2022年3月1日 更新

かわいい&かっこいい星の名前20選!英語と漢字で紹介!

夜空を見上げると、無数の星があります。そこにはオリオン座やシリウスのように分かりやすいものもあれば、全く分からない星もあるでしょう。しかし、その全てに名前がついています。では、星にはどんな名前があるのでしょうか。かわいい名前やかっこいい名前を紹介していきます。

かわいい星の名前を知りたい!

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星の名前を知っていると、色々と役に立つことがあるでしょう。創作などを頻繁に行う人であれば、キャラクターや創作の世界の中に出てくる国名をつける時の参考になります。特にファンタジーな世界観が好きな人は参考になるということも多いでしょう。

また、自分では創作をしないという人でも、ファンタジー小説や漫画を読んでいる時、あるいはアニメを見ている時に「あ、これって星の名前が由来だったんだ!」と分かることで、伏線に気付けるかもしれません。では、星にはどのような名前があるのでしょうか。

かわいい星の名前・漢字の名前・かっこいい星の名前と、合計20個の星の名前を紹介していきます。

かわいい星の名前10選【カタカナ版】

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星の名前は、ほとんどがカタカナ表記となっています。普段から聞き慣れていてカタカナで覚えている名前でも、元をたどればギリシャ語やアラビア語などといった外国語の名前ということも少なくはありません。

多くの星の名前の中から、特にかわいいと言われているカタカナの星の名前を10個紹介していきます。気に入る名前があるか、一度確認してみてください。

アルクトゥルス

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名前が長く、まるで勇者の名前に使われるような星の名前です。こちらは、元がギリシャ語となっていて、実は意味はかわいい意味ではありません。アルクトゥルス( Arcturus)とは「熊を追うもの」という意味を持つ星の名前です。

また、アルクトゥルスには和名もあり、和名としては「麦星」や「五月雨星」、「麦刈り星」または「麦熟れ星」と呼ばれています。名前を知ることで、昔の人がアルクトゥルスを見ながら季節を感じていたことを想像できるのではないでしょうか。

アルタイル

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有名な「夏の大三角」を形成する、わし座のアルタイル(Altair)は聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。人気曲の「君の知らない物語」という曲でも「アルタイル」は登場しています。

そんなアルタイルはアラビア語で「飛翔する鷲」という意味を持つ星です。また、日本では「彦星」と呼ばれ、有名な七夕伝説に登場する彦星がアルタイルであると言われています。夏の夜空の中でも特に目立つ星ですので、大三角を見つける目印にしてみてください。

カペラ

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カペラ(Capella)は、物語の中の女の子の名前にありそうな響きだと感じる人も多いのではないでしょうか。このカペラには「小さな雌ヤギ」という意味があります。もし物語のキャラクターにつけるなら、色白の小さな女の子の名前を「カペラ」にすると、星の名前に詳しい人は「あ、星が好きな作者なんだな」と思ってもらえるかもしれません。

このように、一部の読者にだけ分かるイタズラを仕掛ける作者は多いと言われています。自分の愛読書を読み返してみると、何か意外な発見があるかもしれません。

シャウラ

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シャウラ(Shaula)も名前の響きとしては、かわいい名前だと言えるでしょう。流れ星が流れる時の効果音だと感じる人もいるかもしれません。

そんなシャウラですが、実はアラビア語の意味では「毒針」を意味しています。響きだけで安易に名前に使ってしまうと、イメージが合わずに困ってしまうかもしれません、逆に「見た目は可愛くて最初は人気者だけど、実は物語の終盤で裏切るキャラクター」にはピッタリの名前になるのではないでしょうか。

スピカ

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春の夜に青白く輝くスピカ(Spica)は非常に目立つ星ですので、見つけやすい星として有名です。高校の天文学部では、新入生が入ってきた時に、まずはスピカの観測をして星に親しんでもらうという合宿をする高校も少なくはないと言われています。

そんなスピカは目立つ存在として日本では「真珠星」と言われています。今度春の夜に出かける機会があれば、桜だけではなく、青白く真珠のように輝くスピカを探してみても良いのではないでしょうか。

デネブ

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アルタイルの項目で紹介した「君の知らない物語」にも登場するデネブ(Deneb)は、もう一つベガ(Vega)と3つで夏の大三角を形成する星の一つです。白鳥座の一等星で、アラビア語で「尾」という意味を持ちます。

覚えやすく見つけやすいデネブですが、実はとても大きくて明るい星として有名です。地球から遠くに位置しているため、夜空ではそれほど大きく見えませんが、太陽の20倍の質量があると言われています。さらに、明るさもかなりのもので、全天の中で19番目の明るさを持つ星だと言われています。

ポルックス

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まるでアイヌに伝わるコロボックルのような可愛い響きの名前を持つポルックス(Pollux)は、黄味を帯びたオレンジ色の恒星です。恒星とは、太陽などの光を反射して光っているのではなく、自ら光を発しているガス体の天体のことを言います。

ポルックスもその恒星の一種なので、名前の割に力強い天体というイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。「気は優しくて、見た目も小柄だけれど器が大きくて力持ち」というキャラクターの名前の原案にしても良いかもしれません。

ミアプラ

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まるで化粧品のように華やかな名前のミアプラ(Miaplacidus)は、南極にあるダイアモンド・クロスという星群を作る星の中でも、最も明るい星だと言われています。名前のようにキラキラ光っていて、ロマンチックだと感じる人も多いでしょう。

名前の由来はアラビア語の「水」と、ラテン語の「静かな」という言葉が合体して「ミアプラ」という言葉ができたと言われています。日本では見ることができませんが、いつか見てみたい人も多いのではないでしょうか。

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