2019年7月16日 更新

【診断】暗所恐怖症の特徴は?暗所恐怖症の症状や原因と克服方法も

暗所恐怖症で悩まされている方は少なくありません。暗所恐怖症の原因や症状、克服方法を紹介します。暗所恐怖症かどうかをチェックする診断項目もあります。暗所恐怖症の方は寝るときどんな対処をしているのかにも触れていきます。まずは無理をせず地道に克服することが大切です。

暗所恐怖症とは?

Man Portrait Gloomy - Free photo on Pixabay (483910)

暗所恐怖症とは、まさに暗い場所に恐怖を感じることです。閉所恐怖症や高所恐怖症など様々な恐怖症がありますが、暗所恐怖症で悩んでいる方は少なくありません。

暗所を病的に怖がってしまうので、普段の生活でも支障が出てしまうこともあります。ひどい方は動機や息切れ、震えなどが止まらなくなってしまいます。

恐怖は感じるが特に困っていなければ治療の必要はありません。ですが日常生活に支障が出ている場合は治療が必要なこともあります。まずは自分がどのような状態かを知ることから始めてみてください。

暗所恐怖症診断!特徴から恐怖症をチェック

Checklist Check List - Free photo on Pixabay (483920)

まずは暗所恐怖症かどうかを簡単にチェックできる診断項目を紹介します。自分は暗所恐怖症だと思っていなかったとしても、暗いところに行くとそう言えばなんとなく不安になるなどの症状が出始めて気づく方もいます。

対処が早ければ悪化することを防げますし、自分で暗所には行かないようにするなどの対処ができます。まずはチェック項目を参考にしてみて、当てはまる数が多ければ多いほど暗所恐怖症である可能性が高いです。

症状がひどい方は、なるべく早めに心療内科などを受診することをお勧めします。

子どもに発症しやすい

Children Road Distant - Free photo on Pixabay (485622)

恐怖症と言うのは子供の頃に経験したことなどが脳にインプットされている状態です。そのため、子供に発症しやすいと言われています。

子供の頃に暗いところで何か怖い体験をした時、その怖くて不安な感情を脳がインプットするので、大人になってもそれが離れないまま恐怖症となっていくのです。

怖いおばけの映像を見せたりすると、それがトラウマになってしまってずっと怖がってしまうように、暗闇も怖いものだと記憶してしまうので、予防のためには幼少期に暗いところが怖いと親がインプットさせないようにすることが大切です。

電気つけて寝る

Light Bulb Lightbulb - Free photo on Pixabay (485624)

寝る時に電気をつけたままでないと寝ることができない、と言うタイプの方は暗所恐怖症の可能性が高いです。薄暗い程度でも怖く、電気を完全につけた状態が落ち着く方が特にそうです。

薄暗くでもなんとか眠れるが、できる限り明るくしたいので人が泊まりに来た時や他の人と旅行へ行った時などは迷惑をかけてしまうことになる…と悩む方もいます。

部屋が暗くなった時に何か出てくるのではないか…と考えたり息苦しさを感じるタイプの方は暗所恐怖症です。

夜道が怖い

Road Night Light - Free photo on Pixabay (485625)

特に女性は夜道は怖いと感じるものですし、街灯もほとんどないような道を進むのは男性であっても恐怖を覚えます。ですが、恐怖症ではない人は怖いなと感じつつも進んでいくことができます。

ですが、恐怖症の方はその恐怖心からか立ち止まったまま動けなくなってしまったり、時には気を失ってしまう人もいます。

そのように、自分の意思に反して体が動かなくなってしまったり震えが止まらなくなってしまう場合は暗所恐怖症の可能性が高いです。

台風や雷の日は停電が怖い

Flash Thunderstorm Super Cell - Free photo on Pixabay (485626)

台風の日や雷の日はとにかく何よりも停電になるのが怖くてそればかり心配してしまいます。夜に停電になってしまっても、非常灯などで一夜を過ごせばいいのですが、それが恐怖で仕方なく感じてしまいます。

また、部屋だけではなくて街全体も暗くなってしまうことも耐えられなくなってしまいます。どこへ行っても暗い状況が続いてしまうのでそれがどんどん恐怖心を増加させていきます。

停電になった時のために、非常時でも使えるような照明器具を多めに準備しておかないと不安で仕方ない…と言う方もいます。

映画館が怖い

Cinema Hall Film - Free photo on Pixabay (485627)

映画館へ行くとなんとなくそわそわしてしまって落ち着いて映画を見ることができない、そして途中で映画館を出たくなることも多いと言う方は恐怖症である可能性が大です。

自分ではなんとも思っていなかったのに、映画館がどうしても苦手と言うことから暗所恐怖症かもしれないと気づく方も多いです。

映画館だけではなくて、暗くなる演出があるようなライブハウスなども苦手な方がいます。少しでも暗いと感じるようなところは全て苦手なのです。

地下室やトンネルが怖い

Tunnel Subway Metro - Free photo on Pixabay (485628)

地下室やトンネルも入るだけで不安に襲われてしまう人は暗所恐怖症だけではなくて閉所恐怖症でもある可能性が高いです。

特にトンネルが長く続いていて出口が見えないようなタイプのトンネルはどうしていいかわからなくなってしまうような恐怖に襲われます。

地下室や物置などの照明がほとんどないような場所は中が暗そうに見えるだけでも、中に踏み入れたくない恐怖心に襲われます。結果的に何もできなくなってしまう人もいます。

暗所恐怖症の人は寝るときどうしてる?

Woman Sleeping Sofa - Free photo on Pixabay (485630)

暗所恐怖症の人は基本的に寝る時も電気をつけていなければ不安で眠れなくなってしまいます。暗めの照明でも安心して眠れないのです。

そのため、明々と電気をつけている人がほとんどです。暗所恐怖症の方はどのようにして眠っているのか…自分が暗所恐怖症かもしれないと思っている方はそれを判断のひとつにしてみてください。

まずは寝る時にどんな状況なら安心して眠れるかどうか、これによって暗所恐怖症かもしれない、そうではないかどうかをまず最初の判断をすることができます。

1 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪