目次
大神島は島全体がパワースポット!
宮古島から北北東へ約4kmほどの場所にある離島・大神島。島内全体が聖域と言われ、神様のいる島と呼ばれています。この島には数々の伝説が残り、呼ばれた人しかたどり着けない島とも言われているようです。かつては神事がある期間は、部外者は決して入島できないこともありました。
特有のルールが残る大神島の、謎多き伝説や噂などについて詳しく紹介していきます。
特有のルールが残る大神島の、謎多き伝説や噂などについて詳しく紹介していきます。
宮古島のパワースポットとご利益を徹底解説!宮古島の歴史についても - POUCHS(ポーチス)
島全体がパワースポットと呼ばれ、風水から作られたとされる「宮古島」。ヌドクビアブや大神島、漲水御嶽などご利益をいただける場所がたくさん存在しています。そんな宮古島のパワースポットや沖縄の守り神「シーサー」などについてご紹介していきます。
大神島の観光スポット
大神島には手つかずの多くの自然が残っています。良い意味で不便さが残り、ゆったりとした時間が流れているということでパワーチャージをしに訪れる人も少なくないようです。今では宮古島の観光スポットのひとつとなっているものの、かつては入島制限がされていた時代もありました。
入島する際には、環境美化に使われる入島料100円を支払います。島内を散策する前に「龍宮神」に挨拶するのが基本の流れです。「龍宮神」には港を造った際に崩した琉球石灰岩が祀られています。
「龍宮神」に挨拶した後は、ぜひ次のスポットに巡ってみてください。ちなみに島内は基本的に徒歩での移動となるので、歩きやすい靴で向かうのは絶対条件です。しかし運が良ければ、ゴルフカートで散策することもできます。
入島する際には、環境美化に使われる入島料100円を支払います。島内を散策する前に「龍宮神」に挨拶するのが基本の流れです。「龍宮神」には港を造った際に崩した琉球石灰岩が祀られています。
「龍宮神」に挨拶した後は、ぜひ次のスポットに巡ってみてください。ちなみに島内は基本的に徒歩での移動となるので、歩きやすい靴で向かうのは絶対条件です。しかし運が良ければ、ゴルフカートで散策することもできます。
奇岩(ノッチ)
大神島でひときわ目につくのが、キノコのような形をした奇岩・ノッチです。もともとは珊瑚礁が隆起したことにより、島から転がってきた岩でした。波の侵食により下部だけが削られ、このような形になりました。満潮時と干潮時では、風景は変わります。やはり侵食部分がわかりやすい干潮時に立ち寄るのがおすすめです。
ノッチはひとつだけではなく、いくつか点在しています。自然が作り出した芸術品といえるノッチは、岩によって形もさまざま。そして波の侵食は日々進んでいるので、何十年後倒れてしまうものもあるかもしれません。
ノッチはひとつだけではなく、いくつか点在しています。自然が作り出した芸術品といえるノッチは、岩によって形もさまざま。そして波の侵食は日々進んでいるので、何十年後倒れてしまうものもあるかもしれません。
遠見台
島内で一番高い場所にあるスポット遠見台(トゥンパラ)では、大神島を一望できるパノラマ絶景を楽しめます。運が良ければ日本最大級の珊瑚礁群を眺められる場所です。頂上まで続く、自然に囲まれた木の階段は雰囲気も抜群!頬に触れる風や優しい木漏れ日に、心が癒やされる人も多いようです。
また遠見台が注目される理由にはもうひとつ、ウガンジュ(拝所)の存在があります。それは頂上の手前にある、とても神聖な場所です。木の根が巻き付いている大きな岩には神様が降臨されると言われ、島内で一番重要な神事が行われています。
また遠見台が注目される理由にはもうひとつ、ウガンジュ(拝所)の存在があります。それは頂上の手前にある、とても神聖な場所です。木の根が巻き付いている大きな岩には神様が降臨されると言われ、島内で一番重要な神事が行われています。
カミカキㇲ、ンナパズ
大神島の東側にあるスポットがカミカキㇲとンナパズです。カミカキㇲは大神島多目的広場前の海にある観光スポットです。近くで見ると分かりづらいですが、遠見台からみると大小の岩が弧を描いて並んでいるように置かれているように見えます。
また多目的広場前の防波堤に沿って、さらに奥に進むと見えてくるのがンナパズです。干潮時に行くと、海水から顔を出した珊瑚礁を間近で見ることができます。シュノーケリングをしなくても、生きた珊瑚礁を見れるとても貴重なスポットとなっています。
また多目的広場前の防波堤に沿って、さらに奥に進むと見えてくるのがンナパズです。干潮時に行くと、海水から顔を出した珊瑚礁を間近で見ることができます。シュノーケリングをしなくても、生きた珊瑚礁を見れるとても貴重なスポットとなっています。
大神島の観光はおじいのガイドを利用しよう
地元の人々により大切に守られてきた神聖な雰囲気が漂う大神島は、観光スポットとしてはまだまだ情報量は少ないです。そのため初めて訪れる人、しっかりと島内を楽しみたい人はガイド付きが断然おすすめです。島内で見ておくべき場所だけではなく、行ってはいけない場所も把握できるため安心して島内散策ができます。
大神島散策のガイドは、おじいが案内してくれます。のんびり散策しても2時間ほどのちいさい島を、ルールに乗っ取りながら優しく紹介してくれるのが魅力です。電話予約は必須なので、プランが決まったら早めに連絡しましょう。ガイド料は約90分で1人2,000円ほどなので、とてもリーズナブルです。
大神島散策のガイドは、おじいが案内してくれます。のんびり散策しても2時間ほどのちいさい島を、ルールに乗っ取りながら優しく紹介してくれるのが魅力です。電話予約は必須なので、プランが決まったら早めに連絡しましょう。ガイド料は約90分で1人2,000円ほどなので、とてもリーズナブルです。
海賊キッドにまつわる伝説
via pixabay.com
大神島にはまことしやかに言い伝えられている伝説がいくつかあります。その中のひとつに海賊キッドにまつわる伝説が残されています。実は大神島には300年ほど前に海賊キッドが宝を隠したというのです。宝を隠した海賊は、村人を一箇所に集め無残にも焼き殺したとか。
運良く生き延びた島民の子孫は、まだこの島に住んでいるという噂も残っています。その子孫が海賊キッドの宝を発掘できそうなものですが、やはりそこにも怖い言い伝えがあるのです。海賊キッドの宝を探そうとする人間は、必ず怪死してしまうと言われています。
運良く生き延びた島民の子孫は、まだこの島に住んでいるという噂も残っています。その子孫が海賊キッドの宝を発掘できそうなものですが、やはりそこにも怖い言い伝えがあるのです。海賊キッドの宝を探そうとする人間は、必ず怪死してしまうと言われています。
大神島には怖いと言われる理由がある
海賊キッドが村人を惨殺したという伝説だけでも十分怖いストーリーですが、他にも大神島には数々の逸話が残されています。観光スポットとしてだけではなく、パワースポットとしても注目されている大神島。中には怖いというイメージを持っている人も少なくないようです。
なぜ神様が住む島・大神島が怖いというイメージを持たれているのでしょうか?考えられる理由をいくつか紹介します。今では観光客が比較的訪れやすい島ですが、やはり気軽に立ち寄って良い場所ではないのかもしれません。
なぜ神様が住む島・大神島が怖いというイメージを持たれているのでしょうか?考えられる理由をいくつか紹介します。今では観光客が比較的訪れやすい島ですが、やはり気軽に立ち寄って良い場所ではないのかもしれません。
女性だけが参加できる秘祭がある
via pixabay.com
おすすめの観光スポットとして先述した遠見台の手前にあるウガンジュ(拝所)では、島内で一番重要な神事が行われています。その神事とは巫女組織で行われている秘祭「祖神祭(ウヤガン)」です。この秘祭は旧暦6月~10月のどこかで行われてて、正式な日程は明らかにされていません。
祖神祭を行う老女たちは一般人が日頃から立ち寄れない御願にこもり、神に祈り続けます。その祈りは5日間続き、老女たちは塩と水しか摂取していません。祭り期間は通行止めの場所も多く、内容や情景などは一切明らかにされていない本当の秘祭として行われています。
祖神祭を行う老女たちは一般人が日頃から立ち寄れない御願にこもり、神に祈り続けます。その祈りは5日間続き、老女たちは塩と水しか摂取していません。祭り期間は通行止めの場所も多く、内容や情景などは一切明らかにされていない本当の秘祭として行われています。
かつて風葬をしていた
via pixabay.com
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