2020年3月25日 更新

斎場御嶽は沖縄最大のパワースポット!所要時間やアクセス方法は?

斎場御嶽は沖縄最大のパワースポットと言われています。安易な気持ちで行ってはいけないとされている神聖な場所なので、マナーを守って訪れる必要があります。所要時間やアクセス方法についてみていきましょう。周辺にあるカフェについてもご紹介します。

斎場御嶽は沖縄最大のパワースポット

沖縄県南城市にある斎場御嶽は沖縄最大のパワースポットと言われ、世界遺産に登録されています。「斎場御嶽」は「せーふぁうたき」と読み、「御嶽」は奄美諸島などを含む南西諸島に分布する聖地の総称です。

現在も多くの人に崇拝されているとても神聖な場所なので、観光気分では訪れないようにしてください。斎場御嶽の見どころや、斎場御嶽を作ったとされるアマミキヨに関係する人物や場所について詳しくご紹介します。

斎場御嶽周辺にあるカフェについてもみていきましょう。

斎場御嶽の見どころ

斎場御嶽は琉球王国の神であるアマミキヨが作ったとされる場所であり、御門口・大庫理・寄満・三庫理・貴婦人様の御休み所の5つ見どころがあります。

大庫理・寄満・三庫理は首里城にある部屋と同じ名前であることから、首里城と深い関わりがあることが分かります。それぞれの場所について詳しくみていきましょう。

御門口

御門口は「うじょうぐち」と読み、御嶽の入口のことをいいます。入口の右側には香炉が6つ置かれていて、香炉は御嶽内にある拝所の分身とされています。

御嶽の中にある6つの拝所とは大庫理・寄満・シキヨダユルアマガヌビー・アマダユルアシカヌビーの壷・三庫理・チョウノハナです。

昔は神事に関わる人しか入ることができなかった場所であり、現在でも神聖な場所とされているので入る際は挨拶を忘れないようにしましょう。

大庫理

大庫理は「うふぐーい」と読み、大広間・一番座という意味を持ちます。御門口から御嶽内に入って最初にある拝所で、巨石の前には祈りの場があります。

祈りの場には石畳が敷かれており、かつては聞得大君即位儀式のときに重要な役割を果たしていました。聞得大君とは女性の霊力への信仰をもとにして国王に任命された王族の女性です。

寄満

寄満は「ゆいんち」と読み、台所という意味を持ちます。琉球王国の時代に世界中から集められた交易品を貢物として供えていたため、台所の意味がありますが調理をしていたわけではありません。

貢物を供えるための石積みの台があります。

三庫理

寄満と三庫理の間にはシキヨダユルアマガヌビー・アマダユルアシカヌビーの壷という拝所があります。鍾乳石から落ちる水を受けるための壷が置かれているので、見学をしてから三庫理へ進みましょう。

三庫理は「さんぐーい」と読み、斎場御嶽で一番の見どころです。2つの巨石が支え合うように重なっていて、その隙間を通ることができます。

右側の岩の上には6つ目の拝所であるチョウノハナがあります。三庫理の隙間を通り抜けると岩の左側から久高島を見られるので、ぜひ奥まで進んでくださいね。

貴婦人様御休み所

貴婦人様御休み所は3、4つ目の拝所であるシキヨダユルアマガヌビー・アマダユルアシカヌビーの壷の隣にあります。かつて斎場御嶽は男子禁制で女性のみが入ることを許された場所であったため、この名がつけられたのでしょう。

斎場御嶽での注意点

世界遺産に登録されている斎場御嶽ですが、現在も聖地として重要な役割を担う神聖な場所です。神聖な場所でマナーを破らないようにするためにも、斎場御嶽での注意点についてみていきましょう。

しっかりとマナーを守れば、よりパワースポットとしての力を感じることができます。

聖地であることを忘れない

ひとつ目の注意点は聖地だと忘れないようにすることです。斎場御嶽はとても神聖な場所であり、神様に感謝を捧げるところとされています。

観光気分で訪れるのは神様に失礼にあたるのでやめましょう。斎場御嶽に行く際は心も体も整えてから訪れることをおすすめします。

マナーを大切にする

1 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪