2022年7月3日 更新

60年に1度の最強の年”五黄の寅”って何者?性格・運勢・特徴を徹底解説

60年に1度訪れる最強の年と言われる五黄の寅。強運と言われることもあれば最悪の年と言われることもあって、どちらが正しいのか気になりますよね。今回は、五黄の寅の正しい運勢から、恋愛運や金運まで詳細にご紹介!気になる性格や、相性のいい干支まで詳しく解説しましょう。

五黄の寅とは

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五黄の寅は、干支の1つ。兎年や辰年など、年によって割り当てられている古代中国の文化です。しかしなぜ、寅年にのみ”五黄”という特徴的な名称が付いているのでしょうか。実は、他の干支にもこうした名称が加わる年があり、干支の特徴とは違った特性が存在するのです。

ここからはまず、五黄の寅の意味と成り立ちについて解説していきましょう。五黄の寅年生まれの芸能人も紹介するので、どういった特徴があるのか想像しながら読み進めてみてくださいね。

干支と九星術の組み合わせ

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12種類の動物・生き物が割り当てられている干支。つまり、12年に1度、同じ動物・生き物の年が訪れることになります。しかし五黄の寅は、干支だけではなく九星術との組み合わせから誕生した言葉です。

九星術とは、干支と同じく古代中極で誕生した文化。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の9つの分類と、木・火・土・金・水の5つの分類を組み合わせて運勢を読み解く占術です。

また五黄の寅のように特別視されている干支として、丙午(ひのえうま)が有名ですね。丙午は、十干(じっかん)と十二支の組み合わせによる名称。五黄の寅と同じく、60年に1度訪れる年です。

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36年に1度?60年に1度?

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五黄の寅は、九星術と十二支で考えた場合、36年に1度訪れる年です。しかし五黄の寅は、60年に1度とも言われていますよね。36年に1度なのか、60年に1度なのか気になりますよね。

九星術+十二支の場合は、9と12の最小公倍数で36年に1度の年。一方、2022年に訪れる五黄の寅は、十干と十二支で数えた場合、60年に1度訪れる年となるのです。十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類に分けられた分類。

陰陽五行説とも密接に関係を持つ、古代中国の思想の1つです。ですから2022年の五黄の寅は、36年に1度も正解ですし60年に1度と言っても正解。何を用いて数えるかによって、訪れる年数が異なるのです。

壬寅(みずのえとら)

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十干と十二支を用いた場合、2022年の五黄の寅は壬寅(みずのえとら)と言い換えることができます。壬寅は、特に強い運勢を持つ年。干支の中でも生命力が強く、強い信念とリーダーシップを持っているとされています。

また、五黄土星は影響力を持つ星とされているので、影響力が強いモノ同士が重なった五黄の寅の年に産まれた人物は、特徴的な人生を送るとされているのです。そのため、五黄の寅生まれの有名人や著名人は、少なくありません。

五黄の寅の有名人

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五黄の寅生まれは強すぎる個性を持っていることから、特徴的な人生をおくると言われています。良くも悪くも、歴史に名を刻んだり、特定の分野で影響を与える人物になることも珍しくないのです。

ここからは36年に1度の五黄の寅生まれの有名人・著名人と、60年に1度の五黄の寅生まれの有名人・著名人をご紹介しましょう。歴史に名を刻んでいる有名人や日本と関係が深い政治家、近年の大スキャンダルで知れ渡った人も登場します!

徳川家宣/1662年生まれ

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五黄の寅生まれの有名人物として名前が上がるのは、徳川家康。戦国時代を生き抜き江戸時代初期の大名として知られる超有名人物ですが、実は五黄の寅生まれではありません。徳川家康は、1543年生まれの寅年ですが、五黄の寅生まれではないのです。

徳川家で五黄の寅生まれといえば、江戸幕府6代将軍の徳川家宣(とくがわいえのぶ)。犬将軍と言われた江戸幕府5代将軍の徳川綱吉が制定した生類憐みの令の一部を撤廃した人物です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/1770年生まれ

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音楽史に名を刻む有名作曲家のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンも、五黄の寅生まれ。ロマン派音楽の先駆けとなった人物です。ちなみにベートーヴェンには、同姓同名の祖父がいます。ベートーヴェン本人も非常に慕っていて、祖父亡き後、肖像画を自室に飾っていました。

またベートーヴェンは幼少期から才能に溢れていたため、父親から当てにされ虐待にも近い生活をおくっていたとも言われています。五黄の寅生まれらしい、波乱万丈な生涯でした。

与謝野晶子/1878年生まれ

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歌人・作家として有名な与謝野晶子。代表作は”みだれ髪”や”君死にたまふことなかれ”です。学生時代、習ったことがある人も多いことでしょう。当時はまだ、女性が自我や性愛を表現する自由が認められていませんでした。現代よりもずっと、女性の立場が低かったのです。

そんな時代に、女性の官能を詠った歌集を発表したのですから、賛否両論巻き起こりました。またプライベートも騒がしく、不倫や病気など波乱万丈な人生をおくっています。

ヨシフ・スターリン/1878年生まれ

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日本と非常に関係性のある、旧ソ連の政治家であり独裁者でもあったヨシフ・スターリン。停戦を無視し、日本の同盟国を攻撃したり、北方領土問題を引き起こした張本人です。北方領土問題は現在も解決していませんし、ロシアとの間では新たな問題も浮上していますね。

また当時、日本の民間人約57~70万人を捕虜にし強制労働に就かせたことも。ソ連側にとっては、領土を大幅に拡大した功労者ですが、日本にとってはあまり良い印象のない人物です。

池上彰/1950年生まれ

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