2019年7月14日 更新

人生の目的の見つけ方7つ!仏教やスピリチュアルな観点からも

あなたの人生の目的は何かと聞かれて、わからないと答える人は多いのではないでしょうか。今回は、そんな人たちが人生の目的を見つけて幸せになってもらえるように、その見つけ方を、仏教の観点やスピリチュアルな占いの視点から例を挙げて解説します。

何のために生きているのか

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あなたは、「人生って何なんだろう」と思うこと、ありますか?わたしたちは、悲しいことがあったり苦しいことがあったりすると、どうしてこんな思いをしなければならないのだろう、と思ってしまいます。よく「人生で起こることに無駄はない」とか、「今苦しいのは、あなたに必要なことだから」とか言われますが、その真っただ中にいると、なかなかそうは思えません。

そして何のために生きているのだろう、何のために生まれてきたのだろう、とまで思ってしまいます。そんなときは、ちょっと深呼吸をして周りを見回してみましょう。今のあなたと同じように、いえそれよりももっと悲しくて苦しんでいる人はたくさんいます。

聖書の「コリントの信徒への手紙1」(10章13節)に、「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」という一節があります。よく言われる「神は解決できない問題は与えない」という言葉はここからきています。
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では、仏教ではどう考えられているのでしょう。仏教の教えでは、わたしたちは、喜びも悲しみも苦しみも、いろいろなことを学ぶために、何度も何度も転生輪廻(死んであの世に還った魂が、この世に何度も生まれ変わってくること)を繰り返していると考えられています。そうしながら、自分という魂を進化させているのだそうです。

これがこの世にこの肉体を持って生まれてくる目的なのだそうです。そしてすべては、原因があって結果があるという「因果応報(縁起)」に従って、今世どんな人生でろうとも、それを一生懸命生きたら、すばらしい来世が待っている、と仏教では言っています。

今回は、何のために生きているのか、つまり、人生の目的を見つける方法について、仏教をはじめ、スピリチュアルな観点からもいろいろと考えていきます。

人生の目的の見つけ方

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まだ人生の目的を見つけられずにいる人に「何か夢や目標を持ちなさい」と言っても、それで目的がすぐに見つかるわけではありません。

しかし、仏教が言うように、この世が魂を成長させる試練の場、だと考えれば、何もせずにいるよりも、失敗しようがモノになるまいが、何かに挑戦して生きていくことに意義があるのかもしれません。

ここでは、人生の目的というよりも、人生をより充実して生きるためにできることを紹介します。

趣味や好きなものから見つける

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まず、身近なところでできることからはじめてみましょう。動物が好きだったら、ペットを飼っていっしょにジョギングをしたり野山を歩いたりする日課をつくってこなしていくのもいいでしょう。相棒がいると日課も楽しみになるはずです。

あるいは絵画やピアノなどの楽器をはじめるというのはどうでしょう。水泳やテニス、ヨガなどの運動もいいです。とにかく、ああでもないこうでもないといったことを考えずに何かに夢中になることが大切なことです。そしてそれが好きになって、もっともっとうまくなりたい、という目標につながったらしめたものです。

家族や恋人の存在から見つける

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どんな時でもあなたのことを愛してくれて大事に思ってくれる家族や恋人の存在も、あなたを支え、あなたの人生を豊かにしてくれていることを忘れないようにしましょう。

どんなに悲しくて苦しい時でも、自分は1人ではなく、家族や恋人に見守られているということは、本当にありがたいことです。そうだ、わたしは1人ではないんだ、と思った時、心の中がほっこりと温かくなって、生きる勇気がわいてくるはずです。

そういった家族や恋人の存在や思いをいつも心の中に感じながら生きることができるということは、それだけですばらしいことです。そしてそういった家族や恋人をもっともっと幸せな気分にしてあげたいという思いがあれば、それはもう立派な目的だと言えます。

仕事から見つける

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あなたが仕事が好きならば、その仕事をパートナーにしてみてはいかがでしょう。仕事に生きがいを持ち、その仕事で成果を出したり成功したりすることを目ざすのです。

ビジネスにおいて目標を持って取り組みはじめると、人間というものは不思議なもので、やる気が出てくるだけでなくいろいろなアイデアが次々と湧いてきます。するとそのプラス波動が周囲にも伝わって、身近に協力者が現れたりして物事はうまく運びはじめます。

たくさんの本を読み視野を広げてみる

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サマセット・モームが著書『読書案内ー世界文学』(岩波文庫)の中で、「読書の習慣を身につけることは、人生のほとんどすべての不幸からあなたを守る、避難所ができることである」と言っています。

もちろん、彼の言う「読書」とは、読み応えのある良書を読むことを言っているのですが、これはまさしく真実であって、良い本というものは、心の糧となり心の支えとなるものです。

ことに世界の文豪たちが残した名作といわれる書籍には、いろいろな人間の生きざまや心の業といったものが描かれていて、人生とは何か、人間とは何かを考えさせてくれます。そういった読書か広い視野と深い洞察力を養うことで、見えてくるものがきっとあるはずです。

毎日の小さな幸せから見つける

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人生の目的は、何も大きなことである必要はありません。幸せを感じながら毎日を過ごしていくということも、立派ですばらしい目的です。というのも、その瞬間瞬間を幸せに感じることほど、尊くて、しかも難しいことはないからです。

今生きていることの幸せ、家族と過ごす時間があることの幸せ、子供の笑顔を見た時の幸せ、食事をいただく時の幸せ、季節の花を愛でる時の幸せ、風の香りをかぐ時の幸せ、愛犬をぎゅっと抱きしめる時の幸せ、また朝を迎えることができて「おはよう」と言う時の幸せ、1日の仕事を終えて温かいお風呂に入る時の幸せ、「お休み」といってベッドに入る時の幸せ…。

そういった日々の小さな幸せを大切にして過ごしていくことを目的にできることほど、豊かな人生はないのかもしれません。

占ってもらう

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最近大流行の占いによって、自分が何のために生きているのか、何を目的に生きていけばいいのか、などに関するヒントやアドバイスをもらう人も増えてきました。人にはそれぞれ適性というものがありますが、占いでその適性を指摘してもらうことは、今後の生き方を考える糸口となるようです。

統計学的な占いではなく、スピリチュアルな能力を備えた占い師は、霊視や予知などでその人の近未来を予告することができるようです。ただ、未来や運命は変えていくことができるものであり、また自分の人生は自分でつくっていくものなので、占いはあくまでも参考にするといった考え方をお勧めします。

ひたすら自己分析をして自己と向き合う

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瞑想をしたり内観をしたりして、自分の心の中を見つめて、自分は何者なのか、何をするために生まれてきたのか、などを問いかけて答えを導き出すという方法をとる人もいます。

これは、いわゆる潜在意識にアクセスをして、語りかけ、自分が今世この世に生まれてきた目的は何かを教えてもらうというのと同じです。

スピリチュアルな世界が認識されはじめていることもあり、自分でやってうまくいかない場合、ヒプノセラピーなどのカウンセリングを受けて、答えを導いてもらうという手段を取る人も増えてきました。

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