを拒む、さらには賠償金を請求してくるなど消費者による理不尽な要求によるハラスメントのことをカスタマーハラスメント、略してカスハラと呼んでいます。

非常に難しいのですがクレーマーとの違いとしては、クレーマーとは企業に対して常習的に苦情を訴える人のことを指し、カスハラは自己中心的で理不尽な要求をしてくる人のことを指すという点で区別しているようです。

フォトハラ

Girl Smartphone Iphone Taking - Free photo on Pixabay (581640)

フォトハラとは写真に関するハラスメントのことを指し、相手になんの断りもいれずに写真を撮る、撮った写真を許可なくSNSにアップするなどして、相手に不快な感情を抱かせるハラスメントのことを指します。

相手に不快な思いを起こさせる意図があるときはもちろんですが、無意識に、または相手のことを考えて行ったとしても相手が嫌な気持ちになればフォトハラと認定されます。現代社会において何気なくスマホで撮った知人との写真からその知人の個人情報が漏洩してしまうようなケースも実際にありえます。

スマホで撮った写真には位置情報を書き込き込まれることもあるのでSNSへの投稿によりどこにいたのか、どこに住んでいるのか、どこに勤めているのかなどの情報が実際に漏洩してしまったというケースもありますので、写真の使いに関しては必ず相手の許可を取ることがフォトハラを防ぐ方法となります。

ハラスメント被害にあった時の対処法

Action Brainstorming Business - Free photo on Pixabay (581648)

ハラスメント被害にあった時は勇気がいることですが迷惑しているということをしっかりと相手に伝えることが大切です。おどおどした対応でいると相手が調子に乗ってさらにハラスメントがひどくなる可能性もありますし、相手がハラスメントをしているという自覚のない場合も多くあります。

勇気を出し毅然とした態度で直接迷惑しているということを伝えることで相手が気づいて止まることもすくなくありません。ハラスメントの加害者は自分でも気づかずにハラスメントをしていることが多いのです。

はっきり嫌だと伝える

Excited Person Happy - Free photo on Pixabay (581656)

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