2020年3月10日 更新

川崎大師の初詣にはジャニーズが訪れる?混雑のピークや待ち時間!

初詣で人気の神社やお寺の中でも、トップクラスの参拝客数を誇るのが「川崎大師」です。ジャニーズ目当てで訪れるファンも多く、身動きがとれないほど多くの人が訪れますが、混雑する時間を除けば比較的ゆっくりできるようです。今回は川崎大師の初詣について詳しく紹介します。

初詣と言えば川崎大師!

 (816589)

初詣の時期は1年で1番神社が混む日でもあります。全国には初詣で有名な神社やお寺が数多くありますが、その中でも毎年初詣の参拝客数でトップクラスになるのが「川崎大師」です。

初詣と言えば川崎大師と言われるほど川崎大師は有名であり、遠方から初詣のためだけに訪れる人も少なくありません。今回はそんな川崎大師の初詣について詳しく紹介します。

川崎大師について

 (816590)

川崎大師の初詣について紹介する前に、まずは川崎大師がどのようなお寺であるかを紹介します。

川崎大師のご利益や歴史を知ることで、なぜ多くの人が初詣に訪れるのかが分かります。これまでなんとなく初詣に行く神社やお寺を選んでいた人も、今年は川崎大師を訪れてみたくなるかもしれません。

川崎大師はどんなところ?

 (816591)

川崎大師は通称であり、「平間寺」が正式なお寺の名前です。弘法大師を信仰していた平間兼乗という人物が厄除けの祈願を行っていたところ、夢で海にある像を供養してほしいとお告げがありました。

このお告げ通り海に網を投げ入れると、大師の像が引き揚げられたのです。平間兼乗はこの像を供養し続け、草案をむすびました。高野山の尊賢上人はこの話を聞き、1128年に寺を創建しました。

これが川崎大師の歴史の始まりとされています。また、10年に一度川崎大師では、この時に引き揚げられた木像が特別公開されているようです。

川崎大師のご利益

 (816593)

川崎大師は「厄除けのお大師さま」と呼ばれるほど、厄払いのご利益で有名です。関東厄除け三大師にも選ばれており、そのご利益の高さは有名です。特に厄年に当たる男女がお祓いを受けています。

厄除け以外にも「護摩祈祷」は家内安全や商売繁盛で知られていたり、「しょうづかの婆さん」と呼ばれる境内の小さな祠は心身ともに美してくれるご利益があると有名であったりします。

厄除け以外にもご利益があることから、あらゆる願いが叶う場所、ご利益が授かれる場所として多くの人に信仰されています。

川崎大師は初詣発祥の地?

 (816594)

川崎大師は初詣の発祥地としても有名です。昔は人の移動が少なく生まれた地で一生を過ごす人が多かったため、その土地の氏神様のもとで大晦日から元旦にかけて泊まり込む文化がありました。

それが次第に大晦日と元旦に分けて参拝するようになり、元旦に参拝することを「初詣」と呼ぶようになったと言われています。これを最初に言い始めたのが川崎大師とされています。

明治5年に東海道線が開通したことで、信仰を集めていた川崎大師へのアクセスが容易となりました。電鉄会社が「初詣は川崎大師へ!」というキャッチコピーを使い始めたことで、川崎大師=初詣の地との認識が広まりました。

東京市民が郊外の有名寺社に参拝するようになったのもこの頃です。

川崎大師の初詣の混雑具合

 (816597)

全国でもトップクラスの初詣参拝客数を誇る川崎大師ですが、果たしてどれくらい混雑するのでしょうか。ここでは初詣の場合、参拝までにどれくらい並ばなくてはならないのか、どの時間帯が比較的混雑を避けられるのかなどについて紹介します。

川崎大師を訪れたいけれど人ごみは避けたいという人はぜひ参考にしてみてください。

参拝ピークや待ち時間

 (816600)

参拝のピークは、大晦日から元旦にかけてと元旦の午前8時からお昼過ぎです。大晦日からはカウントダウンを川崎大師で迎える人が多く、参拝が終わっても境内に残る人が多いので列が進みにくいです。

また、元旦の朝一で参拝しようと訪れる人が多いのでお昼過ぎまでは大混雑することが多いです。ピーク時に訪れると、参拝まで2時間以上かかることもあるようです。

これらの時間帯に川崎大師を訪れる場合は、いつも以上に防寒対策をしていきましょう。また体調管理に気をつけ、無理をしないように心がけましょう。

大本堂の参拝時間

 (816599)

1月中、通常の大本堂参拝時間は午前6時から午後6時となっています。しかし初詣期間は通常と異なる参拝時間が設けられているため、気を付けましょう。

12月31日の午前6時に大本堂の扉が開かれると、1月1日の午後8時半までは開きっぱなしになっています。また、1月2日、3日は午前6時から午後7時半まで、4日から7日と日曜・祝日は午前6時から午後6時半までです。

1月20日は午前6時から午後9時まで、21日は午前5時半から午後6時半までと変則的になっています。

混雑を避けられる時間帯は?

 (816604)

1月3日までの三が日に初詣を済ます人が多いため、その時期の川崎大師はかなり混雑しています。しかし24時間そのような状態ではなく、三が日でも混雑を避けられる時間帯があります。

それは終電から始発までの間と夕方以降です。多くの人が電車でアクセスするため、車で行ける人や徒歩圏内に住んでいる人は早朝の時間帯がおすすめです。この時間帯でも営業している屋台はあります。

また、午前中に初詣に訪れる人が多いため、夜の時間帯は朝よりも落ち着いていることが多いです。

初詣の期間は?

 (816606)

昔は大晦日から元旦にかけて初詣が行われていましたが、現在では三が日に初詣に出かける人が多いです。中には三が日に初詣を済ませなければいけないと思っている人もいるでしょう。

しかし、1月中の参拝は初詣とみなされ、1月末に参拝しても問題ありません。昨年1年無事に暮らせた感謝を神様に伝え、今年の願掛けを行いましょう。

三が日以外は混雑も落ち着くため、川崎大師への参拝もスムーズにできます。三が日に参拝することにこだわりがない人で混雑を避けたい人におすすめです。ただし6日を過ぎるとほとんどの屋台は撤収してしまいます。

初詣の雰囲気を楽しみたいけれど混雑は苦手だという人は、4日から6日にかけての初詣がいいかもしれません。

1 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪