2019年7月17日 更新

パリ症候群の症状とは?日本人女性が陥りやすい原因と改善方法

日本人のためにつくられる日本の報道は、海外の反応とは違います。特にパリは、女性にとって特別であるような報道のされ方をしますが、信じて暮らしてみると「こんなはずではなかったのに」は、珍しくない海外生活あるあるで、それが『パリ症候群』と呼ばれるものの正体です。

目次

せっかく新しく暮らす憧れのパリや海外で、パリ症候群にならないために、ここではパリ症候群の予防方法について紹介していきます。

要は「現実を知っておこう」ということです。難しいことではありません。夢は夢のままだけなら現実を知る必要はありませんが、現実に入って暮らしていくなら、先に現実を知っておく方が安全です。

どちらにしろ知らされる情報は、嘘のものでは意味がありませんし危険です。何事も、先に知っておくことで対応しやすくなります。日本人情報も知っておくことをおすすめします。

旅行と日常は異なると理解する

Girl Blonde Hotel - Free photo on Pixabay (479311)

たまに変える実家も、たまに帰るから「客人扱い」「特別扱い」してくれます。ずっと一緒に住むことになれば、家のルールに従わなければならないことは、誰でも知っているはずです。

なので、旅行先で「客人扱い」「特別扱い」してくれても、そこで暮らすとなれば、そこでのめんどくさい人間関係や、そこで決まっているルールに従わなければならないことは当たり前です。

旅行でなく生活では「してくれて当たり前」ではなく「自分で対応するのが当たり前」です。

現実を正しく理解する

Ch Farming The Korean Countryside - Free photo on Pixabay (479312)

情報は移り変わります。10年前正しかった情報は腐っていることがあります。なので「10年前に旅行で行った」滞在先の情報は、新たに暮らしていく先の情報としては不十分です。

気候や政治経済など、生活に直結してくる部分の情報が欠如していると、暮らしていくときに気持ちに余裕を持って暮らしていきにくくなります。

今では、ネットひとつあればいろんな情報を検索できます。誰かが誰かのお金のために操作した情報ではなく、自分の知りたい部分の現実を自分の解釈で知ることができます。

メディアやSNSの情報を鵜呑みにしない

Children Tv Child - Free photo on Pixabay (479313)

メディアの情報は「過剰で偏っているもの」ということがお分かりいただけたと思いますが、ネットの情報もすべて正しいわけではありません。

ネットがあれば何でも検索しやすいのも事実ですが、その分『フェイクニュース』が多くなるのもネットです。どの情報を正しいと解釈するのかは自分の判断にかかってきます。

過剰に「これはこうなはず」と決めてかかると、後でとんでもなく振り回されます。決めてかかるのでなく「かもしれない」と、とりあえず頭に入れおく程度でちょうど良いのです。

文化や歴史を学んでから判断する

Compass Map Nautical - Free image on Pixabay (479314)

物事は点や線で判断されるものではなく、球体で判断されるものなので、同じ出来事でもいろんな見方をされます。ここから見える景色は赤くて四角でも、また違った場所からは黄色く丸く見えたりするものです。

特にヨーロッパの歴史は、ヨーロッパ以外の人にはそんなに簡単に理解できるものではありませんし、白黒簡単に判断つくほど薄っぺらいものではありません。

偏った場所から表面のうわばみだけをすくったような情報を流されがちな日本のメディアから、ヨーロッパのことを知るのは無理と言い切ってよいほど至難の業です。

それぞれの国には良いところも悪いところも存在する

Eiffel Tower Paris France - Free photo on Pixabay (479138)

日本はなぜか、昔から「日本はまだまだダメだ」「アメリカはこんなに優れているのに」「パリはこんなに満たされた国なのに」ということを過剰にあおります。どんな物事でも、日本で認められるだけのものはダメで、海外からの『逆輸入』という言葉をより好みます。

ですが、マスメディアから流されて洗脳されて憧れていた日本や海外の現実を知ることで、かえって日本のことを「やはり日本が一番」と愛し始めることは珍しくありません。日本人であることに自信を持たせてくれたりもします。悪いことだけではないので、心配し過ぎずに楽しみましょう!

5 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪