2019年12月11日 更新

ベトナムは雨季でも楽しめる?雨季・乾季の都市別の特徴を紹介!

ベトナム旅行を決める時、気になるのはベストシーズンではないでしょうか?ベトナムはハノイの北部、ダノンの中部、ホーチミンの南部に分かれており、それぞれ雨季・乾季が異なります。今回は、地区別に気候の特徴を解説!雨季の注意点も紹介します。

ベトナム旅行のために雨季と乾季を知ろう!

Sunrise Boat Rowing - Free photo on Pixabay (756534)

ベトナムは、ハノイやホーチミン、ダナンなど各都市ごとにさまざまな特徴があり、近年日本人からも人気が高い国です。ハロン湾を始めとする世界遺産もあり、グルメ、ショッピング、リゾート地と、それぞれのプランに合わせた旅行が楽しめます。

ベトナム旅行を決める時、一番気になるのは気候ではないでしょうか?そもそもベトナムには四季はありますが、高温多湿で熱帯モースン気候です。しかしながら、縦長い地形から地区によって天候は異なるんです。

今回は、主要都市のハノイ、ホーチミン、ダノンの雨季・乾季の特徴やベストシーズンを紹介していきます。数か所の都市を回る方はそれぞれの気候を知っておくと便利です。

ベトナムの雨季と乾季【ハノイ】

Hanoi Vietnam Old - Free photo on Pixabay (756545)

ベトナムの首都ハノイ。フランス植民地時代の幻想的な風景が今も残っており、旧市街の方へ行くとタイプスリップしたような感覚が味わえます。一方で、ベトナムの屋台や行き交うバイクに活気も感じられるでしょう。

ハノイに着いてそのバイクの多さに驚かされる方も多いはず!なかなか道が横断できず、観光客にとっては大きな問題になるでしょう。しかしながら、ベトナムティーやスイーツを堪能できるおしゃれなお店やショッピングを楽しめるスポットもたくさんあります。

ここからは、ハノイの気候の特徴やベストシーズンを見ていきましょう。

ハノイの雨季

Rice Plantation Thailand - Free photo on Pixabay (756535)

ハノイはベトナムの北部に位置しています。ベトナムと言うと年中温かいイメージがある人も多いでしょうが、北部に関しては違います。緩やかに四季もあり、日本の冬のようにぐっと冷え込むこともあると言います。

基本的には、雨季・乾季に分かれており、雨季は5月~10月です。特に暑くなるのが7月~9月。中には30℃を越える日もあり、湿度は80%前後になります。日本の湿気に慣れていても、息苦しさを感じる人も少なくないでしょう。もちろんスコールも多く、道が冠水して通れなくなることもあります。
Street Hanoi Vietnam - Free photo on Pixabay (756553)

この時期の折り畳み傘や雨具は必須アイテム。日差しも強いので、サングラスや帽子などで対策をする必要があります。紫外線カット力の強い日焼け止めでしっかり対策し、薄手の長袖も持参しておくと安心です。

5月~6月の気温は25℃前後ですが、スコールが増えてくると湿度も上がり蒸し暑さを感じます。10月になると徐々に暑さも落ち着いてきて、乾季を迎える準備が整います。

ハノイの乾季

Umbrella Asia Myanmar - Free photo on Pixabay (756536)

ハノイの乾季は、10月後半~4月です。10月後半になるとスコールも暑さも落ち着いてきて、徐々に過ごしやすくなってきます。気温は20℃前後になり、羽織り物が一枚あれば過ごせる気候です。

しかしながら12月に入ると一気に気温が下がってくるんです。いわゆる日本の冬のように冷え込む日も多く、最低気温が5℃くらいまで下がる日もあるとか。

3月ぐらいから徐々に気温が上がってきて、いわゆる日本でいう春のような季節になってきます。しかし4月ぐらいからまた気温が上がってきます。

ハノイ旅行のベストシーズンは?

Elephant Riding Children - Free photo on Pixabay (756537)

ハノイ旅行は雨季より乾季がおすすめ!雨季はスコールが多くなり、足止めを食らいます。小一時間ぐらいで止むことも多いですが、その時間はどこかで雨宿りする必要があるんです。先ほども言ったように冠水して道が通れなくなることもしばしば。また、湿度も気温も高いので体調を崩しかねません。

乾季の中でも、まだ寒くならない10月~11月がハノイ観光のベストシーズンでしょう。この時期ならカーディガンぐらいで夜も過ごせますし、暑くも寒くもなく旅行に最適と言えます。

ベトナムの雨季と乾季【ダナン】

Bicycle Cambodia Outside - Free photo on Pixabay (756538)

ダナンはベトナム中部に位置するリゾート地!日本からの直行便もあり、最近日本人の観光客にも人気が高い場所です。エメラルドグリーンの海はもちろん、近くには世界遺産のミーソン遺跡やホイアン、新名所のドラゴンブリッジなどもあり、見どころ満載なんです。

ダナンを拠点に周辺の観光地を巡る人も多いのではないでしょうか。ベトナムは北部・中部・南部では気候が異なるとお話ししましたが、ここからは中部の気候を見ていきましょう。

ダナンの雨季

Adult Blur Bokeh - Free photo on Pixabay (756624)

ダナンは、熱帯モンスーン気候に属しており、年間の平均気温は26℃あります。北部のように冬がある訳ではなく、一年を通して日差しがきつく暖かな気候です。

季節は雨季と乾季に分かれており、雨季は9月~2月です。この時期はとにかく湿度が高く、ハノイよりも高い平均湿度は85%以上だとか。9月~10月は比較的気温も高く、30~35℃ぐらいです。11月~2月は20℃~25℃ぐらいまで下がります。

この季節で厄介なのが台風です。10月~11月頃が台風のシーズンで、動きが取りづらくなります。洪水などもあり、思うように観光できないでしょう。

ダナンの乾季

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ダナンの乾季は3月~8月。乾季になっても平均湿度は80%以上ですので、湿気を感じる気候です。ただ日陰に入ると涼しさも感じられるので、日差しが強い日は日陰を上手く活用すると良いでしょう。

3月~4月の気温は30~35℃ぐらいですが、まだまだ過ごしやすい気候です。しかし、5月に入ると一気に温度は上がり、35℃~ひどい時は40℃に達することも。ここでも日焼け対策は必須!日本の日差しとは違いますので、しっかり日焼け止めや帽子などで対策をする必要があります。

ダナン旅行のベストシーズンは?

Fireworks The International - Free photo on Pixabay (756646)

雨季やスコールで動きが制限されてしまいますし、何より湿気がひどいので日本人にとっては息苦しく観光にも適していません。やはり雨季より乾季がおすすめです!とは言え、雨は降らない分気温が高く、特に5月~8月は体感温度も非常に高くなります。

ベストシーズンは乾季の中でもまだそこまで暑くならない3月~5月です。ただし海を中心に楽しみたい方は7月~8月でも問題ないでしょう。

ベトナムの雨季と乾季【ホーチミン】

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