2019年12月16日 更新

タイにはカジノがない?タイのギャンブル事情とそれ以外の楽しみ方!

日本ではカジノができないため、海外旅行の楽しみとしてカジノをする人も多いでしょう。ナイトスポットで有名なタイではカジノをしたいという日本人も多いようです。果たしてタイではカジノが合法化しているのでしょうか。また、年齢制限があるのかについても迫ります。

タイでカジノを楽しむことはできる?

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日本ではついにカジノ法案が通りました。しかし今はまだ実現していないため、海外でカジノを楽しむ人も多いでしょう。一夜にして億万長者になる人もいるため、カジノはビッグドリームとも言えます。

ナイトスポットで有名なタイですが、カジノは楽しむことができるのでしょうか。

タイにはカジノがない

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タイでカジノができると楽しみにしていた人には残念ですが、タイに合法カジノはありません。あるとしても、それは違法で営業している闇カジノであり、関われば有罪判決を下されるリスクもあります。

タイではギャンブルが違法

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タイではお金を賭けるギャンブルは法律で禁止されています。カジノはゲームに勝つ事で掛け金が増えるというものなので、立派なギャンブルの一種となっています。そのため、タイには合法的なカジノは1つもありません。これは1935年に賭博法によって決められました。

政府が認める賭け事は合法化しており、警察や自治体に申請して許可されれば合法で行えるものもあります。サッカー賭博や個人のギャンブルは許可が下りないため、全て違法となっています。

闇カジノがあるという噂もあるが摘発され罪になることも

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法律で禁止されていても、闇でカジノを営業している人はいるようです。もちろん一般人が出入りできるものは少なく、会員制であったり見た目はバーで奥にカジノの部屋が広がっていたりします。

このような闇カジノは違法であるため、何らかの方法で外部に情報が漏れて摘発されると、カジノ経営者だけでなく、違法と知りながらも出入りしていた人も有罪となることがあります。いずれにしてもタイで合法的にカジノをする方法はありません。

タイにはギャンブル以外の楽しみがたくさん!

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ギャンブルにこだわらなくても、タイには夜を楽しむ方法は多くあります。また、夜出歩くのは不安という人は、昼間に行っているものを選ぶといいでしょう。

どちらもタイならではのものなので、カジノ以上に楽しいと思えるはずです。

ムエタイ

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タイの格闘技と言えばムエタイです。1R3分で、5Rまであり、KOやTKOで勝敗が付くことが多いです。ムエタイ観戦はタイの観光スポットの1つともなっており、中には海外からムエタイを学ぶために留学する選手もいます。

ムエタイスタジアムとして有名なのは「ルンピニ」と「ラーチャダムヌン」です。この2つのスタジアムで行われる試合のみ、賭け事を行うことが認められています。ただし、客同士で勝敗を賭ける相手を見つける必要があるため、外国人にはハードルが高いです。

ニューハーフショー

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タイで欠かせないスポットといえばニューハーフショーです。元男性とは信じられないような綺麗な方が勢ぞろいで、コンテストで優勝するような美人も少なくありません。

歌ありダンスありで感動する場面もありながら、ギャグも全力で行うので言葉が分からなくても笑ってしまいます。圧巻のパフォーマンスとのギャップが更に面白く見せてくれるのです。

日本人が多い場合は日本の曲を入れてくれることもあります。最後には一緒に写真を撮れる場合も多いです。

タイ人はギャンブルをしない?

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先ほどタイではギャンブルが違法となっていると紹介しました。ということは、タイでは賭け事ができないため、タイ人は一切ギャンブルをしない生活を送っているのでしょうか。

タイ人にはギャンブル好きが多いと言われる

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タイではギャンブルが違法となっているため、タイ人はギャンブルをしないのかと思えばそういうわけではないようです。2019年10月に開かれたシンポジウムでは、タイ人のうち、57%は賭博に関わっているようです。

政府公認の宝くじが多く、その次にマフィアや警察が絡んでいる非公認の宝くじがあります。そして違法とされているはずのサッカー賭博も行われており、オンライン賭博を楽しむ人も増えてきました。若者のギャンブル依存症が問題となっています。

非合法な賭博が摘発されることも少なくない

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タイはギャンブルに関して、無法地帯なわけではありません。年々、違法ギャンブルで逮捕される人数は減少傾向にあるものの、年間10万人を超える逮捕者が出ています。

これには外国人も含まれており、違法と認識していてギャンブルをしたか、合法だと勘違いしていて認可を受けていない場でギャンブルをしたかに関わらず逮捕されてしまいます。違法としていてもあちこちで賭け事を楽しむ人はいるので、巻き込まれないように注意が必要です。

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