2019年8月19日 更新

共依存の原因は?恋愛にもある?共依存親子や夫婦の特徴や克服方法も

共依存は親子間や夫婦、恋愛でよく見られます。では、どのような原因や特徴があるのでしょうか。自分が共依存かも!と思ったら一度チェックしましょう。共依存はdvなど様々な問題を起こします。ここでは克服の仕方も紹介しますので、自分に合った解決方法を見つけましょう。

目次

人間関係で失敗することが多い

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自分では上手くいっているつもりでも、いつしか人が離れていってしまったり、大抵の人と良好な関係を保つことが苦手なひとも、共依存の傾向があります。

一匹狼で、わざと一人を好む人は別ですが、人とうまく関わりたいのに何故かいつも失敗してしまう人がいます。

そのような人は、知らず知らずのうちに相手に依存しているのではないでしょうか。自分は普通に接しているつもりでも、相手を縛り付けている可能性があります。相手はそれに耐えきれなくなり、距離を置こうとするのです。

自分以外の人と仲良くしているのが許せなかったり、自分の思い通りにならなかった際に不機嫌になるなど、心当たりのある人は気をつけた方が良いです。

周りからよく思われたい

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人間ですから、できれば人に嫌われたくないと思うのは当たり前のことです。しかし、自分にも嫌いな人がいるように、あなたのことを嫌う人もいるでしょう。

大抵の人は、人間関係にもある程度の見切りをつけることが出来ます。しかし、人に嫌われたくないという思いが強く、必要以上に敏感になる人もいます。

そのような人は、嫌われることに怯え、常に周りを気にしてしまうでしょう。誰にでもいい顔をしたり、嫌われることを恐れ自分の意見を言えない人は、知らぬうちに相手に支配されやすい状態にあるのです。

共依存の原因

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共依存になりやすい人達には、それなりの原因があると言えます。育ちや過去のトラウマ、幼い頃の親との関係によって、共依存になりやすいかどうかが決まってきます。

「性格だから仕方ない」と割り切っている人もいるかと思いますが、自分の根本的な性格というよりは、周りの環境によって作られた性格が原因です。

家族が機能不全

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機能不全家族の環境で育った人は、やはり一般的な人達とは違う価値観を植え付けられているのではないでしょうか。

家族から、身体的虐待や肉体的虐待、心理的虐待を受けて育った人は、常に人に嫌われたくないという恐怖と戦っています。

何も悪くないのに罵声を浴びせられる。悪くないのに暴力を振るわれる。意見を全部ねじ伏せられる。そんな経験を重ねて来ているので、叱られる自分が悪いのだと勘違いしてしまいます。

なので、人と関わる時も必要以上に人の顔色を伺ったり、人につくしてしまうのです。そして、知らないうちに共依存へとハマっていき、ねじれた愛情でも幸せに感じるのでしょう。

DVを受けたことがある

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親は普通、子供のことを思って叱ります。社会に出て恥をかかないよう、時には厳しくしかることも大切です。

しかし、DVに走る親は子供のためを思って叱るのではなく、自分のストレス発散のために暴力を振るいます。

そんな親のエゴでDVを受けてきた子供達は、親に迷惑をかけないよう、親の機嫌を取るのが日常になってしまいます。

そして、その癖がいつまでも抜けず、他人に対してもご機嫌取りをするようになり、自分の本当の意思は二の次にしてしまうのです。

不安感を常に感じる

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常に不安を抱えている人は、過去に何らかの大きな不安に襲われた経験がトラウマになっている可能性もあります。

幼い時に感じた不安が心の傷となり、環境が変わる度に不安を感じたり、また同じ日々が続くことにも不安を感じます。

不安というのは、だいたい一人でいる時間や考え事をする時間に生まれる感情なので、不安を感じないように人と共存したがる、癖があるでしょう。

常に人といる事で、ひとりじゃないという安心感を得ているのです。

承認欲求が強い

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承認欲求とは、誰かに自分を認めて欲しいという欲求です。この欲求は誰にでもあります。みなさんも誰かに認めて貰えると嬉しいですよね?

しかし、あまりにも承認欲求が強い人がいます。自分が起こした行動に対して、誰かに褒めて欲しい。気づいて欲しい。という気持ちを常に持っています。

自分が満足するために行動を起こすのでは無く、人に認めてもらうために行動を起こし、認めてもらうことで自分が満足できます。

このように、自分で感情を満たせないことが多い人は人に依存し、感情を自己処理できないあめ、共依存になりやすいでしょう。

執着心が強い

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執着心が強く、いつまでも過ぎたことに対して引きずっている人や、特定の人に執着する人も共依存になりやすい傾向にあるでしょう。

自分と気が合う相手が自分以外の人と仲良くしていたり、自分は誘われていない約束があることを知ってしまった際に酷く嫉妬します。

相手を独占しようとし、その人がいなければ生きていけないと思い込んでしまいます。いつも身の回りの世話を焼いてくれる人や、気にかけてくれる人に執着し過ぎないよう気をつけましょう。

恋愛共依存の特徴

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恋愛共依存である人は、相手を好きなあまり自分が共依存であることに、なかなか気づくことができません。自分が恋愛共依存かも…と思っている人は、恋愛共依存によく見られる特徴に当てはまるものがあるか確認してみましょう。

また、周りに恋愛共依存の特徴が見られる人がいれば、自立できるようサポートしてあげることも大切です。

自己犠牲でも相手に尽くしたい

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誰でも好きな人には良く思われたいものです。しかし、好きな気持ちが強すぎて、自分の生活をも犠牲にしてしまうことがあります。

確かに、人と付き合うと自分の自由な時間が減ってしまいます。しかし、共有する時間を二人の時間としてではなく、相手だけが楽しむ時間にさせてしまう人は恋愛共依存です。

例えば、「喜んでくれるならいいか。」と、よく物を買い与えたり、相手の予定に合わせて生活リズムを変えたり、自分のお金や時間を全て相手に使う傾向があります。

相手を思いやることは大切ですが、自分の時間も大切にしないと、どんどん苦しくなっていくでしょう。

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