2019年5月3日 更新

クレーマーの心理と特徴!上手な対応や撃退方法と異常な事例も

クレームを入れる人のなかには、異常な言い分をして対応する側を困らせるクレーマーが存在します。クレームをつける心理や特徴にはどういうものがあるのでしょうか。この記事では、実際に遭遇したときの対応方法や、悪質なクレーマーの撃退方法を事例と共にご紹介。

目次

クレーマーとは

Japanese Male Businessman - Free image on Pixabay (252058)

働いている上で誰もが遭遇したことのあるクレーマーですが、具体的にどのような人のことを言うのでしょうか。ここでは、クレーマーの意味や時代と共に変化しているクレーマーの実態についてご紹介します。

クレーマーの意味

Book Hardcover Text - Free photo on Pixabay (252057)

クレーマーとは、あらゆるサービスにおいて過剰な要求をしたり、理不尽な苦情を述べる人のことを言います。年々深刻化しており、精神的苦痛から心を病んでしまう労働者が増えているのです。

クレーマーの多くは、理不尽であることやおかしいことをしているという自覚がなく、周囲が驚くようなクレームを平気で言います。そのため、クレーマーへの対応はマニュアル化しづらく、その場を平和に解決させるのはとても困難です。

30年前に比べて5倍に増加している

Profits Revenue Business - Free image on Pixabay (252056)

最近では、クレーマーに関するエピソード、ニュースを目にすることが増えました。昔よりインターネットが普及したことも理由の1つですが、さまざまな調査によりクレーマー自体が増加傾向にあることがわかっています。

その数は30年前に比べておよそ5倍に増えており、40代以上の中高年に多いことから少子高齢化社会が影響しているのでは、という意見が多いようです。

「キレやすい」というイメージから若者に多いと考えている人も少なくないのですが、意外にもその実態は中高年が半分以上を占めています。

クレーマーの心理と特徴

Mindmap Brainstorm Idea - Free photo on Pixabay (252055)

クレーマーはなぜ中高年に多く、増加してきているのでしょうか。その原因を知るには、まずはクレーマーの心理と特徴を知る必要があります。

理不尽に怒ったり、労働者に過剰な要求をする人はどのような理由からその行為に至ったのでしょうか。

自分の方が偉いと思わせたい

Laptop Computer Browser - Free photo on Pixabay (252054)

クレームを入れるのは利用する客側です。そのため、従業員よりも客のほうが偉い、という思考からクレーマーになる人がいます。特に中高年のクレーマーに多いのが、従業員よりも知識や経験があることから「自分が教育してあげている」という思考です。

色んなお店に食べに行ったことがあるから飲食店にクレームを入れる、働いていた経験があるからクレームを入れる、など自分が優位に立てる場所を選んでいるのです。

自分の方が偉いと思わせたい心理が隠れているので、従業員にタメ口を使う人に多い傾向があります。

自分の弱さを隠したい

Desperate Stress Stressed - Free vector graphic on Pixabay (252053)

攻撃的な人は意外と打たれ弱かったり、別の場所では弱い立場にいる場合があります。舐められたくないという思いから、従業員に当たるクレーマーに多いパターンです。

こういったクレーマーは自分より年上の相手や強そうな男性の前ではなく、新人や若い女性の従業員に攻撃的になる傾向があります。自分の弱さを隠したいという心理から、弱そうな相手にしかクレーマーにならないのです。

精神的な弱さからクレーマーになることもありますが、社会的立場の弱さが原因で自分より下の人間をいじめたいという思考になる人も。

誰かと話したい

Woman Sorry Depression - Free photo on Pixabay (252052)

話し相手が欲しい、寂しさを紛らわしたい・・・こんな子供のような心理でクレーマーになる人も少なくありません。特に電話でクレームを入れてくる人に多く、激しく怒るというよりは小さな内容のクレームを長々と話し続けるのが特徴。

満足すれば友好的になるので対応しやすいものの、忙しい勤務中に時間をかけて対応をしなければならないという点が大変です。

こちらが手短に済ませようとしたら人が変わったように怒り出す、というパターンも。このようなクレーマーには、寂しさを軽減してあげるような話し方が求められます。

認知欲求

Man Person Frustration - Free photo on Pixabay (252049)

認知欲求が強く、誰かに認められたいという心理がクレーマーに繋がるケース。従業員と客の関係では自分の言い分を受け入れてもらいやすいことから、常習化しやすいようです。

承認欲求が満たされることが目的なので、少しでも否定的なことを言われると激昂するなど、状況が悪化します。また、自分の存在を認めてほしいという心理が隠れていることも。

そういったクレーマーの多くは、文句よりもアドバイスのような内容のクレームを入れてくる傾向があります。「前向きに検討します」「おっしゃる通りです」と肯定することが対応策です。

ストレス解消

Silhouette Couple People Man - Free vector graphic on Pixabay (252047)

ストレス社会の影響からか、ただストレスを発散したいが為に従業員に当たるクレーマーが増えてきています。とりあえず謝らせたい、怒りをぶつけたいという心理からくるものなので、クレームの内容がめちゃくちゃであることもしばしば。

普段ストレスが溜まりやすい生活をしている人で、解消方法がわからずクレーマーになってしまうこともあります。そのため、クレームを言うタイプではないという人も注意が必要です。ストレス解消方法についてはこちらの記事でまとめています。

注意!クレーマーにやってはいけない対応

Sign Designation Of The No - Free vector graphic on Pixabay (252046)

1 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪

女好きの特徴と心理!彼氏が女好きな時の対処法と女好きの芸能人も

女好きの特徴と心理!彼氏が女好きな時の対処法と女好きの芸能人も

彼氏や好きな人が女好き...女好きの特徴やその心理とは?ナンパで知り合った人を好きになりそうだけど少し心配、女好きって病気なのかな?など不安や疑問にお答えし、対処法も紹介します。また女好きで有名な芸能人も併せて紹介します。
人のせいにする人の心理や特徴と対処法!病気の可能性と治す方法も

人のせいにする人の心理や特徴と対処法!病気の可能性と治す方法も

仕事に対してまじめな人もいればそうでない人もいます。自分の失敗を人のせいにする人の心理や特徴をご紹介するので確認しておきましょう。また、自分のせいにされたときの対処法も知っていると役立ちます。簡単に治す癖ではなく病気の可能性もあるので簡単には判断できません。
ドリームキラーの特徴と心理とは?夢を邪魔されないための対処法も

ドリームキラーの特徴と心理とは?夢を邪魔されないための対処法も

ドリームキラーという言葉を知っていますか?文字通り「夢を殺す人」という意味があります。自分の夢を語った時、その夢を否定された経験はありませんか?その夢を否定した相手が「ドリームキラー」なのです。では、ドリームキラーの事を詳しく知っていきましょう。
話の腰を折る人の特徴と心理!すぐにの腰を折る人への対処法は?

話の腰を折る人の特徴と心理!すぐにの腰を折る人への対処法は?

「話の腰を折る」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。この記事では意味だけではなく語源や例文もご紹介します。実際に話の腰を折る人の心理や対処法もあるので参考にしてください。自分が話の腰を折っている場合は注意が必要です。直す努力をした方が良いでしょう。
クレーマーの心理と特徴!モンスタークレーマーになりやすい人と対処法

クレーマーの心理と特徴!モンスタークレーマーになりやすい人と対処法

仕事をしていると、多くの人が経験するクレーマーの対応。中にはモンスタークレーマーと呼ばれる存在もあります。そんなクレーマーの心理や特徴を理解し、どのように対処したら良いのかをご紹介いたします。これが分かるだけで、上手く対処でき仕事のストレスが大幅に減ります。

この記事のキーワード