2019年12月20日 更新

韓国の食事マナーは日本と違う?旅行前に知りたいマナーまとめ!

韓国と日本では、食事のマナーが大きく異なり、旅行の際に戸惑うこともあります。くちゃくちゃと音を立てることも韓国では当たり前です。それ以外にも、食事中の左手の位置や年上へのマナーなど多くの決まりがあります。今回は韓国の食事マナーを紹介します。

韓国旅行に行く際に知っておきたい食事マナー

Food Snacks Cooking - Free photo on Pixabay (763454)

日本での食事マナーが海外の人から驚かれるように、私達が普段当たり前だと思っている食事マナーが、韓国に行くと失礼にあたったり、マナー違反にはならなかったりすることも少なくありません。

韓国旅行の前に食事マナーを知っておくことで、レストランなどでマナーがなっていない人として見られる心配がなくなります。

韓国の食事マナーは日本と大きな違いがある

Kimchi Baechu Korean Food - Free photo on Pixabay (763455)

韓国と日本の食事マナーには大きな違いが見られます。韓国から来た観光客がたまにクチャクチャ音を立てながら食事している姿を見ることもあるでしょう。

静かに食べることがマナーの日本人にとって、その姿は不快に感じるかもしれません。しかし、それは韓国人にとってマナー違反ではないため、音を立てても問題ないのです。これは日本人が韓国に行った際にも起こりうることです。

韓国の食事マナーを学ぼう

Lunch Box Dishes Korean Side - Free photo on Pixabay (763456)

食事は生活の大部分を占めるものであり、食事マナーはその国の文化や歴史が大きく関わっているものです。その国の文化を知る際に、食事マナーを学ぶことも大切です。

では早速、韓国の食事マナーを見ていきましょう。

食器を持って食べない

Usd Rice Food China - Free photo on Pixabay (763460)

韓国では、食器を持って食べることはしません。特に熱いものの場合、金属製の食器が使われていることがほとんどなので、熱くて持ち上げられないようになっています。最初は熱くなくても、徐々に金属の食器が温まって手を火傷してしまう可能性もあります。

日本人にとっては机にお茶碗を置いたまま食べるのは「犬食い」と呼ばれ、持って食べるものであると教育されているので、つい持ち上げようとしてしまいます。食器は机に置いたままで食べましょう。

左手は膝の上に置く

Breakfast Food Eating - Free photo on Pixabay (763461)

食事の際、日本では左手は食器やお茶碗を持って食べることに使います。しかし韓国では食器を持って食べることはマナー違反になるので、左手を使うことはほとんどありません。

そのため、食事中は軽く膝の上に置いておくといいでしょう。人によってはテーブルの上に左手を置いている人もいて、これもマナー違反にはなりません。

また、食事中のおしゃべりは好ましくないので、静かに味わいながら食べることを意識しましょう。

箸やスプーンは右側に縦に置く

Herbs Ogokbap Full Moon - Free photo on Pixabay (763457)

日本でお箸が置かれるのは横向きです。縦向きにすると、お箸の先を向けることになるので失礼にあたるためです。それに対して韓国では、箸やスプーンは右側に縦に置かれます。

また、右側にスプーン、左側に箸と並べ方にも決まりがあります。反対に置くと悲しみごとを意味します。韓国の食事ではスプーンと箸の両方を使うため、この置き方が定着しました。

また、右側に好きなものを置いて、すぐに取れるよう箸から近い所に配置するのも特徴的です。

完食をしてはいけない

Restaurant Wine Glasses - Free photo on Pixabay (763462)

韓国では、完食をすると足りない、もっと食べたいという意味になってしまいます。もちろん、レストランなどで自分が注文したものを完食することは普通ですが、韓国人に家に招待されたような場合には完食しないように気を付けましょう。

お腹がいっぱいでも残してはいけないと頑張って完食すると、まだ足りないと思われて増やされてしまい、いつまでも食事が終わりません。少し残すことで、お腹がいっぱい、美味しかったという意味になります。

年長者(年上)から食べる

Breakfast Delicious Drink - Free photo on Pixabay (763463)

韓国では今でも年長者が尊重される文化です。知らない人でも年配の人は尊敬されており、電車などでも席を譲ることは常識です。そのため、食事は年長者からというルールが当たり前に認識されており、グループで食事をする際に年下から食べ始めることはできません。

必ず年長者が食べ始めたのを確認してから、食べ始めましょう。先に食べ始めてしまうと、嫌な顔をされることも多く、自分の方が偉いと思っていると勘違いされかねません。

年長者(年上)より先に食べ終わってはいけない

Appetizer Delicious Dish Fast - Free photo on Pixabay (763464)

人によって食べるスピードは異なり、食べる量や順番も人それぞれです。しかし、韓国では年長者が食事を終えたら他の者も食事を終えなければいけない、年下が年長者よりも早く食べ終わってはいけないというルールがあります。

年下が早く食べ終えると、年長者にプレッシャーを与えてしまい、ゆっくりと食事が楽しめないというのが理由のようです。食事のスピードも年長者に合わせなければいけないのは、少し面倒だと感じる日本人もいるでしょう。

韓国でのお酒を飲む際のマナー

Cocktail Bar Sul - Free photo on Pixabay (763465)

韓国ではお互いにお酌し、飲み合うということで仲間とみなすこともあります。お酒の消費量では焼酎が最も多く、水割りではなくストレートやオンザロックで飲むスタイルが一般的です。

お酒の席でもマナーがあります。韓国でお酒を飲む際にはマナーに気を付けましょう。

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