2022年2月3日 更新

もしかしてシャドバンされてる?シャドバンの確認・解除方法とシャドバンされる理由

昨日と同じようにTwitterを使っているのに、なんだかフォロワーの反応が「いまいちだな…」と感じたり、この頃リツイートやいいねの数が極端に減ってきたと感じたことはありませんか?もしかしたらそれ、シャドバンされている可能性があります。「シャドバンは都市伝説じゃないの?」と考えている人もいるでしょう。しかし実際に、シャドバンは存在するのです。あなたの大切なアカウントも、もしかしたら既にシャドバンされている可能性が…!

ソフトペナルティ「シャドバン」とは

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シャドバンの怖いところは、シャドバンされる前と後で本人の操作に何ら変化がないところ。つまり、シャドバンされても本人は気付けないのです。「気付かないならそれでいいじゃないか」と思う人もいることでしょう。

しかしシャドバンは、Twitter側が与えるペナルティですから、アカウント保有者にとって必ずデメリットが存在するのです。シャドバンによってどんなデメリットが生じるのか、またシャドバンとはどういった状況なのか詳しく解説していきましょう。

シャドバンとは

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シャドバンとは、不適切なアカウントにたいしてTwitter社が行っているソフトペナルティのことです。不適切な行為、Twitter社が設けている規約を違反すると、そのアカウントは通常Banされます。Banされると該当アカウントは本人及び他人から検索できなくなり、アカウントそのものを開こうとしてもアクセスできません。

手違いでBanされた場合は、Twitterヘルプセンターと長いやり取りを経てBan解除されることもありますが、ほとんどの場合1度Banされたアカウントは二度と使用できなくなるのです。シャドバンは、こうした半永久的なアカウント凍結とは違い、本人はこれまで通り使用することができます。投稿したり、リツイートやいいねを送ることもできるのです。

しかし、検索に表示されなくなったり、リプライが見られなくなるなど段階的なペナルティが課せられます。つまり、シャドバンされると他者のアクションが徐々に減りやすく、アクションを増やしていくことも難しい状況になるということです。

シャドバンに対するTwitterの公式見解

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シャドバンについて、Twitterは公式に否定しています。シャドバンという簡易的で軽度なペナルティ制度は設けていないと発表しているのです。しかし同時に、アカウントのランキング付けは行っていることを発表しました。
率直に申し上げると、Twitterではシャドウバンを行っておらず、過去に行ったこともありません。ただしTwitterでは、利用者の皆様がより快適に利用できる環境を構築するため、ツイートのランク付けを行っているため、あなたがフォローしているアカウントのツイートは常に表示されます。詳細については、Twitterのブログ記事をご覧ください。
Twitter社が適切だと認めたアカウントは上位ランク、不適切または不審だと感じたアカウントは下位ランクとし、それぞれに見合った利用範囲が設定されているということです。こうしたランキング付けと、ランキングに見合った利用範囲制度が、巷で噂されるシャドバンということになります。

シャドバンされるとどうなる?

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シャドバンには4種類存在し、それぞれに異なるペナルティ及び利用範囲が設けられています。また、アカウント停止であるBanにたいする解除方法は発表されていますが、シャドバンにたいする解除または変更手続き方法は開示されていません。

Twitter社がシャドバンを認めていないのですから、関連手続きが発表されないのも納得です。そのため、万が一シャドバンされていた場合、シャドバンのままアカウントを使い続けるか、新しいアカウントを作成し1から始めるかの2択しかありません。

シャドバンの確認方法

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シャドバンされているか否かを確認する方法は、いくつか存在します。例えば、知り合いのアカウントに頼んで、自身のアカウントやハッシュタグを検索してもらう方法です。非表示設定等行っていないにも関わらず、検索しても表示されなければ何かしらのペナルティが課せられている可能性があります。

またより明確に調べられるサイトも存在します。サイト「Twitter Shadowban Test」で該当のアカウントを検索すると、シャドバンされている項目が赤字で表示されるので非常にわかりやすいです。
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シャドバンされていなければ、全ての項目が緑字で表示されます
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もしシャドバンされていれば、上記のように赤字で表示されます。

シャドバンの種類

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シャドバンにはいくつか種類が存在し、それぞれにペナルティが存在します。またシャドバンはどれか1つだけ設定されるものではなく、複数設定されそれぞれのペナルティを同時に課されることもあるのです。

つまり、シャドバンされる件数が多ければ、それだけアカウントの行動が制限されるということになります。それではここから、シャドバンの種類と、課せられるペナルティについて解説していきましょう。

Search Suggestion Ban(サーチサジェッションバン)

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チェックサイトの一番最初に表示されている”Search Suggestion Ban”は、比較的頻度が高いシャドバンの1つです。最も多く設定されるシャドバンの1つで、軽度のペナルティが設定されています。他者がTwitterで検索した時、該当のアカウントが表示されないというペナルティが課せられるシャドバンです。

Twitterを使用する時、ハッシュタグを検索したり、関連事項を検索欄で検索しますね。その検索にヒットしたアカウントが表示され、興味深いと感じたアカウントをフォローします。つまり、検索に表示されなくなると、こうした新規フォロワーの獲得が難しくなるということです。

”Search Suggestion Ban”は検索結果に表示されなくなるだけなので、フォロワーのタイムラインやホーム画面にはこれまでどおり表示されます。そのため、フォロワー獲得を目的としていないアカウントであればそれほどデメリットを感じないでしょう。

Search Ban(サーチバン)

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前項の”Search Suggestion Ban”よりも重いペナルティが課せられるのが”Search Ban”です。”Search Suggestion Ban”は全ての検索にヒットしなくなるわけではありません。

”センシティブな内容を含むツイート”を表示設定していれば、検索で見つけることができます。しかし”Search Ban”は、全てのユーザーが検索しても見つからない状態になっているのです。

既に決まったコミュニティがあり、フォロワーをこれ以上増やす必要がない人にとっては何ら問題ありませんが、収益化や影響力拡大を求めているユーザーにとっては非常にデメリットとなるでしょう。

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