2020年1月21日 更新

矢板トンネルは栃木の穴場心霊スポット?噂されている心霊現象とは

矢板トンネルとは、栃木県にある現在は封鎖されているトンネルです。この場所ではかつて様々な事件が起こり、今でも霊が現れるという噂があります。今回はこの矢板トンネルについて、住所や行き方、歴史などを含めて詳しく紹介します。穴場の心霊スポット好きにおすすめです!

栃木県・矢板トンネルでは多くの心霊現象がある!

Book Bible Scripture Open - Free photo on Pixabay (781599)

矢板トンネルは、矢板市倉掛と塩谷町喜佐見から片俣へと向かう山中にあります。周りには目が印となるようなものがないため、地図を頼りに行く必要があります。

地元の人も用がなければ近づかないようにしていると言うくらい、幽霊の存在は確かにいるようです。ただし穴場の心霊スポットなのでインターネット上には多くの情報はありません。

今回はこの「矢板トンネル」について詳しく紹介します。

栃木県・矢板トンネルとは?

Nature Tree Horse Chestnut - Free photo on Pixabay (781600)

心霊スポットとして矢板トンネルを紹介する前に、まずは矢板トンネルについて、その歴史や現在の様子を紹介していきます。

場所の詳細を知ることでイメージがしやすくなり、より心霊スポットとしての怖さやリアルさを感じられるでしょう。

正式には「弥五郎坂トンネル」

Dawn The High Mountains Fog - Free photo on Pixabay (781602)

矢板トンネルは、矢板氏と塩谷の間にあります。矢板にあるため、地元の人の間では矢板トンネルと呼ばれていますが、正式には「弥五郎坂トンネル」です。また、「柄掘トンネル」と呼ばれることもあります。

昔から霊の目撃情報が相次いでおり、「矢板の化けトン」という名前も地元の人の間では有名でした。最初は車が通行できなかったため、肝試しなどで訪れる人もいませんでしたが、車道として用いられるようになってからは多くの人が霊を見に来たと言われています。

元々は列車用に作られた

Steam Railway Furka-Bergstrecke - Free photo on Pixabay (781601)

栃木県矢板市と日光市を結ぶ東武矢板線のトンネルとして作られました。東武矢板線は高原山麓沿線の資材の運搬などを目的に開通され、その後東武鉄道に買収されました。

しかし観光地化が進んだ日光と東京にある浅草駅が直通電車を運行し始め、この東武矢板線はメインルートではなくなったのです。それによって利用者が激減し、1959年に廃線となりました。

この路線では蒸気機関車が混同列車を牽いており、その姿を写真に収める撮り鉄も多かったようです。

線路廃止後は車道として使われた

Car Vintage Classic - Free photo on Pixabay (781604)

矢板トンネルは線路が廃止され、電車が通らなくなった後も車道として使われていました。峠道ではカーブも多く、運転には危険を伴うため、峠の中を一気に突き抜けられる矢板トンネルは重宝されました。

しかしトンネル部分を含めて落盤事故の可能性が出てきたため、誰かが事故を起こしたり亡くなったりしない前に通れなくして新たな道路を造ろうということになったようです。

平成10年に閉鎖となりましたが、長年人々の交通を支えた重要なトンネルであったことは間違いありません。

現在は封鎖されている

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現在の矢板トンネルは、入り口を青い板のトタン板のようなもので塞がれており、出口は新しい道を造る際にコンクリートで埋められました。そのため、入口の方から何とかは入れても通り抜けることはできません。

ただし不定期で栃木の廃線跡を巡るツアーが開催されているため、ツアーに参加するとバスでトンネルの近くまで行き、トンネルの中に入る「入洞許可」がもらえ、自己責任で中の様子を見られるようです。

入り口が簡易的に塞がれているだけだからと言って、壊していいわけではありません。

矢板トンネルが心霊スポットになった理由は?

Gun Gangster Mafia - Free photo on Pixabay (781608)

矢板トンネルが心霊スポットと言われるようになったのは、実際にこのトンネルの近くで起きたとされる事件や事故が原因です。

その時亡くなった人の霊が成仏できず、この場所に棲み続けているのではないかと言われています。今回は、その中でも有名な3つの事件・事故についてお伝えします。

野犬に噛まれた亡くなった人がいる

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ひと昔前、この山にはかなりの数の野犬が暮らしていました。彼らは常に食べ物に飢えており、人にも慣れていないため、人を見つけると攻撃してきました。

そのため、このトンネル付近を通る際には大きな音を出して野犬を遠ざけたり、彼らが行動を嫌う昼間に通ったりして対策していました。

しかし、そんな対策をしていても、野犬に襲われる事件が起きたのです。噛まれたところが悪かったのか、野犬が病気を持っていたのか分かりませんが、無念にもその人は亡くなってしまいました。

落盤事故で死人が出ている

White Biel Avalanche The - Free photo on Pixabay (781611)

矢板トンネルは落盤事故が起こるかもしれない危険があるため、トンネルは閉鎖されました。しかし、矢板トンネルを作っている当時、実際に落盤事故が起きてしまったようです。

原因は人災ではなく、元の地質の脆弱性によるものではないかと言われています。事故に巻き込まれた人の遺体は見つかっておらず、壁に埋められたまま工事は進みました。ただ、当時の工事の記録は乗っておらず、噂程度ではあります。

これが事実だとしたら、作業中に落盤事故に巻き込まれて亡くなった作業員は多く、今でも霊としてさまよっていてもおかしくありません。

死体遺棄事件があった

Man Dead Death - Free image on Pixabay (781612)

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