2019年5月7日 更新

セクシャルマイノリティとは?分類やLGBTとの関連性と現代の理解も

セクシャルマイノリティの正しい意味をご存知でしょうか?性のあり方は非常に多様です。セクシャルマイノリティについて世界的な社会問題ともなっていますが、現代の日本や海外の理解はどうなっているのか、それぞれ詳しく解説していきます。

目次

Man Roads Forest - Free photo on Pixabay (220852)

人間の性には非常に多くの種類が存在していますが、性のあり方はとても複雑なため、当てはまるものが一つだけとは限りません。

セクシュアリティの認識が途中で変わったり揺らぐこともあり、それは自然なことなので、自分がどのセクシュアリティがしっくりくると思うのかは個人の自由なのです。

また、LGBTQ+の「+」は、表記されていない以外にも様々なセクシュアリティがあることを意味し、その他のセクシャルマイノリティの方々への配慮でもあります。

当てはまるものが1つとは限らない

Young Woman Sea - Free photo on Pixabay (221467)

例えば、身体的性は男性で心と性自認は女性であるが、恋愛や性愛の対象が女性である場合、周囲から見ればストレートの恋愛にみえますが、当事者からするとレズビアンに当てはまります。

その逆も同様で、身体的性が女性で心と性自認は男性であるが、恋愛や性愛の対象が男性である場合、周囲から見るとストレートな恋愛にみえますが、当事者からするとゲイに当てはまるのです。

また、身体的性が男性で心と性自認が女性であるが、恋愛や性愛の対象が男性である場合、セクシャルマイノリティはトランスジェンダーですが、ストレートに当てはまります。

近年になってセクシャルマイノリティは増加した?

Man And Dog Countryside - Free photo on Pixabay (221480)

近年セクシャルマイノリティが増加していると言われています。ここ数年、メディアやネットなどで取り上げられるようになり、一般的に認知や理解されることが増えてきました。

そういった情報に触れる機会が多くなったことから、自分の性に違和感を抱いていた人が気付くきっかけになったと言われています。

日本では昔から男色の文化もあった

Boy Swag Nature - Free photo on Pixabay (221508)

男色とは男性同士の同性愛や男性同士の性行為のことで、日本では古代から男色の文化がありました。

寺院では女性との性行為が禁じられていましたが、男性同士の性交渉は禁じられていませんでした。

寺院、武家社会、歌舞伎では日常的に男色が行われており、美少年が男性を相手とする売春が大流行していました。

江戸時代の歌舞伎の世界では、売春を職業にする少年のことを陰間(かげま)という言葉で呼ばれていて、陰間茶屋という店では男色が行われていました。

こういったことから、昔の日本は現代よりも同性愛に寛容だったことが分かります。

セクシャルマイノリティの現状

Men Women Apparel - Free photo on Pixabay (221512)

一昔前に比べるとセクシャルマイノリティに対して寛容な世の中になってきましたが、学校でのいじめや社会的差別は無くなっていません。

海外では同姓同士の結婚が認められている国が増えてきている中、日本では法的に認められていない事から同姓同士のカップルが様々な問題に直面する場合もあります。

セクシャルマイノリティに関する日本での現状はどうなっているのか、詳しく説明していきます。

学校でのいじめの対象になってしまう

Human Children Girl - Free photo on Pixabay (228354)

いじめは大きな社会問題になっています。子供のいじめは「みんなと少し違う」ということがいじめのキッカケになってしまい、無視・嫌がらせ・暴言・暴力などエスカレートしてしまいます。

中には教員もいじめの共犯をしてしまい、自ら命を絶ってしまった事件もあります。

教員のセクシャルマイノリティに関しての知識や理解が人によって非常に差があるため、いじめを受けた子供が教員に相談してもまともに対応してもらえず孤立してしまうケースもあるのです。

また、海外ではセクシャルマイノリティについて学校で伝える授業を行う国が徐々に増えてきていますが、日本は義務教育期間ではまだ扱っていません。

差別もまだまだある

Thinking Hipster Trees - Free photo on Pixabay (221532)

近年セクシャルマイノリティやLGBTという言葉が広まっていますが、今でもセクシャルマイノリティに対する差別や偏見は無くなっていません。

セクシャルマイノリティに関しての知識が無いことから、男らしくない、女らしくないなどと言ったり、気持ち悪いなど陰口をたたく人など日常的な差別を受けてしまうことがあります。言葉は使い方を間違えると凶器にもなります。

セクシャルマイノリティに関わらず、ひとりひとりが抱えている悩みは人それぞれです。無知や価値観の違いによって差別や偏見は起こってしまっています。

差別や偏見によって生きづらさを感じている人みんなが自分らしく生きていけるようになるには、法律や制度・個々の認識が進んでいくことが必要でしょう。

法的なものもまだ不十分

Business Deal Laptop - Free photo on Pixabay (221540)

同性カップルは社会的生活上、法的な問題に直面することは未だ少なくありません。

同性カップルが賃貸借契約を申し込んだ際に断られてしまったり、消極的な対応をされてしまうことがあります。中には事情を理解した上で契約を結べる場合もありますが、異性カップルと比べて選択肢が少ないのが現状なのです。

また、現在の日本では法定相続人となれる人は配偶者と血族に限定されているため、同性カップルは相続人になることが出来ません。

海外では同姓婚が認められている国が増えてきていますが、日本では同姓同士の結婚はまだ認められていません。

以前、渋谷区と世田谷区で同姓カップルに対して男女の婚姻関係と異ならない程度の関係を認めた、パートナーシップ制度が初めて設けられました。

それをきっかけに、ほかの各市区町村でも実施する動きが進んできています。しかし、法的な拘束力はないのが現状でもあります。

カミングアウトをするときの膨大な不安

Woman View Stockholm - Free photo on Pixabay (221542)

自分がセクシャルマイノリティであると打ち明けることをカミングアウトと表現されています。

カミングアウトをしたことによって生きやすくなる方もいらっしゃいますが、中には勇気を出して信頼できる人にだけ打ち明けたはずが、同意なしに大多数の人に言いふらされたり心無い言葉をかけられてしまい、逆に生きにくくなってしまう場合もあります。

他人のセクシャルマイノリティを本人の許可なく勝手に言いふらすことをアウティングと呼ばれています。

アウティングされた事が原因で精神的に病んでしまい、尊い命が奪われてしまった事件がありました。事件のあった大学の所在地国立市では、アウティング禁止の条例が施行されました。

打ち明けた相手がどう思うのか、その後の関係性が崩れてしまわないかなどリスクも大きいことから、今の日本はカミングアウトに対するハードルが高いのが現状です。

家族の理解が得られないことへの不安

Woman Sisters Siblings - Free photo on Pixabay (221572)

セクシャルマイノリティを抱えていることも含めて自分自身だということを家族が受け入れてくれなければ、カミングアウトをしても理解してもらえなかったり味方になってもらえない場合があります。

カミングアウト出来るような信頼できる人がもし他にいなければ、本当に孤独になってしまう可能性があります。

経済的に自立が出来ていないと、中には家を追い出されてしまったり学費を止められてしまう場合もあります。

家族だからといってすべての人が理解してくれるわけではないため、多くの人が家族へカミングアウトをした時に受け入れてもらえるか不安を抱えています。

SOGIハラスメントに苦しめられている

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