2019年5月8日 更新

年子の意味とは?年子で出産するメリットやデメリットと注意点も

二人以上の妊娠を希望している人の中には年子の場合もあります。年子とはどのような年齢差の場合を指すのでしょうか。また、年子で出産することにはどのようなメリットやデメリットが考えられるのか理解することで、家族計画の参考に役立てましょう。

目次

年子の意味とは

Brothers Family Siblings - Free photo on Pixabay (243573)

年子と聞くと、学年差が1年という認識をしている人は多いのではないでしょうか。実は、年子と定義されるケースには学年差が1学年差というケースだけでなく、さまざまな場合が挙げられます。どのような場合に年子というのかみてみましょう。

年子の意味

Siblings Brother Sister - Free photo on Pixabay (243575)

年子とは、同じ母親から一つ違いで生まれた子供という定義がされていますが、生まれた月日が大きく影響しています。上の子供が生まれた月に関係なく、次の子供が同じ年の12月31日までに生まれていると年子という定義になります。

一つ違いという言葉がさまざまな疑問を生むのですが、一学年違いという認識をする人もいれば、2歳未満違いという認識を持つ人もいます。実はこれらはどちらも年子に該当するケースになるのです。

年子という言葉の由来

Children Siblings Brother - Free photo on Pixabay (243577)

年子という言葉は、同じ母親から年ごとに続いて生まれた子供という意味から生まれた言葉になります。これは、誕生日という認識がない時代に生まれた言葉で、その時代、元旦がくると年齢が一つ上がっていました。

数え年で年齢を数えていたこともあり、数え年の年齢が一つ違う場合には年子というようにされていました。現在では誕生日が明確になったため、年子という定義はそのままに、年齢差が一つ違いのケースもあれば、2歳未満違いというケースの年子もあるということになります。

年子の学年差は?

Photographer Taking Pictures - Free photo on Pixabay (243579)

誕生日が明確になった現代で年子の定義は、兄弟姉妹の年齢差が2歳未満の場合を指すことが多いです。つまり、2学年差でも年齢差が2歳差未満であれば年子になるということになります。

他にもさまざまなケースが年子に該当します。例えば、4月生まれと翌年8月生まれの場合、年齢が続き学年も1学年差という年子になります。

また、11月生まれと翌々年の3月生まれでは年齢は続いていなくても学年が1学年差となります。3月生まれと翌年7月生まれでは年齢は続いていても学年は2学年差の年子、12月生まれと翌々年の4月生まれでは、年齢が続いていない上に学年も2学年差になります。

例で挙げた兄弟姉妹の場合、全て年齢差は1歳4カ月差という年子になるというわけです。

年子育児は地獄?年子で産むデメリット

Woman Desperate Sad - Free photo on Pixabay (243587)

年子での育児をする場合、上の子にもまだまだ手がかかる年齢ということもあり、子育てはとても大変なものになります。具体的にどのようなデメリットやママの負担が考えられるのかみてみましょう。

妊娠中にまだ小さな上の子の育児に追われる

Pregnant Tummies Heart In - Free photo on Pixabay (243612)

年子で妊娠した場合、上の子がまだ歩けない状態で妊娠期間を乗り切ることが考えられます。その場合、大きなお腹で自分一人でも大変な時期に、10kg近い上の子供を抱っこして過ごす時間が多いということがデメリットの一つといえるでしょう。

また、つわりのひどい時期に上の子が離乳食の時期であることもあり、自分の気分が悪くても起き上がって食事を食べさせたりする必要があります。上の子が離乳食を食べている時期に妊娠している場合は、総菜や外食などで手抜きをすることも難しいこともデメリットの一つでしょう。

出産直後も下の子と一緒に休むことができない

Baby Birth Sleeping New - Free photo on Pixabay (243616)

出産直後であっても、下の子のペースで自分も一緒に休むことが難しいです。上の子もまだまだお世話が必要な年齢ということもあり、下の子のお世話で疲れていても自分の休息をとることは難しいと考えましょう。

年子でない兄弟姉妹を出産した場合は、上の子が一人でできることも増え、下の子のお世話に時間をかけることも可能な時間帯もありますが、年子のケースではそのようにはいかないことも多いです。小さな子供のお世話を二人同時に行うことも多いと理解しておくとよいでしょう。

夜間の授乳で上の子も起きたり泣いたりすることも

Family Breastfeeding Mom - Free photo on Pixabay (243620)

下の子の授乳間隔が短い期間は、下の子が泣いて起きてきたときに上の子も下の子の泣き声で一緒に起き出してしまうこともあります。そうすると、下の子には授乳をしながら、起きてしまった上の子のお世話を同時にしなければならなくなります。

授乳間隔が短い間は、ママも睡眠不足になりがちですが、授乳が終わったあとも上の子のお世話があってすぐに自分も眠りにつくことができないということも念頭に置いておくようにしましょう。上の子は一人で眠ることがまだ難しい年齢である上に、下の子が生まれることでママを独占できないストレスなどから夜泣きなどがひどくなることも想定しておくとよいです。

下が新生児のうちは上の子の外遊びに付き合ってあげられない

Instrument Cymbals Music - Free photo on Pixabay (243625)

下の子が生まれても新生児のうちはなかなか外に連れ出すことが難しいです。特に下の子の1カ月健診が終わるまでは外出できない期間になるので、上の子を外で遊ばせることができなくなります。

家の中で思う存分遊ばせられる工夫をするなどする必要がでてくるでしょう。特に、公園遊びや外遊びが好きな上の子の場合は、外遊びができないストレスが溜まってしまうことも考えられます。

下の子の1カ月健診が終わるまでは、ママにとって体力勝負の期間になると捉えておきましょう。

小さな子ども2人を連れて外出するのがきつい

Children Sandbox Boy - Free photo on Pixabay (243715)

一人で歩くことも不安定な上の子と、まだまだ手のかかる下の子の二人を連れて外出することはとても大変なことです。特に下の子の首が据わっていない3カ月頃までは、ママが一人で子供二人を連れて外出することは難しいと考えるようにしましょう。

よちよち歩きの上の子には、まだまだ目が離せない瞬間が多いものです。抱っこするしかない下の子を抱きかかえながら上の子を追いかけるということはママの体力や精神力も必要です。

子供を連れて外出するときはパパのいる日に限定するなどすると安心です。

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