2020年2月24日 更新

京都の今宮神社は別名・玉の輿神社?あぶり餅のご利益やお守りについても!

京都にはたくさんのパワースポットがありますが今宮神社は恋愛成就に良いと言われています。この記事では玉の輿も目指せる今宮神社についてご紹介します。恋愛成就以外にもあぶり餅やお守りといった品や、御朱印や厄払いなど効果についてもご紹介します。

今宮神社は別名「玉の輿神社」とも呼ばれている神社です。「玉の輿」とは女性が身分が高い地位に就くことを意味しています。

ではどんな理由で玉の輿神社と呼ばれるようになったのか。また今宮神社を訪れるとどんな御利益があるのか。ここからは今宮神社が「玉の輿神社」と呼ばれる理由についてご紹介します。

玉の輿神社と呼ばれる理由

玉の輿神社と呼ばれる理由として「お玉さん(後の桂昌院)」という人物が関係してきます。

京都の西部で八百屋の娘さんであったお玉さんが13歳の時に江戸に入り、側室として大奥に入りました。後に徳川家光に気に入られ将軍徳川綱吉の生母になりました。その後出世街道を歩んだという物語になっています。

この話に基づいてこの今宮神社は「玉の輿神社」と呼ばれるようになりました。

京野菜をあしらった「玉の輿お守り」

京野菜をあしらった「玉の輿お守り」というものがあります。色とりどりのお守りのお守りが用意されており、京野菜に因んだ色をしています。

お守りの効果も多種多様で「子宝・安産」「学業成就」「金運」「交通安全」など様々あります。お守りも基本的に1000円前後で購入することができます。

あなたも自分にお願いに合ったお守りを購入するようにしましょう。また様々な色をしたお守りが用意されているのであなたが好きな色を購入することができます。

今宮神社の見どころ・イベント情報

今宮神社では様々な見どころやイベントがあります。今宮神社では様々な祭事や舞の奉納が行われており、神様への信仰として行われています。

また祭事で行われている舞は京都府民が代々受け継いだ伝統ある踊りでもあります。そのため、祭事に行われている舞の奉納も日本文化の1つなのです。とても賑わうので、非常に活気のある祭事になります。

ここからはその祭事等の今宮神社の見どころとイベント情報についてご紹介します。開催期間が限られているので、訪れた時に祭事が開かれているのであれば、是非とも参加しましょう。

阿呆賢

先述した 阿呆賢(あほかし)さんは神占石(かみうちいし)とも呼ばれる石で、病弱な人がこの石を撫でてから自分の体の悪いところを触ると健康になるという伝承があります。

また他の名前として重軽石(おもかるいし)とも呼ばれています。手順としては石を手の平で軽く三回ほど叩き、持ち上げます。その後願い事を込めて手の平で三回なでて持ち上げてみて、軽くなっていると感じれば願いが成就すると言われています。

今宮市手作りフリーマーケット

今宮市手作りフリーマーケットは今宮神社で開かれている地域とのコミュニケーションを図って、楽しい交流の場となることを目的として開かれています。今宮市手作りフリーマーケットは原則として毎月1日(5月を除く)に行われています。

出店・販売されるものとしては手作り品やアンティーク、古着、サイクル用品など様々です。開催時間は10時から15時までの5時間だけとなっています。

やすらい祭

やすらい祭は今宮神社で行われる大祭の1つです。漢字で表記すると「安楽祭」「夜須礼祭」となります。国の重要無形民族文化財に指定されているお祭りで「鞍馬の火祭」「太秦の牛祭」と同じ京都三大奇祭の1つに数えられているお祭りになります。

平安時代が発祥とされており、その当時の京都では疫病や災害に蔓延していました。またそのような天変地異は必ず花が散り始める3月に起こっていました。そのため、花の霊を鎮めるためのお祭りとしてやすらい祭が誕生しました。

お祭りとしては代々受け継いだ踊りを太鼓や鐘を叩きながら街をくまなく歩きます。最後に今宮神社で参拝をし、無病息災を祈願するのが一連の流れになっています。

今宮祭

今宮祭は京都の西陣の中でも特に有名なお祭りとして知られています。お祭りは5月5日の神幸祭(しんこうさい)、5月15日付近の日曜日の還幸祭、5月19日に開かれる神輿おさめの順番に行われます。

祭礼期間中の御旅所では湯立祭(ゆたてさい)が行われており、参詣者は巫女が振りかける聖なるお湯に入浴をし、体を清めるというお祭りになります。

今宮祭の祭は合計で3回あり、今宮祭は基本的には全てのお祭りをさす言葉となります。

例祭

今宮神社での例祭は世の中の安寧を祈り、災いがないようにするためのお祭りです。毎年10月9日に行われています。また前日の10月8日には例祭前夕神事として篝火(かがりび)を灯します。そして御神楽「人長舞(にんちょうまい)」が神社に奉納されます。

例祭当日は楽人5人と踊人6人の計11人による神事舞である「東遊(あずまあそび)」が行われ、神社に奉納されます。日本伝統の舞である東遊はこれらの祭事に行われることから「東舞」「駿河舞」と呼ばれることもあり、神事舞の代表格とも言える踊りになります。

今宮神社周辺の観光スポット

ここまで今宮神社に関する情報についてお伝えしてきましたが、今宮神社の周辺も観光地として非常に人気のある場所が多数存在しています。そのため多くの観光ツアーでは今宮神社と共に今宮神社周辺のプランが作られることも珍しくありません。

ここからは今宮神社周辺にある観光スポットを3つほどご紹介します。今宮神社周辺には数多くの観光スポットがありますが、特に人気のある観光スポットを厳選して選んでご紹介します。

鹿苑寺(金閣寺)

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