2019年12月16日 更新

ミャンマーが使う言語や文字は?観光で便利なフレーズも5つ紹介!

ミャンマーに旅行に行った場合、英語ができれば何とかコミュニケーションが取れることも多いです。しかし観光ではミャンマーの言葉で「ありがとう」や「こんにちは」が言えると現地の人と距離が縮まるでしょう。今回はミャンマーの言葉について、文字も含めて紹介します。

こんにちは

Bonjour Welcome Merchant - Free photo on Pixabay (759592)

「こんにちは」はミャンマー語で「ミンガラーバー」と言います。ミャンマー語は声調言語なので中国語のように抑揚が付いていますが、カタカナで文字通り発音しても伝わることが多いです。

また、ミャンマー語では時間によって挨拶が変わらないので、これさえ覚えておけばどの時間帯に人に会ってもミャンマー語で挨拶ができるようになります。お店などで「いらっしゃいませ」の代わりに使われることも多いので、聞く機会は多いです。

ありがとう

Thank You Neon Lights - Free photo on Pixabay (759593)

ありがとうという言葉はどの場面でもよく使います。ミャンマーでは知らない人でも積極的に助けてくれるため、困ったときはすぐに誰かに助けてもらえるでしょう。そんな時、ありがとうとミャンマー語で伝えることができれば、お礼の気持ちが伝わります。

ミャンマー語でありがとうは「チェーズーティンバーデー」と言います。カジュアルな表現で「チェーズーベー」と短縮する人も多いです。少し長いですが、丁寧な表現を覚えておくと便利です。

これを下さい

Market Stand Spices - Free photo on Pixabay (759594)

都市部では英語が通じることも多いですが、あまり教育を受けていない人は英語が全く通じないこともあります。特に田舎で育って都市部に出稼ぎに来た人はミャンマー語しか分からないということもあります。その場合、ある商品や食べ物が欲しくても伝わらない時があります。

そんな時、これを下さいと言えれば確実に欲しいものを手に入れることができます。この表現は「ターピーバー」と言います。少し遠くの物を指す場合には「ホ ハーペーバー」を使いましょう。

美味しいです

Pancakes Maple Syrup Sweet - Free photo on Pixabay (759596)

レストランや露店で食べ物を食べた時、「美味しいです」と伝えられれば、こちらも相手も嬉しくなります。場合によってはおまけしてくれたり、他のミャンマー料理を味見してくれることもあるようです。

「サーロー カウンデー」と言うと美味しいですという意味になります。これに「ティッ」を付ければ「とても」という表現を付け足すことができます。ちなみに否定形の「美味しくない」と言う表現は「サーロー マカウンブー」で表すことができます。

わかりません

Maze Green Labyrinth - Free photo on Pixabay (759598)

分かりませんという意思表示はとても重要です。日本人はあまり分からないと言えず、分からなくてもとりあえず頷く、分かったふりをすることも多いですが、それがトラブルの元となってしまうことも少なくありません。

ミャンマー語で「分かりません」は「ナー マレー ブー」と言います。少しミャンマー語を言うと、相手がミャンマー語が分かると勘違いしてネイティブのスピードで話すこともありますが、分からないということを伝えると英語で伝えようとしてくれます。

ミャンマー語がわからない時はどうする?

Luggage Travel Honeymoon - Free photo on Pixabay (759600)

ミャンマー語と日本語の文法が似ていると言っても、学習者でなければ聞き取れません。特に長い文章を言われた場合や知らない単語ばかりの場合はパニックになってしまうこともあるでしょう。

ミャンマー語が分からない場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

英語で話しかけてみる

Restaurant Bar Counter - Free photo on Pixabay (759602)

都市部では英語が通じることが多く、特に若者は英語教育のおかげで意思疎通ができる人も多いです。ミャンマー語のなまりが入っていますが、慣れるとすぐに聞き取れるようになるので問題ありません。外国人がよく訪れる地域の人は外国人の対応に慣れていることも多いです。

また、高齢者も植民地時代の名残で英語が少しわかるということもあります。ミャンマー語が分からないのであれば、英語で話してみましょう。ゆっくりと短い文章で伝えると分かってもらいやすいです。

身振り手振りで伝える

Call Communication Contact - Free photo on Pixabay (759603)

言葉で通じないとなれば、ジェスチャーで伝えるしかありません。簡単なものであれば、ジェスチャーでも意味をくみ取ってもらえることが多いです。

旅先で複雑な文章が必要になる事態はそう多くは無いので、言語がお互いに分からなくても諦めずにチャレンジしてみましょう。また、こちらの日本語なまりの英語が聞き取れていない場合もあるので、単語を言いながら身振り手振りで説明すると分かってもらいやすいのでおすすめです。

ガイドブックやアプリなどに書かれたミャンマー語を指差す

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ミャンマーを訪れる前にガイドブックを購入したり、アプリをダウンロードしている場合には、そこに書かれているミャンマー語を指さすことで言いたいことが伝えられることも多いです。旅行先では決まったフレーズをよく使うので、見せるだけでも通じます。

英語にも不安があるという人は、ミャンマーのガイドブックを選ぶ際に、指さしできるようなページが多いものを選んでおくと安心でしょう。また、アプリの場合はオフラインで使えるかも重要です。

言語でトラブルも!?押しかけ通訳に注意!

Quran Shrine Scripture - Free photo on Pixabay (759607)

ミャンマーには観光スポットが多くありますが、外国人を狙って悪い人も多く集まっています。特に言語で困る人が多いことを知っているため、日本人であることが分かると日本語で話しかけてきます。

そしてこちらが頼んでいないのにいきなり通訳をしてくれ、親切心でやってくれていると思ったら、最後にお金を請求されるケースも少なくありません。ただの親切な人と区別がつきにくいので、観光地では特に注意しましょう。

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