2022年4月4日 更新

BMI16は細すぎる?BMI16の外見と細すぎることによる弊害とデメリット

「BMI16は細すぎる」「ぽっちゃりの方が健康で魅力的」など、細い体型に関する否定的な意見が多数見られますよね。それなのに、異性にキャーキャー言われる芸能人のほとんどがスリム体型。BMI16も珍しくなく「芸能人ならBIM16でもいいの?」と不満を感じる人や「やっぱりBMI16が魅力的なんだ」と思った人もいることでしょう。本当にBMI16は、悪いことなのでしょうか?それとも、このまま努力を続けBMI16を目指すべきなのでしょうか?

BMI16は痩せすぎなのか

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ダイエットや美容関連の会話で度々耳にするBMI値。これほど頻繁に使われるワードなのに、意味を知らない人、意味は知っているけれど理想数値がわかっていない人も少なくありません。

また、日本のBMI平均値や海外のBMIなどを知らず、日本のとある読者モデルのBMIなど非常に狭い世界のBMI値に囚われている人も大勢いるのです。まずはBMIを正しく理解するために、意味から平均値まで基本情報を解説していきましょう!

BMIとは

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BMIはBody Mass Indexの略称であり、身長と体重を使って計算する肥満度数を表すものです。体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で算出します。身長160cm/体重60kgだった場合、60÷(1.6×1.6)=23.43...となりBMIは23.44です。

BMIは数値によって、”肥満””前肥満””普通””低体重”などに分けられています。日本では、BMI18.5~25以内が普通体重。それ以上は肥満、以下で低体重(痩せ型)と分類されます。つまりBMI16は、日本では低体重(痩せ型)に該当するということです。

日本と世界のBMI値

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日本では、BMIを3つに分けて判定しています。”低体重(痩せ型)””普通体重””肥満”の三段階です。一方世界保健機構(WHO)では、もう少しBMIを細分化しています。”痩せすぎ”から”肥満(3度)”まで、大きく分けて6つに分類されているのです。

日本と世界の違いは、他にもあります。日本ではBMI18.5未満全てを”低体重(痩せ型)”と分類していますが、WHOでは”16未満(重度の痩せ)””16.00~16.99以下(中度の痩せ)””17.00~18.49以下(軽度の痩せ)”と非常に細かく分けているのです。

つまり肥満と同じように、痩せすぎに対する警戒感・危機感も持っているということなのです。

BMIの平均値

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厚生労働省は国民の健康と栄養実態を把握するため、毎年”国民健康・栄養調査”でBMI調査を行っています。2015年のBMI平均値は、男性23.8/女性22.6でした。日本のBMI平均値は、緩やかに下降しています。

つまり、技術発展や安定した経済活動が続いているのに、日本人は痩せ続けているということです。しかし平均値が18.5以下に突入しているわけではないので、国民の大半が痩せ型というわけではありません。

BMIランキング

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世界179カ国中、日本人男性のBMI値ランキングは117位です。中間よりもやや下の順位ではありますが、それほど危機感を感じませんね。一方日本人女性は、179カ国中162位です。食糧危機に直面している北朝鮮(170位)やインド(170位)と大差ない順位となっています。

BMI16の見た目

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「BMI16は痩せすぎ」「魅力的に見えない」という口コミが散見されますが、果たして本当にそうでしょうか。BMI16の芸能人の外見で検証してみましょう。BMI16の女性芸能人といえば、女優の新川優愛さん(身長166cm/体重45kg)、モデルのローラさん(身長165cm/体重45kg)などです。

女優の北川景子さん(身長160cm/体重42kg)や水川あさみさん(身長163cm/体重43kg)もBMI16前後となっています。外見の魅力度は個人の好みによって大きく異なりますが、BMI16の女性芸能人が必ずしも魅力的ではないとは言い切れませんよね。女優さん、モデルさんどちらも、女性らしさを感じさせる魅力を持っています。

では、男性芸能人はどうでしょうか。俳優の本郷奏多さん(身長174cm/体重50kg)やアーティストのGACKTさん(身長182cm/体重56kg)、お笑い芸人の山根良顕さん(身長180cm/体重54kg)がBMI16前後です。女性芸能人とは違い、筋肉量によって同じBMI16でも外見的特徴が異なりますね。

BMI16のデメリット11個

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BMI16前後の芸能人の容姿を観察してみても「痩せすぎ」「魅力的じゃない」など、極端な外見的デメリットがあるようには思えませんでしたね。それなのに、BMI16は「やばい」「悪影響」という口コミが多々見られます。

その理由は、外見的変化以外にもデメリットが数多く存在するからです。ここからは、BMI16のデメリット11個を詳しく解説していきましょう。

1.魅力的に見えない

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1つ目の理由は、外見的な魅力の低下です。BMI16になると、あばら骨や鎖骨下のデコルテ部分に、骨が浮き出てきます。首や手の甲にも筋が浮き出やすく、非常に不健康に見えてしまうのです。

人間には、より良い遺伝子を残そうとする本能が備わっています。そのため、不健康そうな人の遺伝子を避けようとする傾向が強く、痩せすぎている人に魅力を感じないのです。

特に男性は、視覚情報によって女性が恋愛・結婚対象になるか本能的に判断しているため、不健康な女性に対する抵抗感が強くなります。母体として適しているか、健康状態に問題がないか女性の体型から判断し、一瞬である程度分別しているのです。

2.疲れやすい

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BMI16の痩せすぎ状態になると、非常に疲れやすくなります。すぐに疲れるだけではなく、慢性的なダルさ、疲労感の回復不足が生じるのです。こうした疲れやすさの原因は、鉄不足が要因の1つとなっています。

鉄不足になると頭痛や不眠、抵抗力の低下や食欲不振など様々な体調不良が発生します。疲れやすく、回復も難しくなり悪循環に陥ってしまうのです。鉄を補給するサプリを摂取すれば「疲れやすさも回復するだろう」と思うかもしれませんが、痩せすぎによる疲れやすさは鉄不足だけが原因ではありません。

痩せすぎは、様々な栄養が足りない状態ですから、サプリでは補いきれないのです。

3.太りにくい

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ダイエットを目的とする人にとって「太りにくい」状態は、むしろメリットのように感じるでしょう。しかし太りにくいということは、体内に必要な栄養素を的確に取り込めない状態です。

栄養バランスを崩し、外見の衰えだけではなく内臓機能の不全や障害の誘発など様々なデメリットを引き寄せてしまいます。また太りにくい状態は、拒食症や過食症などの摂食障害の引き金になることもあるのです。

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