2019年6月5日 更新

苦学生の悩みとは?学費や生活費に不安があっても大学進学はすべき?

苦学生という言葉は聞いたことはあるでしょうか。色々な理由はありますが、苦学生として大学に進学した結果、将来的にさらに金銭的な面での苦労を背負い込んでしまう可能性もあります。金銭面で不安があっても大学に進学すべきか否か、しっかり考えて決めるようにしましょう。

目次

苦学生とは?

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苦学生というと、多額の奨学金を抱えながらも大学に行き、アルバイトなどで生計を立てている学生を想像する人も多いのではないでしょうか。この記事では、そうした苦学生にスポットを当てて紹介していきます。大学全入時代と言われるこの時代、苦学生と言われながらも大学に進学した方が良いのでしょうか。それとも、苦学生になるくらいなら大学に進学せずに高卒で就職した方が良いのでしょうか。

苦学生の意味

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苦学生とは、働きながら学校に通う学生のことをいう言葉です。アルバイトをしている高校生や大学生は一般的にも広く知られている存在ですが、苦学生の場合はアルバイトの給料は生活費や学費の糧となります。

親元で暮らしながらアルバイトで自分の交遊費を稼いだり、家に少しお金を入れている学生のことは苦学生とは呼びません。まるで社会人のように自らの生活費や学費を工面している学生のことを苦学生と呼ぶので両者の違いを覚えておきましょう。

苦学生は大学生に多い

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高校によっては、原則的にアルバイトが禁止でも年末年始や長期休暇のみ家庭の経済状況によってアルバイトを許可する学校もあります。そうした高校生も苦学生と呼ぶことはできますが、苦学生の割合としては高校生よりも大学生の方が圧倒的に多いです。

なぜ苦学生は大学生に多いのかという理由も、この記事でしっかり解説していきます。現在高校に通っている、あるいは自分の子どもが高校生で金銭的に余裕があまりない人は、ぜひそちらも参考にしてください。

「苦学生=アルバイトをしている」ではない

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苦学生というと、学校に通いながらも僅かな時間を捻出してアルバイトをしながら生計を立てている学生を想像する人も多いのではないでしょうか。しかしながら、先ほど紹介したように現在では多くの大学生がアルバイトをしているので、アルバイトをしている大学生が必ずしも苦学生なわけではありません。

また、アルバイトをする時間的な余裕がない苦学生の場合は奨学金で生活費や学費を全て賄っている場合もあります。アルバイトの有無ではなく、収入の使い道によって苦学生かどうかを判断するようにしましょう。

苦学生は増えている?

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戦前から苦学生は存在していて、当時の苦学生は今のような接客業のアルバイトよりも家庭教師や書生を行って学費を工面してきました。そうした状況より経済的に豊かな社会になっているにも限らず、実は最近でも苦学生は増え続けています。

では、なぜ豊かな社会になったにも関わらず苦学生は増え続けるのでしょうか。その答えもこの記事の中で紹介しますので、苦学生が増えている理由が気になる人も見逃さないようにチェックしてください。

大学の学費を用意できない場合の選択肢

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なんらかの理由で大学の学費が工面できないからといって、絶対に進学を諦めなければならないわけではありません。では、学費が工面できない時にはどのような選択肢が存在しているのでしょうか。

学費免除や奨学金を受ける

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学費が工面できない時に最初に考える選択肢として奨学金を挙げる人も多いのではないでしょうか。奨学金であれば、返済義務があるものもないものも一定の条件を満たせば申請して受け取ることが可能です。実際、苦学生と呼ばれる人の中にも奨学金を受け取っている人は少なくはありません。

また、奨学金よりも条件は厳しくなりますが学費免除の制度もあります。私立であれば成績優秀者には学費免除の優遇措置が与えられる場合もありますし、国公立でも両親と別居していて扶養親族から外れ、本人(および配偶者)の所得が一定の基準以下の場合は優秀な学生への学費免除の制度も存在しています。

学費が工面できない時、奨学金ももちろん良い選択肢ですが他の選択肢があることを忘れてはいけません。場合によっては学校の教務部などに問い合わせてみましょう。

アルバイトをしながら大学に通う

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奨学金を受け取らずにアルバイトで全てを賄いつつ進学する苦学生もいます。奨学金を受け取らずにアルバイトで学費を工面する場合、一般的なアルバイトでは学費と生活費の全てを工面することはできないので両親から定期的に仕送りをもらう人が多いでしょう。

もちろん、奨学金を受け取りつつアルバイトをして生活費や学費の足しにしている人も少なくはありません。大学生になると高校生よりもアルバイトの選択肢が広がるのも理由の一つだと言えるでしょう。

就職をしながら通信制の大学や夜間部に通う

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奨学金や学費免除がなんらかの理由で受け取れなかったり、アルバイトをする時間的な余裕がない人もいるでしょう。そうした場合でも大学進学を諦めなければならないわけではありません。

就職してから通信制の大学に通ったり、夜間大学に通うことで大学を卒業する人もいるでしょう。社会人としての仕事があるので並大抵の努力ではできませんが、それでも大学に通いたい人は苦学生になります。

ただし、社会人として大学に通う人の中にはMBA(経営学の博士号)を取りたくて通う人もいます。こうした人たちは苦学生とは呼ばないので注意しましょう。

なぜ苦学生が生まれるのか?

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