2019年7月10日 更新

自称進学校のあるあるや教師の特徴!落ちこぼれた時の対処法も

「厳しい教師たち、大量の課題で辛い日々、ハイスピードな授業に着いていけず落ちこぼれてしまった...」そんな悩める生徒を生み出すことが多い、いわゆる自称進学校。今回はそんな自称進学校の偏差値や教師の特徴、落ちこぼれた時の対処法まで詳しく紹介していきす!

自称進学校とは

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「2018年度○○大学進学者数〇〇人!」「地域ナンバーワンの進学率!」「大学進学率99%!」「東京大学〇人!早慶上智〇人!国立大学〇人!」

そんな数字を声高々に主張する学校を見かけたことはありませんか?どこの地域にもこうした大学への進学率の高さを自慢し、我々の高校は進学校であると主張するいわゆる「自称進学校」が1つぐらいはあるでしょう。

今回は、そんな「自称進学校」について詳しくご紹介していきます。自称進学校とはどのような学校なのか。自分が自称進学校に進学してしまったらどう過ごしていけばよいのかなど、ご一緒に確認していきましょう。

自称進学校の偏差値は?

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「自称」進学校ですから、全国でも有名な開成高校や灘高校のような自他共に認める進学校ほど周りに認知されている学力レベルの高さではありません。

では実際に偏差値はどれぐらいなのでしょうか?上記であげたような学校の偏差値がおよそ80~65の範囲にあります。一方、自称進学校と言われる高校の偏差60~65の範囲にあることが多いです。

自称と言えども進学率という確固たる数字があるため、偏差値が低い訳ではありません。かといって高すぎるわけではなく、平均より少し良いぐらいの学校が多いのです。

自称進学校が辛いとされている理由

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「無理にこの学校入らなければ良かったかも…。結構しんどいんだよね。」と、中学時代からの友人がため息交じりに零す愚痴。他の高校へ進んだ人にはいまいちわからない部分も多いでしょう。

なぜ自称進学校がよく辛いとされているのか?その理由は大まかに3つあります。

大量の課題

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何といっても日々出される大量の課題。そしてそれら課題の締め切りの短さ。そんな課題の重さに辛いと感じる高校生は少なくありません。

「この両面のプリント、次の授業までに終わらせておきなさい。」「予習復習は当たり前です。ちゃんと予習しているか確認するので全員次の授業のページ分全て翻訳した上、頻出単語の類語と対義語を調べてきてください。」「はい今日はここまで。実験結果の考察と次回の実験の仮設をノートに記してくること。はいお疲れ様でした。」

これが1つのだけであればそこまで辛くも無いでしょう。英国数理社、高校にもなれば分野が分かれるため英語・他外国語・現代文・古文・漢文・数学・地学・化学・生物・日本史・世界史・倫理、そしてそれらに美術・書写・技術・音楽・保健体育などまで合わされば課題の量は大量になるのです。

無駄に厳しい校則

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指定の制服にとどまらず指定の靴下や鞄、バイト禁止、染髪禁止、ピアスアクセサリー禁止、ネイル禁止、携帯持ち込み禁止、不純異性交遊禁止など、校則を確認すると禁止事項のなんと多いことでしょう。

自称進学校は無駄に厳しい校則で生徒たちを厳しく取り締まります。他の学校では許されている生徒のアルバイト。適度な染髪。休み時間での携帯の利用など、それら全てがほぼ禁止されているのです。

それもこれも生徒たちに学業に専念してもらい、より良い大学へ進学して欲しいからに他なりません。

楽しむことを忘れてしまった授業

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自称進学校と豪語するほどですから、先生たちも熱のこもった授業をします。しかし、その熱は「如何に楽しく生徒たちが学べる授業にするか」ではなく「如何に効率的に生徒たちがテストや模試、受験にクリアできるような授業にするか」に注がれているのです。

教科書の内容をハイスピードで終わらせ、他のテキストから応用問題を出題し、レベルごとに授業のクラスを分け、課題を提出させる。

そのような授業のため、楽しく学ぶ余裕などほとんどの生徒にはなく、着いていける生徒と着いていけない生徒が明確に表れ始め、着いていけない生徒は追加課題や補修など更に苦しい状況へとなってしまうのです。

自称進学校の教師の特徴

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ご紹介したように自称進学校は生徒にとってなかなかに辛い状況を作り出しています。学生にとって学業が本分なのはもちろん皆理解はしていますが、通い続けるのが辛いと感じるまでの押し付けの学業は如何なものでしょうか?

また、そう生徒にさせている教師たちはどう思っているのでしょうか?次はそんな自称進学校で教鞭をふるう教師の特徴についてご紹介していきましょう。

根性論者

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「これぐらい気合で何とかなる。」「どうして答えられない?予習してないんだろう。時間が無いって?努力が足りないだけだ!」「できないのは気持ちの問題だろう。」

教えられたことが理解できない理由や指示したことができなかった理由を全てその本人のやる気や根性が足りなかったからで完結させる根性論者。自称進学校の教師にはそうした根性でモノを語る人が多い傾向にあります。

もしかしたら、誤った覚え方をしてしまったのかもしれない。公式を上手く理解できずに頭を悩ませているかもしれない。何か家庭の事情で時間を割くことが出来なかったかもしれない。それらの可能性を一切鑑みず、彼らは「根性が足らん!」と一蹴してしまうのです。

予備校や塾を批判

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自称進学校の教師は何かと予備校や塾と学校を比較し、予備校や塾をやたらと批判します。「予備校や塾は学校での学習速度を考慮していない。」「学校の授業に馴染めない生徒が行っているだけだ。」「予備校での課題のせいで学校での課題がおろそかになっている。」

そもそも、学校と予備校や塾とは役割が異なります。学校は学業をメインに今後社会に出るために必要な集団生活の基本や人として生きるためのマナー、人への気配りや思いやり、周辺地域との関わりなど、学校と家庭と地域との協力の上で生きていく上で必要なことを相対的に学んでいくところです。

一方、予備校や塾は学校でのテスト対策や模試対策、○○大学への合格を目指した特化した学習方法の習得など、とある目的のために学びに行く場です。そのため、比較対象となり得るものではなく、学校は学校、予備校は予備校で考えるべきものなのです。

独裁者

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