2019年8月19日 更新

口が上手い人は得をする?口が上手い人の特徴や上手な付き合い方とは

「口が上手い」という言葉は、褒めるというより悪口に近い言葉になります。それでも口が上手い人を羨ましいと思うことが、時にあるのではないでしょうか?逆に、身近に口が上手い人がいたら警戒してしまう、という人も多いのでは?そんな口が上手い人についてみていきましょう。

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YESマンで八方美人の口が上手い人。相手が誰であっても上手に調子を合わせます。当然、相手によっては意見が真逆になることも。これでは、相手の人は口が上手い人のどこをどう信じたら良いのか分からないでしょう。

自分の気持ちや意見ではなく、相手の意見に迎合するので本心が全く分かりません。人によっては、「自分と真剣に向き合う気がない」と思ってしまうこともあるでしょう。

人と人が関係を築くベースは「信頼」でしょう。本心を見せない方も「信頼」しているとは言い難いですし、疑念を抱いている方も欠片も「信頼」していないでしょう。これでは良い関係は決して築けません。苦手だと言われても仕方ないでしょう。

口が上手い人との上手な付き合い方

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口が上手い人を苦手だと思う人は、おそらく誠実で真面目な人なのでしょう。相手と本音で誠実に向き合いたいと思っている人とでは、水と油のような関係ですよね。

誰にでも相性がありますので合わない人とは付き合わなければ良いのですが、親戚であったりご近所さんだったり、仕事の仲間や相手だったりすると、そういうわけにもいかなくて辛いところです。

ここでは口が上手い人と付き合っていくためのポイントを紹介します。頭の片隅にでも記憶しておいて、あなたなりの付き合い方を構築してみてください。

褒められても一度冷静になる

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口が上手い人の常套手段として、相手を褒めちぎって良い気分にさせておいて面倒なことを押しつける、というものがあります。ですから口の上手い人がやたらと褒めてくる時には、注意しなければなりません。もちろん、いつもそうだとは限らないのですが、いいように使われないためには一度冷静になることが必要です。

何か魂胆があって褒めているのか、何の裏もなく単に褒めているだけなのか、前後の会話の流れやシチュエーションなどを冷静になって見極めないとなりません。もし上手く乗せられてしまえば、気づいたら仕事の肩代わりをすることになっていた、などということになりかねません。

頼み事に対しても考える時間を設ける

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冷静になった上で頼みごとを持ちかけられたら、次に大切なのが「即断即決しないこと」です。口が上手い人の話に引き込まれてしまって、気づいたら面倒事を引き受けてしまっていた、なんてことにならないようにしなければなりません。そのためにも、頼みごとをされた時は「考えさせて」と時間をもらうことに決めておきましょう。そうすれば冷静な状態で判断することができます。

その場合に大切なのが、断ることも想定しておくということです。時間をもらう際に、「無理かもしれないけど」とあらかじめ予防線を張っておきましょう。頼みごとが仕事に関係する時は、特に気をつけなければなりません。無理かもしれないと言われれば、相手も断られた後の段取りをつけておくことができます。その上で、結論は早めに出すようにしましょう。

口が上手い人という意識を持って付き合う

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口が上手い人との会話は、最初から話半分で聞いておく、というのも良いでしょう。全てを鵜呑みにするとペースを奪われてしまいますし、振り回されて自分一人だけ疲れてしまった、なんてことになりかねません。

悪気はないのでしょうが、場を盛り上げたいとか会話を面白おかしくしようとして、ついつい話を誇張する傾向があるのです。ですから、素直にそのまま受け取らずに「話半分くらい盛ってる」と考えておくほうが無難です。

とにかく、目の前の人物が口の上手い人だという認識をしっかりと持っておきましょう。その上で、しっかりと自分自身を保っておくのです。「この部分は盛ってるな」とか「上手いな。こんなふうに褒めれば良いんだ」とか、頭の中で分析しながら話を聞くのです。そうすれば一方的にペースに呑まれることもないでしょう。

ギブアンドテイクを提案する

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もし頼みごとをされて断りきれなかったなら、ギブアンドテイクを提案してみると良いかもしれません。自分一人だけ損をしなくてもすみますし、ちょっとしたことでも良いので代わりに何かを引き受けてもらいましょう。

書類の作成を頼まれたら、代わりにコピーをしてもらう、というのでも良いでしょう。仕事量が釣り合っていなくても良いので、とにかく何かをしてもらいましょう。逆に、コピーを頼まれた時に書類作成の仕事があれば、それを提案すれば良いのです。前に釣り合わない仕事を引き受けたのだから、遠慮せずに申し出ましょう。

何かを頼めば、こちらが何か必ず要求してくると分かれば、ただで引き受けてくれる人に、まず頼みにいくようになるでしょう。頼みやすい人リストの最後に名前が挙がれば、知り合いの多い彼らのことです、なかなか順番は回ってこなくなるに違いありません。

味方につける

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口が上手い人にはいろいろな知り合いが多いので、困った時に頼れる独自のルートを持っています。例えば、絵を描くのが好きで詳しいのはAさん、料理ならBさん、パソコンのトラブルに詳しいのはCさん、細々とした事務処理の決まりごとに詳しいのはDさん、という具合です。

自分が本当に困った時に、「誰か助けてくれそうな人、知らないかな?」と訊ねたら教えてくれることもあるでしょう。ですから、苦手だと敬遠していないで、仲良くしてみるのも1つの手です。できたら、味方に付けてしまいましょう。そうすれば自分一人が不利益を被ることも少なくなるでしょう。

口が上手い人におすすめの職業

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口が上手い人の話術やコミュニケーション能力は、才能であり武器であると言えます。その能力でいろいろと得をしていることを紹介しましたが、その能力はもちろん仕事にだって活かせます。

どんな職業なら持っている能力を発揮することができるのでしょうか?いくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

営業職

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自分の意見や考えを述べない代わりに、相手の話をじっくりと聞くことができるので、営業職に向いています。相手の話を聞いて、相手が求めるものや必要なものを探り出して、それを上手に、時には巧みな話術で売り込んでいくことができるのです。コミュニケーション能力が高いので自分が売り込みたい商品を、相手のレベルに合わせて分かりやすく説明することもできます。

ただ、口が上手い人は話を盛ってしまう傾向がありますので、そこは十分に注意しましょう。後で大きなトラブルに発展しかねません。一度信用を失えばその相手は二度と取り引きに応じてはくれませんので、楽しい会話をすることよりも誠実な会話を心がけましょう。

接客業

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接客業にはいろいろな種類がありますが、一言で表現するなら「お客様をもてなすサービス業」ではないでしょうか。人間対人間となりますので、人と楽しく時間を過ごせる口が上手い人にはピッタリでしょう。初めて会った人にも笑顔で会話をすることができますし、空気を読むことに長けていますのでお客様の感情や要望にも応えることができます。

口が上手いので、口数が少ないお客様からもたくさんの情報を聞き出して、適切なアドバイスや商品を紹介することができます。また接客業では、クレームやトラブルも日常茶飯事です。臨機応変に対応できる頭の回転の速さも持っていますし、何より巧みな話術で相手を納得させてしまうことができます。

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