2020年5月1日 更新

韓国の治安は良い?悪い?韓国の治安事情と旅行の際の注意点を紹介!

韓国は身近な国で、旅行にも行きやすいです。韓国で女性が1人旅をしていることも多いようです。しかし日韓関係のもつれで韓国の治安が悪いという噂もあります。現在はどうなのでしょうか?今回は、韓国の治安について、ソウル市内を中心に解説していきます!

韓国に旅行に行っても大丈夫?

Plane Trip Journey - Free photo on Pixabay (752184)

韓国は、成田からソウルまで飛行機で2時間30分、福岡からは1時間30分で行ける、まさに国内旅行の延長のような都市です。韓国料理が好きな人であれば、本場の味を楽しむために行くという人もいるでしょう。

海外旅行なのに週末で行けるのも魅力です。しかし、韓国の治安は良いのでしょうか。また、女性が1人で出歩いても大丈夫な国なのでしょうか。今回は、韓国の治安について紹介します。

韓国に関する不安

Knocker Traditional Gate The Front - Free photo on Pixabay (752185)

まず、治安について紹介する前に韓国に対する不安を紹介します。

日韓関係が悪い

Metaphor Falling Down Failure - Free photo on Pixabay (752189)

日韓関係が悪いことで、日本人が韓国に行った時に狙われるのではないかと不安に思う人が多いようです。歴史的・政治的背景が原因で韓国との関係は良いとは言えず、最近でも領土問題は解決していません。

竹島の領有権だけでなく、日本海という名前に関する議論や歴史教科書での韓国の扱われ方に対する不満が出ており、両者の主張は相反しています。

この影響を受け、日本から韓国に向かう飛行機の本数が減らされるなど一般人にも影響が出ています。

日本人女性が襲われた事件

Night View Landscape Lighting - Free photo on Pixabay (752188)

2019年8月、韓国で日本人女性が暴行される事件が起きました。弘大で、19歳の日本人女性が友達と歩いていたところ、韓国人男性が声をかけました。その女性は「ついてこないで」と韓国語で返したところ、差別用語を大声で発し、女性の髪の毛を引っ張りました。

その衝撃で女性が倒れてからも髪の毛を離さず、首や頭を地面にぶつけました。その結果、女性は手に麻痺が残ったり、首や頭部を怪我したのです。

この時の動画がSNSにあげられ、韓国でも問題となりました。

韓国へのイメージが悪い

Protest Action Group Of - Free photo on Pixabay (752190)

韓国のアイドルなどが日本でも人気が出ている一方で、報道されるのは韓国の悪い面に関してが多いです。そのため、日本人の中での韓国のイメージが悪く、韓国=反日で怖い国であると思いこんでいる人も少なくありません。

実際には日本の文化が好きな韓国人も多く、日本語を学んでいる若者も多くいます。しかし、韓国の悪いイメージのせいで気軽に韓国に旅行に行きにくくなったと感じる日本人も少なくありません。

日韓関係が少しでも良くなれば、イメージも改善する可能性があります。

韓国の治安について

Police Security Safety - Free photo on Pixabay (752191)

治安の悪さは現地に行って体感しないと分からない部分もあります。また、イメージと現実は大きく異なることもあるでしょう。

それでは、具体的に韓国の治安について紹介します。

反日感情をむき出しにしている人は少ない

Japan Flag Nation - Free image on Pixabay (752192)

日韓関係は悪いですが、反日感情をむき出しにしている人は少なく、日本人を好きな韓国人も非常に多いです。とは言っても、韓国で特別な日にはデモが起こったり、反日の人が活動したりするので注意が必要です。

特別な日とは、日本統治下からの独立記念日である8月15日です。この日は街中に韓国の国旗が掲げられ、それに伴い反日グループが外を出歩いています。

また未だ解決していない独島(竹島)の記念日である10月25日も危ないです。この日に向けてニュースでも大きく取り扱われ、日本側を責める報道もなされるのでターゲットになりやすいです。

危険レベルは変わっていない

Nightlife Republic Of Korea Jongno - Free photo on Pixabay (752186)

外務省から発表されている危険レベルは変わっておらず、レベル1の十分注意というレベルにも達していません。ただ、人口10万人あたりの犯罪発生件数は多いことが発表されています。

日本人が巻き込まれた事件は、主に窃盗・わいせつ・強盗・暴行事件・詐欺、ぼったくり・コールバンや違法タクシーとされています。多くの事件は、強くノーと言えないことが発端となっています。

外国にいる意識を忘れず、羽目を外さないことが犯罪防止に繋がります。

ソウル市内は安全

Night View Goguryeo Jung Achasan - Free photo on Pixabay (752187)

ソウル市内は韓国の中心地であり、旅行者も多いです。韓国人よりも外国人を見かけることの方が多い地域もあります。そんなソウル市内は、比較的安全です。

ソウル市内に住む韓国人も外国人に慣れているので、外国人をターゲットにする大きな犯罪は起こっていません。

だからといって安心しすぎることは危険です。ひったくりやスリ、ぼったくりといった軽犯罪はソウル市内でも起きているので、用心しすぎることはありません。

ソウルの中区は犯罪率が高い

Attack Blackmailing Crime - Free photo on Pixabay (752193)

ソウル市内は比較的安全ですが、その中でも中区(チュング)は犯罪が多発する地域であると言われています。明洞や清渓川などの観光スポットが多く集まるこの地域では、タクシーや市場、店でのぼったくりが多いです。

特に市場は定価が付けられておらず、店の人に値段を聞くシステムのところも多いので、こちらが日本人だと分かると相場の何倍もの値段をふっかけてくることもあります。

韓国語が全くできない人が被害に遭うことが多いので、韓国語ができる人を連れて行くと安心です。

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