2019年12月16日 更新

【職業別】ベトナム人の平均月収!暮らしはより豊かになっている?

国外で働く日本人も増え、駐在員として活躍している人は大勢います。また、旅行に行った際に物価が安いことに驚き、どれくらいの月収で暮らしているのだろうと疑問に思うこともあるでしょう。今回はベトナムでの平均月収について、詳しく解説します。

海外の給与事情が気になる

Money Bank Deposit Grow - Free photo on Pixabay (759885)

人は仕事をしてお金を稼ぐことで生活ができます。給与は生活を作る上での基盤となり、非常に大切です。しかし相場は国によって異なり、物価も関係しています。

今回はベトナムの平均月収について紹介します。海外の給与事情が気になる人必見です!

ベトナムの平均月収はどれくらい?

Boat Sundown Sunset - Free photo on Pixabay (759886)

ベトナムを訪れた際、物価の安さに驚く人も少なくありません。食事が100円代からできるお店も多く、思った以上にお金を使わなかったという人もいるでしょう。

では、ベトナムでの平均月収を見ていく前に、経済推移について紹介します。

ベトナムの経済推移

Pulse Trace Healthcare Medicine - Free image on Pixabay (759888)

ベトナムはASEAN加盟国の中でも高い経済成長率を誇っています。2018年の成長率は7.1%で、アジア圏では2位を獲得しました。発展しきった日本の0.8%の成長率と比べると、その勢いがすごいことが分かります。

ベトナムは過去10年以上ハイスピードで経済成長を遂げており、世界的にも一目置かれる存在になりました。観光業に力を入れ、外国から多くの人が訪れることで経済を回している反面、積極的に外資系企業をベトナムに招いています。

ベトナムと日本ではお金の価値が違う

Time Clock Hour - Free photo on Pixabay (759889)

そもそも日本とベトナムは物価が大きく異なります。これはお金の価値が違うということを意味します。日本円をドンに両替して、日本と同じような感覚で買い物をしても一向にお金が減らないということはよくあります。

収入が違うため、生活費も日本と同じわけではありません。

ベトナムでの暮らしでかかるお金

Kids Room Roof - Free photo on Pixabay (759891)

ベトナムで1ヶ月暮らすのにはどれくらいのお金がかかるのでしょうか。生活費の大半を占めているのは家賃です。都市部になると日本と変わらないような10万円を超える部屋も多くあります。田舎であれば3万円で十分いい部屋を借りられるでしょう。

また、食事に関してもローカルな店で食べれば1食500円もあればお腹いっぱいになります。しかし外国人向けのレストランでは2,000円程度は普通です。自炊するにしても市場で買うのか、輸入品を多く扱った店で買うのかで大きく異なります。

そのため、1ヶ月に20万円かかるひともいれば、5万円で暮らせるという人もいます。

【職業別】ベトナムの平均月収

Business Architecture Bar Graph - Free image on Pixabay (759892)

ベトナムが著しい経済成長を見せていることや生活費は安ければ5万円でも十分暮らせることが分かったところで、職業別に平均月収を見てみましょう。

職業によって給料は大きく異なるため、職選びが大切となります。

ITエンジニア

Startup Start-Up People Silicon - Free photo on Pixabay (759894)

ITエンジニアと一括りにしても、経験年数や能力の高さによってランク分けがされています。経験が5年以上となるとブリッジSEに昇格することが多く、給与は15万円を超えます。更に日本語ができれば日系企業に採用されることも多く、給与は20万円を超えることも少なくありません。

チームリーダーというレベルの人は8万円から15万円が相場です。チームマネジメントを任されることもあります。そして経験3年までの人はチームメンバーとよばれ、4万5千~8万円が相場です。

日本人窓口

Portrait Girl Asian - Free photo on Pixabay (759895)

日本人窓口を担当するのは日本人が多いです。駐在員はコストが高いため、ベトナムで現地採用できる日本人は重宝されます。日本語を学んできたベトナム人でも、日本人顧客を相手に適切な対応をするのは難しく、微妙なニュアンスは学べるものではないからです。

現地採用の場合は、これまでの経験が大きく給与に関係しますが、日本人窓口を担当する場合は15万円程度が相場となっています。勤続年数が長くなれば給与も高くなっていきます。

品質、生産、工場管理職

Pears Red Branch Pyrus - Free photo on Pixabay (759897)

大学で電気電子や機械を学んだ人が品質管理や生産管理を希望することが多いです。日本では実習生制度によってベトナムからも多くの学生が日本の技術を学んでいるため、日本語が話せたり、日本の技術を習得していたりすると給料は交渉できます。

大卒では3万円~5万円が相場となっています。実力が認められてマネージャークラスになれば6万円~8万円もらえるでしょう。また、日系企業で長年働いている場合などは10万円~15万円程度も珍しくありません。

営業職

Adult Bald Beard - Free photo on Pixabay (759901)

営業職は基本給与が安く、営業の成績によってインセンティブがもらえることがほとんどです。基本給は2万円~3万円程度にも関わらず、営業成績が良いため20万円近くもらっている人も少なくありません。

また、営業職は常にいい人材を求めているため、他の会社からヘッドハンティングされて給与が上がっていく事もあります。本人の実力次第で高給取りになれるため、志望する人は多いです。ただし1ヶ月の給料が安定しないというデメリットはあります。

1 / 2

関連する記事 こんな記事も人気です♪