2019年12月24日 更新

韓国ではユッケが安全に楽しめる?おすすめのお店を厳選紹介!

日本では、食中毒が原因で限られた場所でしかユッケは食べられなくなりましたが、韓国では食べられるのでしょうか。安全なのかも含め、韓国のおすすめユッケのお店を紹介します。また、ビビンバなどユッケを使ったおすすめの韓国料理も紹介します。

韓国でユッケを食べたい!

Namdaemun Market Seoul Korea - Free photo on Pixabay (764142)

韓国料理は日本にも浸透しており、特にコリアンタウンでは本場と同じレベルの味を楽しむことができます。韓国料理を求めて韓国に行くのであれば、コリアンタウンで十分だという人もいるでしょう。

しかし、ユッケは日本では提供できるお店が限られているため、コリアンタウンであっても食べることは難しいです。今回は韓国のユッケについて徹底解説します。

日本ではユッケが食べられない!?その理由は?

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日本では一部の店でしかユッケを食べることはできません。しかし昔はユッケを提供する店も多くありました。

この変化の背景には、どのような事件が起こったのでしょうか。

2011年の集団食中毒事件がきっかけ

Poison Bottle Medicine - Free image on Pixabay (764144)

ユッケと言えば生肉のことを指し、牛のレバ刺しも含みます。韓国料理屋や焼き肉店でも、かつてはよく提供されていました。しかし2011年に富山県の焼き肉店で、死者5名、被害者180人以上を出す食中毒事件が起きてしまいました。

ユッケをはじめとする生肉のメニューを食べた事が原因で、食中毒を起こしてしまったようです。焼き肉店だけでなく、卸売業者がレバーを扱った包丁で肉をカットしていたことも原因でした。この事件をきっかけに、生肉は危ないと認識されたのです。

衛生基準の厳格化とイメージの悪化により取り扱い店が激減

Laboratory Analysis Chemistry - Free photo on Pixabay (764146)

2011年の食中毒事件をきっかけに、法律で牛のレバ刺しを提供することは禁止されました。O157が内部でも繁殖することや、この菌を殺すには一定の温度が必要であり、生の状態では安全とは言えないためです。

しかし、レバーの部分でなければ、他の部位を使ったユッケは食べることができます。ただ事件後かなり衛生基準が厳しくなったので、提供できる店はごく一部となりました。また生肉=危ないというイメージから、提供してもお客の注文がぐっと減ってしまったようです。

きちんと許可を取っている店であれば、今でも安全にユッケを食べることはできます。

韓国のユッケは安全?食中毒の心配はない?

Ham Smoke Bacon - Free photo on Pixabay (764148)

日本は食品の衛生管理が厳しい国であると言われています。しかし、それでも集団食中毒事件が起きてしまいました。韓国では広くユッケが提供されていますが、安全なのでしょうか。

韓国のユッケ事情を見ていきましょう。

生肉の扱いに慣れた韓国ではユッケの衛生管理はかなり厳しい

Checklist Check List - Free photo on Pixabay (764149)

生肉が食べられる機会が多いため、韓国の全ての食肉処理場・加工場では、解体や保管の基準を「HACCP」と呼ばれる基準に基づいて行われています。このHACCPはかなり厳しい基準のため、食中毒の可能性は低いと言われています。

また、飲食店には不定期で年に数回、韓国食品医薬品安全庁から衛生管理の抜き打ちチェックがあります。この時に基準を超えていなければ、最高1億ウォンの罰金と業務停止という厳しい管理体制があります。

食中毒の可能性は低いが自己責任で

Breakfast Food Eating - Free photo on Pixabay (764150)

厳しい衛生管理がなされているので、韓国で食べるユッケは比較的安全です。しかし食中毒が起きるケースもあるため、ユッケを食べるかどうかは自己責任となります。店選びが重要となるため、新鮮なお肉を提供している店を厳選しましょう。

特に体調不良の場合、普段よりも体が敏感になっている上に、免疫力が落ちているので生肉であたる可能性は高まります。もちろん生ものが食べられない妊婦は、どれだけ韓国のユッケが安全と言っても食べることはできません。

韓国でユッケを食べるならユッケ通り!

Japan Osaka Night - Free photo on Pixabay (764151)

韓国には「ユッケ通り」と呼ばれる場所があります。おいしいユッケが食べたい人は、このユッケ通りの中にある店を選べば間違いありません。

では、ユッケ通りについて紹介します。

ユッケ通りとは?

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定番の韓国料理や惣菜、新鮮な食材を売る店がひしめく「広蔵市場」の一角には、ユッケ専門店がずらりと並んでいる場所があります。地元の人たちの間で「ユッケ通り」と呼ばれ始め、観光客にもユッケ通りが広く知れ渡りました。

市場内のほとんどの店は日曜日が定休日ですが、ユッケ通りの中には日曜日でも営業しているところもあります。ほとんどの店が馬場畜産物市場から仕入れた新鮮な生肉のみを使用しているため、どの店で食べても新鮮な味を楽しめます。

ユッケ通りへのアクセス

Pathway Path Pink Tulips - Free photo on Pixabay (764153)

ユッケ通りへのアクセスは電車と徒歩になります。ソウルから4駅の所にある「チョンノオガ」駅まで電車で行き、8番出口から出てまっすぐ歩きましょう。3分程でアーチ状のゲートが出てくるので、そこから先が広蔵市場になります。

ユッケ通りは広蔵市場のゲートを左手にある方向に、更に1本細い路地を行った所にあります。市場外からのアクセスの方が場所を把握しやすいようです。他の食べ物も見てから行きたいという人は、ゲートをくぐって市場の中に進みましょう。

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