2019年11月23日 更新

ゲイとホモの違いとは?相手を傷つけない為にも知っておきたいこと

性癖や性自認で真剣に悩んでいる人達は、簡単にカミングアウト出来ません。性的マイノリティと呼ばれるLGBTの認知度は上がってきましたが、イマイチ用語や区別などを理解していない人も多いでしょう。今回は、相手を傷つけない為にも、ゲイとホモの違いについて紹介します。

ゲイとホモの明確な違いとは

Rainbow Man Homosexuality - Free image on Pixabay (745403)

日本では古来より、戦国武将や僧侶、一般人に至るまで、多くの男性達が衆道(しゅどう)や男色(だんしょく)と呼ばれる、男性同士でのセックスは、男の嗜みとして認識されていた時代が長くありました。

しかし、明治維新後、キリスト教文化が入り込んでからの日本では、徐々に気持ちの悪いもの、理解出来ないものとして、受け入れられないという人達が増えたのです。最近になって、LGBTという言葉と共に、差別を叫ぶ人達が増えてきましたが、実は新たな差別利権と国民分断工作の為に、共産主義思想者が声を大にして煽っているのが実態です。

同じようなものにアイヌ利権もありますが、行き過ぎた差別という叫びは、逆に多数派(マジョリティ)の反感を増やしているだけなのです。その影で、本当に悩んでいる人達の声が聞こえにくくなっているでしょう。今回は、密かに悩んでいる人を傷つけない為にも、LGBTの区別と性癖と心の病気なども含め、ゲイとホモの違いを解説していきます。

ゲイとホモの違い

Question Mark Survey - Free photo on Pixabay (745406)

LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略称です。呼び方を聞いたとしても、自分の性別に疑問を持つことが無く、男女間との恋愛以外はまるで考えたことが無いというマジョリティ(多数派)には、LGBTについて詳しく理解することが出来ません。

中でも、よく使われるゲイとホモの違いは、まるで分からないという人も多いでしょう。また、自分の性認識や性癖などがあやふやである思春期前後の若者は、狭い社会の中で何となく違和感を感じていたり、思い込みで自分が異常なのではないか?と悩んでいる人もいるかもしれません。

その時、自分はゲイなのか、それともホモなのか?というLGBTの区別がよく分からないと、益々混乱してしまいます。また、マジョリティとしても、相手に間違えた認識をしてしまえば、密かに傷つけてしまう恐れもあるのです。ここではまず、ゲイとホモの違いについて解説していきます。

ゲイ=男性同性愛者

Couple Gay Love - Free photo on Pixabay (745408)

冒頭でも触れたように、LGBTは男女平等や、禁煙、障害者などの弱者(部落問題を含む)、そして中国、韓国人(北朝鮮、在日含む)だけがことさら騒ぎ立てる外国人差別と同様、共産主義思想者が仕掛けた国民分断工作と差別利権の一環です。

弱者を振り回し、マジョリティ(多数派)を追い詰め、いわゆる普通の人達が普通の生活をすることの妨害や、好き嫌いを表す権利を破壊しているのです。まずは、そのことを忘れてはいけません。LGBTの中でも、本当に心や脳、ホルモンなどの関係で生まれつきの問題があるのは、トランスジェンダー(性同一性障害)の人だけです。

レズビアン、ゲイ、バイセクシャルはただの性癖であり、マジョリティからすれば、差別するつもりは無くとも、その性癖の対象が自分に向かう時、嫌悪感や拒絶感を持つことは差別では無く、仕方の無いことだと言えるでしょう。しかし、普通の男女の恋愛と同様、好みでない相手を拒否する権利はマジョリティにもあるのです。それらを踏まえて説明すると、ゲイは男として男性を好きになり、性欲も湧き上がるという男性同性愛者のことを指していますが、相手がゲイでもノンケでも対象になってしまいます。

ホモ=同性愛者

Rainbow Homosexuality Before - Free vector graphic on Pixabay (745410)

ゲイと同じように、男性が男性を好きな人として「ホモ」という言葉も使われていますが、本来はホモセクシュアルという言葉の略語で、正しくは同性愛者のことを指しています。

同性愛者ということは、男同士も含まれますが、女同士のレズビアンもホモに含まれるのです。最近では、差別利権の為に言葉狩り(ポリティカル・コレクトネス:略してポリコレ)を煽り過ぎていますが、ホモは差別用語だと騒ぐ人達も多いでしょう。

しかし、他人事であれば、誰しもが人の性癖や恋愛感情に対してあまり差別する気も起りません。ただ、やはり、ノーマルな性癖や恋愛感情を持つ人達にとって、性の対象にされるということは恐怖であり、拒否する権利もあるということを同性愛者も当然理解する必要があるのです。それは男女間でも全く変わりは無く、受け入れを強制することや、差別だと騒ぎ立てるのは、刑事犯罪になることを忘れないようにしましょう。

オネエとオカマの違い

Drag Queen Beautiful Fun - Free photo on Pixabay (745414)

ゲイとホモのように、オネエやオカマという言葉があります。冒頭でも少し触れましたが、日本では戦国時代の武将達や、僧侶、歌舞伎役者など男同士でのセックスは嗜みだった時代がありました。また、若い歌舞伎役者達が、資金稼ぎやパトロン探しの為に、男が身体を売る「陰間(かげま)」と呼ばれる風俗もあったのです。

明治維新後、キリスト教文化と白人が入り込んだことにより、男同士のセックスは拒否されるようになりましたが、多少の土台があったせいか、日本ではオネエやオカマキャラのタレントが戦後から多く登場し、人々はわりとすんなり受け入れていると言っても良いでしょう。

古くは、美輪明宏やピーター、おすぎとピーコ、美川憲一、現代であれば尾木ママや植松晃士など、たくさんのオネエやオカマと呼ばれる人達が活躍しているのです。しかし、実はオネエとオカマにも違いがありました。ここでは、その違いについて紹介していきます。

オネエ=女性らしい所作や言葉遣いをする男性

Happy Man Adult - Free photo on Pixabay (745418)

オネエとは、女性らしい所作や言葉遣いをする男性のことで、全ての人達が女装しているとは限りません。昭和後期以降、女のほうが女性らしさを失い、所作や言葉遣いの乱れが激しい中で、オネエたちは殊更に女性らしい話し方をします。

ゲイの人達がオネエ言葉と呼ばれる、女性らしい話し方をする為に、全ての人達がゲイと勘違いする人も多いでしょうが、実は普通に男女間の恋愛をする人も多いのです。

男女共に、必ず男性性(陽)・女性性(陰)を持ち合わせていますが、オネエの人達は女性性が強い人達なのかもしれません。美しいものや可愛いものが好きだったり、相手に対しての思いやりや、警戒心を解く為の柔らかさを表しコミュニケーションの手段として、オネエ言葉を使うという人もいます。

オカマ=同性愛者

Nude Mirror Confusion - Free photo on Pixabay (745421)

オカマは同性愛者に使われる言葉ですが、一般的にはゲイに対して使われる方が多いでしょう。しかし、セックスの際には、オネエ言葉を使っているからと言って、全ての人達が受け手(ネコ:男女間でいう女性側)になるかと言えばそうとは限らず、攻め手(タチ:男女間でいう男性側)のこともあります。

また、オカマという言葉は、わりと同性愛者を揶揄したり、嘲りなどに使われるものですが、本人がオカマだと自嘲気味に使う以外は、密かに傷ついている場合も多い為、他人に向けてあまり言わない方が良いでしょう。

オカマ=女装している男性同性愛者を示す場合もある

Drag Queen Cute Curly - Free photo on Pixabay (745423)

揶揄や嘲笑として使われるオカマという言葉は、女装してオネエ言葉を使う男性にも使われます。先程少し触れた、美輪明宏やカルーセル麻紀などは、当初オカマと呼ばれていたのですが、本人達はその呼び方を拒否したのです。2人はそのことで、オカマを自称するおすぎとピーコに対して激怒したこともありました。

2人共、同性愛者だということに違いはありません。しかし、美輪明宏は女装してはいますが、本人的には女性になりたいと思ったことは1度たりとも無いと公言し、逆にカルーセル麻紀は、性同一性障害で女性になりたかった人で、性転換手術も受け、現在は戸籍上も女性になることが出来ました。

マツコ・デラックスや、IKKOも性転換手術を受けていませんが、はるな愛やカバちゃんなどは、手術も受けて戸籍も女性となったように、オカマと呼ばれ、女装する人達の中にも様々な違いや悩みがあるのです。

ゲイやホモの誤解されやすい部分

Argument Angry Silhouette - Free vector graphic on Pixabay (745426)

同じ同性愛者でも、人それぞれに細かい拘りがあり、マジョリティ(多数派)にとっては理解しづらい程、複雑な心を持っています。

そのような状況の中で、共産主義思想者が煽り立て、差別利権に利用されているLGBT問題が追い打ちを掛けている為、我慢だけを強いられるマジョリティ達の拒否感や、憎しみの感情が高まってきているのが現状なのです。

そのせいで、ただでさえ理解出来ないゲイやホモなどの、セクシャルマイノリティに対する複雑な心理などは益々誤解を生んでいるのでしょう。LGBTの当事者達も、自分が何者なのか、ただの性癖なのかなどの悩みを増やしています。ここでは、互いに理解を深める為にも、ゲイやホモの誤解されやすい部分を紹介します。

1 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪