2020年1月20日 更新

新潟にあったロシア村には怖い噂があった?恐怖の心霊現象の数々とは

昔、新潟にはロシア村という名前のテーマパークがありました。ロシアの地方政府から援助を受けていたほど、ロシアとの関係を築いていました。しかし全盛期を過ぎると廃れてしまい、今は廃墟となっています。今回は新潟ロシア村について、現在の様子を含めて紹介します。

新潟ロシア村の噂や現在の様子は?

Japan Autumnal Leaves Akiyama - Free photo on Pixabay (779991)

新潟にあるロシア村。開園当時は話題を呼び、全国から家族連れを中心に多くの人が訪れました。今でも新潟では知らない人がいないほど有名です。

しかし、2004年に閉園してから、現在は廃墟となっているようです。廃墟と言えば心霊スポットになりがちですが、新潟ロシア村の場合はどうなのでしょうか。

今回は新潟ロシア村にまつわる噂や現在の様子を紹介します。最後には廃テーマパークとなった3つのテーマパークを紹介しています。

新潟ロシア村とは?

Ferris Wheel London Eye Attraction - Free photo on Pixabay (779992)

若い世代の人であれば、新潟ロシア村という名前自体初めて聞いたという人も少なくないでしょう。生まれたころにはすでに閉園していたという人もいるかもしれません。

それでは、まず新潟ロシア村について、その歴史や全盛期の様子、閉園後の不審火などを含めて紹介していきます。

新潟ロシア村の歴史

Bicycle Vintage Street - Free photo on Pixabay (779993)

新潟ロシア村は、ロシアとの文化交流を目的に1993年に開園したテーマパークです。開園当初は話題を呼びましたが、1999年にメインバンクであった新潟中央銀行が破たんしたことによって融資が受けられなくなりました。

ロシア村は新潟中央銀行から30億円を超えていたため、2003年に旧経営陣が有罪判決を受けています。ロシア地方地域から支援を続けていましたが、2003年には休業状態となりました。

その後も軌道に乗せることはできず、2004年に閉園となりました。現在はホテルと教会が残るのみですが、隣の「笹神ケイマンゴルフパーク」と同じ管理人が管理しています。

新潟ロシア村はどんな場所だった?全盛期の様子

Youth Active Jump - Free photo on Pixabay (779994)

新潟ロシア村は開園する前から話題となり、注目を集めていました。気軽に海外旅行に行けなかった時代、ロシアは未知の国であり、新潟でロシアの文化に触れられるのは貴重でした。ただ、車でないといけない場所にあるため、主に訪れるのは地元の人でした。

アクセスの悪さや1回見たら満足してしまうため、思うように客足が伸びなず、全盛期は開園当時ではないかと言われています。

現在はロシア村が営業していた当時の記録はほとんど残っておらず、廃墟・心霊スポットとして知名度が上がっている状態です。

新潟ロシア村が閉園した理由

Man Figure Toys Pokes Fun - Free image on Pixabay (779995)

新潟ロシア村が閉園した理由は、先ほど紹介した銀行からの融資が受けられなくなったことが主です。しかし、それよりも大きな問題となったのは、思った以上に来園者が増えなかったことでした。

最初こそ話題性の高さから人が集まりましたが、もう1度訪れたいと思わせることができず、リピーター客の獲得に失敗したと言われています。

徐々にテレビや雑誌の取材も行われなくなったため、新規の客を獲得するチャンスを逃していました。

2009年に不審火による火災

Fire Burn Hell - Free photo on Pixabay (779996)

2009年には、誰もしないはずの新潟ロシア村で火事が起きました。現在でもその原因が分かっておらず、不審火として処理されています。しかし、警察では誰かがいたずら目的に侵入して火をつけたのではないかと疑っているようです。

火事による被害者は出ませんでしたが、ロシア村にあったホテルの部屋やロビーが全焼しました。外から建物を見る分にはそれほど分かりませんが、中に入ってみると全体が黒く焼け焦げており、火の激しさを物語っています。

新潟ロシア村の場所や行き方

Globe Trotter Traveller - Free photo on Pixabay (779997)

新潟ロシア村の住所は「 新潟県阿賀野市笹岡1956」です。国道290号を進んで県道に入り、ロシア村へと向かう脇道を入る方法と、折居川沿いの道を進んで川を渡るように道を曲がり、脇道に入る方法があります。

いずれも車がなければ行けず、ロシア村へ向かう看板も出ていないので地図を頼りにするほかありません。また、かつては駐車スペースがありましたが現在は門が閉じている状態なので、手前で車を停めて歩いて向かう必要があります。

ただし現在は立ち入り禁止となっているため、許可なしの立ち入りは不法侵入になってしまいます。また、落書きや破壊行為などモラルに反した行動は絶対に止めましょう。

新潟ロシア村で起きた心霊現象

Children Tv Child - Free photo on Pixabay (779998)

廃墟となった新潟ロシア村は、地元の人からも心霊スポットとして扱われました。閉園してしばらくはただの廃墟でしたが、原因不明の火事が霊の仕業ではないかという噂が広まったためです。

心霊スポットとして有名になると、心霊系のテレビ番組の企画で芸能人が訪れるようになりました。ここではテレビで放送された。新潟ロシア村での心霊現象を紹介します。

世界の怖い夜!夏休み猛暑もぶっ飛ぶ絶叫SP

Crying Baby Toddler - Free photo on Pixabay (780001)

2015年7月22日に放送された回では、お笑いのパンサーとモデルの今井華さんがロシア村で撮影を行いました。マールイホテルの地下室では次々に怪奇現象が起こったのです。

トイレの鏡に人の影が見える・男性のうめき声が聞こえる・消えるはずのないライトが消えるなど、出演者を怖がらせ、撮影が中断されました。

その後しばらくして撮影は再開となりましたが、突然上から黒い物体が落ちてくるなどの心霊現象が続いたため、ロケが中止となりました。ヤラセが入っていたとは考えられないリアルさで、他の出演者や視聴者を怖がらせました。

映っちゃった映像GP

Tv Television Retro - Free photo on Pixabay (779999)

2017年8月12日に放送された回で、島田秀平さんと中川翔子さんがロシア村でロケを行いました。見た目では何も起こりませんでしたが、カメラを通して見ると確かにオーブ現象が起こっていました。

また、低い声が聞こえるといった「世界の怖い夜!夏休み猛暑もぶっ飛ぶ絶叫SP」で撮影されたときと同じような心霊現象も起こりました。

さらに、島田秀平さんは霊感が無いそうなのですが、途中から本人の意思とは関係なく涙を流したのです。霊の悲しみが乗り移ったのではないかと言われています。

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