煽り運転をする心理とは？煽り運転の現状とされた時の対処法

煽り運転が招いた悲劇

ここ最近何かと話題に上がってくる「煽り運転」ですが、どんな状況のことを指すのか皆さんご存知でしょうか？

わかりやすく説明させていただきますと「煽り運転」とは、道路上でバイクや自動車など他の車両を故意に煽り、交通の危険を発生させる行為のことを言います。

例えばですが、前方の車両との車間距離を詰めて幅寄せをしたり、必要以上に追い回したりして無理に割り込んだりすることは運転中の危険な行為である「煽り運転」と言えるのです。

この「煽り運転」が招いた事故がいくつもあります。今回は有名なものを紹介していきますので、皆さんも巻き込まれることがないようチェックして頂ければと思います。

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東名高速夫婦死亡事故

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煽り運転が招いた事故として一躍有名となったのが、この「東名高速夫婦死亡事故」です。

事故当時、まだまだ世間では「煽り運転」という言葉が浸透していませんでしたが、この事故をきっかけに煽り運転に対する規定や世間の目が厳しくなったとも言えます。

事故が起こったのは、２０１７年６月５日、神奈川県の東名高速道路でワゴン車が追突をされ、一家４人が死傷してしまう大事故になりました。

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加害者は、パーキングエリアの駐車禁止区域で駐車していたところを、被害者一家の父親に注意を受けたことをきっかけに逆上をして、ワゴン車を煽るという行為に至りました。

ワゴン車は加害者に高速道路上で約１．４キロの区間煽られた後、走行を邪魔する形で前を遮られることになり、追い越し車線側の道路上でやむなく停車した後、口論となります。

その後、間もなくワゴン車に後方からトラックが追突し、ワゴン車から降りていた両親が死亡。加害者の知り合いである女性も重傷を負う痛ましい事件となりました。

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今回の事故の原因となった煽り運転をした加害者は、この事故の約１か月前にも山口県関市の一般道で、３台の車に同様の「煽り運転」行為をしていました。

今回の事件と共に、常習性もあった点から、懲役１８年(求刑懲役２３年)といった危険運転過失致傷罪になったそうです。

宮城県亘理町の常磐自動車道下り線の煽り合戦

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こちらは１８年１２月上旬、宮崎県亘理町の常盤自動車道下り線において「前の車にブレーキを踏まれた！」と男性から１１０番があったものです。

男性は怒り心頭の様子で、「すぐに捕まえろ」ということでした。

県警の高速隊はナンバーで前方者を特定したのですが、運転をしていた男性に話を聴くと「後ろの車に急接近されて怖くなり、注意の意味でブレーキを踏んだ。」との事で、自分の方がむしろ被害者だという回答を受けました。

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東名高速の夫婦死亡事故の一件で、煽り運転に対する取り締まりが厳しくなった一方、実際の煽り運転に対する規定がしっかりと定まっていないのが問題されています。

今回の事件も、ドライブレコーダーの映像データの結果、相談側にも煽りに近い行為があったこととなり、逮捕に至ることはありませんでした。

堺市南区大型バイク煽り事故

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この事件は、大阪堺市南区で２０１８年７月、大型バイクに「煽り運転」をした末に車で追突し、バイクを運転していた大学４年生(当時２２歳)を死亡させたというものです。

加害者の男は、バイクに追い抜かれたことに腹を立て、約１００キロのスピードで後方からバイクを煽ったり、不必要はパッシングを繰り返した上で追突してしまう形になりました。

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また、事件前に酒を飲んでいたことから飲酒運転なのでは？という疑惑もありましたが、アルコールは検出されたものの運転基準を超えるものではなかったので、飲酒が直接的な原因とは言えませんでした。

しかし、追い抜かれたことで逆上し、バイクを必要以上に追い回す行為は絶対にあってはならないものです。

あとから見つかった加害者が所持していたと思われるドライブレコーダーには事故後、「はい、終わり―」と言った加害者の悪意ともとれる音声が記録されていたそうです。

煽り運転の現状

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いくつかの事件がきっかけとなり有名になった「煽り運転」という言葉ですが、煽り運転の横行を禁止するためにタクシーやトラックなどもドライブレコーダーをつけてる方がほとんどです。

最近では商用の自動車以外にも、自家用車やバイクでもドライブレコーダーをつけている方はは沢山いらっしゃいます。

しかし、そうは言ってもまだなくなることがない「煽り運転」の現状について、実際にされたことのある方や、仕返したことがある人の意見をまとめていきたいと思います！

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煽り運転をされたことがある・・・94.3％

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今回問題になっている「煽り運転」ですが実際にどれくらいの方が経験したことがあるかというと、実に約９５％の方が煽り運転経験者ということが判明しました。

都心では車に乗らない人もいることを考えると、実際に車を運転される方の中では１００％の方が体験しているとも言えるのではないでしょうか？

煽り運転の中にも、少し幅寄せされる程度のものから、一歩間違えば追突事故になってしまうものまで小さなものから大きなものまで様々ですが、この結果を見る限りではほとんどの方が被害にあったことがあると言えます。

煽られた時怒りを感じる

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