目次
- ポリアモリー（polyamory）とは
- 1990年代に誕生した比較的新しい言葉
- ギリシャ語「poly」+ラテン語「amor」を組み合わせた造語
- 関係者全ての合意のもと複数の人物と性愛関係を結ぶこと
- パートナーにも複数のパートナーがいることを理解し性愛関係を楽しむことを望む
- 対義語はモノガミー
- 一人と別れ別のパートナーと関係を持つことはシリアルモノガミー
- ポリアモリーはLGBTの1つ
- LGBTとは
- 病気ではなく性的指向
- 性的指向具体例
- ポリアモリー診断
- 同時に複数の人を本気で好きになる
- 誰かに嫉妬することも嫉妬されることも理解できない
- 他者との違いを理解し尊重することができる
- パートナーを信頼しパートナーに信頼されていると感じる
- 自身の恋愛観を誰かに押し付けようとは思わない
- 浮気・二股をしたことがある
- 恋愛観が他者とは違うと思っている
- 浮気がバレた時浮気行為に罪悪感を持たず相手が悲しんでいることに罪悪感を感じる
- ポリアモリーへの印象・本音
- 浮気やセフレを正当化しているだけ
- 複数の人と性的関係を持っていると病気になりやすそう
- 性的指向を利用しているだけ
- 誰にも真剣に向き合わず好きに行動しているだけ
- ポリアモリーの特徴【恋愛】
- お互いに束縛しない
- 異性や別の好きな人と遊びに行く時は報告する
- 全てのパートナーを平等に愛している
- 複数のパートナーは浮気ではなく全て「恋人」
- 好きな人をパートナーに隠すのは「浮気」「不倫」
- ポリアモリーの特徴【結婚】
- 結婚の必要性を感じない
- 結婚しても複数のパートナーが存在する
- 結婚相手と自身のパートナーと一緒に過ごすこともある
- 結婚相手・パートナーとは別に気になる人がいる
- 結婚相手が他のパートナーを作っても「楽しく過ごせる」なら問題ない
- ポリアモリーが大切にする倫理
- 関係者すべてが合意の上で
- 正直であれ
- 相手を思いやる心を忘れない
- 全ての相手に本気であれ
- 全ての相手に誠実であれ
- 個性を尊重する
- ポリアモリーに肯定的な芸能人
- 今井雅之
- 赤坂沙世
- 岡田斗司夫
- 叶恭子
- 否定する前にポリアモリーの特徴を知ってみよう
関係者すべてに他の関係もオープンにしますが、オープンにするだけでなく合意をとるということが絶対条件になります。
オープンにするということだけであれば簡単なことですが、もしそれで相手が傷ついてしまったらそのパートナーの傷に一緒に向き合ってあげるところまでの配慮ができないといけないわけです。
合意を形成すること自体が愛であるという考え方です。
オープンにするということだけであれば簡単なことですが、もしそれで相手が傷ついてしまったらそのパートナーの傷に一緒に向き合ってあげるところまでの配慮ができないといけないわけです。
合意を形成すること自体が愛であるという考え方です。
正直であれ
via pixabay.com
自分自身にも交際相手にも正直に行動すること。隠し事をしたりうそをついたりすることはしない。「しない」というよりできないというほうが近いのかもしれません。正直であることが一番の誠実であると考えます。
「嘘をつくことも愛情のうち」といった概念はありません。
「嘘をつくことも愛情のうち」といった概念はありません。
相手を思いやる心を忘れない
via pixabay.com
もし、相手が嫉妬心を抱いてしまったら、どうするべきなのかなど、複数のパートナーがいることによる問題があります。その時、相手を思いやる気持ちがなければ関係を成り立たせることができません。深い配慮がなければできない関係なのです。
全ての相手に本気であれ
via pixabay.com
複数の相手に優先順位はなく、すべての人が本命になります。どの相手とも同じ条件で交際することで、平等かつ同じ立場で付き合うことが可能になるからです。誰か一人に比重が大きくなってしまったら、関係は立ち行かなくなります。
全ての相手に誠実であれ
via pixabay.com
すべてのパートナーに関係を全部明かすということは誠実でありたいから。誠実でありすぎるため、隠せないという人にとって理想的な概念でもあるのです。
個性を尊重する
via pixabay.com
ポリアモリーの重要な点は合意を形成する点ですが、それはパートナー個々の個性を尊重することにも言えます。
例えば、誕生日のお祝いを大事にする人とそうでない人がいるように、パートナーは何が大事で、何が大事でないかということをお互いオープンにして合意するということも必要なことになります。これはポリアモリーだけでなくどんな人との関係性においても重要で基本的なことです。
例えば、誕生日のお祝いを大事にする人とそうでない人がいるように、パートナーは何が大事で、何が大事でないかということをお互いオープンにして合意するということも必要なことになります。これはポリアモリーだけでなくどんな人との関係性においても重要で基本的なことです。
ポリアモリーに肯定的な芸能人
via pixabay.com
では、具体的にどんな人がポリアモリーを公表しているのでしょうか。
芸能人で公表している人を挙げて見ていきましょう。
芸能人で公表している人を挙げて見ていきましょう。
今井雅之
via pixabay.com
俳優・演出家・脚本家・タレント・エッセイストであった今井雅之さんは2015年に大腸がんで亡くなりました。芸能関係者ととてもたくさんの交流のあった今井さんのお葬式には６００人もの人が訪れました。
今井さんが亡くなったあと、今井さんの恋人であったモデルの赤坂沙世さんが、今井さんがポリアモリーであったことを公表して話題になりました。
今井さんが亡くなったあと、今井さんの恋人であったモデルの赤坂沙世さんが、今井さんがポリアモリーであったことを公表して話題になりました。
赤坂沙世
via pixabay.com
赤坂さんには夫がいますが、今井さんと赤坂さんは恋人同士で、また、赤坂さんには女性の恋人の菜生さんもいました。今井さんと赤坂さん、赤坂さんと菜生さん、そして菜生さんと今井さんという一対一の関係もあり、かつ3人での関係もあったといいます。
赤坂さんがその関係を語る中でとても興味深いことエピソードがあります。好きな人ができたらその人のことはずっと好きで、別れるという概念がないというのです。嫌いになったり、合わなくなったりすることがなく、好きになった人とはずっとその後も交流があるというのです。
また、赤坂さんには嫉妬という感覚がないといいます。「喜怒哀楽は嗜好品として楽しむもの。嫉妬も楽しんでみたい。」といっています。
そのあたりが、一般の人と少し違うなと思われる感覚であり、この感覚を持っているからこそ、複数の人との関係を上手に保てるのではないでしょうか。
赤坂さんがその関係を語る中でとても興味深いことエピソードがあります。好きな人ができたらその人のことはずっと好きで、別れるという概念がないというのです。嫌いになったり、合わなくなったりすることがなく、好きになった人とはずっとその後も交流があるというのです。
また、赤坂さんには嫉妬という感覚がないといいます。「喜怒哀楽は嗜好品として楽しむもの。嫉妬も楽しんでみたい。」といっています。
そのあたりが、一般の人と少し違うなと思われる感覚であり、この感覚を持っているからこそ、複数の人との関係を上手に保てるのではないでしょうか。
岡田斗司夫
via pixabay.com
オタク研究家として有名な岡田斗司夫さんもポリアモリーの一人。岡田さんのエピソードの中では現在恋人は9人、過去には80人と同時に付き合ったことがあるとのこと。ちょっと驚きの数です。
叶恭子
via pixabay.com
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