2019年7月28日 更新

和姦の意味とは?強姦との違いや男性が気を付けるべきこと

和姦とは単純に合意の上でするセックスのことだと思っていませんか。実はもっと深い意味があるのです。強姦や輪姦とはどう違うのか。和姦のつもりでセックスしたのに強姦されたと訴えられないように知らないでは済まない和姦の本当の意味や類義語を見てみましょう。

強姦との連想から和姦を合意の上でのセックスのことだと間違って理解していないでしょうか。これは法律の専門家の書かれた記事でも謝った使い方をされていることがあるくらい間違いやすいポイントなのです。詳しく見ていきましょう。

和姦は不倫関係を指す言葉

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正確にいうと和姦は「男女ともに合意のある不倫」のことを指す言葉です。ですから結婚前の男女が合意でセックスをすることを和姦とは言いません。あくまでも男女どちらか、または両方が結婚していて、その配偶者以外の異性とセックスすることをいうのです。

「姦」という言葉は「不倫」を含む意味

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もともと「姦」という漢字自体に「不倫」の意味が含まれています。不倫は本来「人の道に背く」という意味です。現在は不倫=姦通と同じ意味で使われることが多いです。不倫のことを浮気と表現することも多いですが、浮気は心変わりを指す言葉で結婚前の恋人同士の間でも使われますが不倫は婚姻関係が前提となりますので同義語ではありません。

「姦」の意味

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「姦」を辞書で調べてみると音読みで「カン」訓読で「みだら」「よこしま」「かしましい」とあり、強姦・相姦・輪姦・和姦などの「不倫をする。女性をおかす。」の意味と「正道にそむく。悪賢い」の意味がまず出てきます。

これは共に「正しいことでないことをする」ということで共通しています。この意味の中に「男女間の不義。女性をおかす。」の意味も含まれます。その他には「わるがしこい。よこしま。」「かしましい。おしゃべりでうるさい。やかましい」の意味もありますので、さらに詳しく知りたい方は調べてみてください。

「姦」が使われる言葉にはマニアックな言葉も。

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「姦」という字の意味がもともと「正道ではない」というところから、「姦」が使われる言葉には今でいうマニアックな意味を持つ言葉も多く見られます。「姦」が使われマニアックな言葉をいくつか見ていきましょう。

近親相姦

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近親相姦は血縁の近い親子や兄弟などによる性的行為のことです。英語ではインセスト(incest)といいます。近親相姦は世界中の多くの文化でいけない事とされていて、このことをインセスト・タブーと呼びます。

近親相姦、つまり近親者の間での性的行為は男女の間だけでなく同性間でも発生し、大人同士だけでなく大人と子供、子供同士といった間でも起こります。

親族としてどこまでの範囲を近親相姦とするか、どこからどこまでを性的行為とみなすかなどに関しては文化的な違いが大きく、法律で近親間の合意の性的行為を犯罪とするかどうかは国によっても判断が違っています。

異種姦

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同人誌漫画などサブカルチャー系フィクション作品における架空の性交渉のことで、違う種族間でのセックスなどのことを指します。「獣姦」は現実でもあり得ますが、「異種姦」はさらに範囲を広げ、種別の違った生物との性行為として描かれます。

狭くいうと人型生物と人型をしていない生物との異種交配のことをいうのですが、異種姦についての細かい定義はあまり議論されていないので、例えば肌が緑色の人型の宇宙人と地球人とのセックスがこれにあたるかどうかの判断は人によってまちまちです。

獣姦

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獣姦は人間が他の動物と行う性行為を指す言葉です。 人間が他の動物に対して性的な魅力を感じる性的倒錯を日本語では動物性愛、英語ではズーフィリア(Zoophilia)と呼びます。

獣姦は歴史的に宗教的な戒律から禁じられていて聖書の『出エジプト記』22章には「全て獣と寝る者は必ず死刑に処される」と書かれていますし、中世ヨーロッパなどでは動物と性行為をした人間は男女ともに魔女狩りでその動物と一緒に処刑されたという話も残っています。

また古代インカでは放牧した家畜に餌の草を求めてかなりの距離を遠征していましたが、その際に仕事をおこなう男性は何週間も家族と離れて生活する孤独を癒すためにヤギやリャマと性行為をおこない発散していたと言われています。

視姦

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視姦とは性的対象である人を見つめることで辱めて性的な興奮を得る行為のことです。ここで気をつけたいのは隠れて覗き見する窃視とは分けて考えることです。視姦は相手に見られる自覚があることを前提とします。

視姦する主体の人は相手に直接的な接触は行わず、言葉などで恥ずかしい体勢などを要求したりして辱めることにより性的興奮を高めるのです。

屍姦

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屍姦とは死体とセックスすることをいいます。広くいえば死体に対して欲情する性的嗜好も含めることもあり、死体性愛、死体愛好、ネクロフィリア(necrophilia)とも呼ばれる性的倒錯のことを指します。

屍姦は他の性的倒錯と同じように人類の歴史において非常に古くからあったと考えられていますが、異常な行為として秘密にされたせいか文献などで実例を見つけるのは非常に難しいとされています。

記録に残っているものの例としては、ヘロドトスの『歴史』第2巻において古代エジプトでは高位の者の妻や美しい女が死んだ場合にミイラ職人に屍姦されることを嫌って、死んで数日たった後に死体を渡していたと書かれています。
Mummy Egypt Pharaoh - Free photo on Pixabay (294123)

古代において屍姦は魔術的な意味を持っていたと考えられモチェ文化では廃墟で生者と性行為をする骸骨の死者が描かれている陶器が発見されたりしています。中国の正史『晋書』には西晋の親王司馬榦の死体性愛の嗜好が書かれていますし、東晋の干宝の『捜神記』には後漢の桓帝の妃嬪の墓が盗掘された時、その遺体が生前と変わらず美しかったので盗賊たちが先を争って遺体と性行為をしたという記述もあります。

変わったところでは18世紀フランスの売春宿で女性が棺桶の中で死体のふりをして修道士のコスプレをした男性とプレイを楽しむという屍姦的なサービスあったといわれています。かなりマニアックなイメクラという感じのサービスですが当時の一部の人間にかなりの人気があったといわれています。

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