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「つけらっと」と聞いて何か思い浮かべる言葉はありますか?ほとんどの人がなかなか正解を出せないかもしれません。正解は「知らんぷり」「ケロッと」「ちゃっかり」などを表現した方言です。少しネガティブな意味で使われることが多いように感じられます。
「つけらっとしてー!」と言われたら「もう、知らんぷりしちゃってー!」という意味です。冗談っぽく使えば、相手の気になる仕草も可愛らしく伝えられます。
「つけらっとしてー!」と言われたら「もう、知らんぷりしちゃってー!」という意味です。冗談っぽく使えば、相手の気になる仕草も可愛らしく伝えられます。
あべ
人の名字のように聞こえますが、もちろん今回は違います。「行こう」「ついおてきて」などの意味を表している青森の方言です。昔使われていた”歩いて行くべし”という言葉がルーツの方言となっています。
発音としては「あ」と「べ」の間にほんの少し小さい「ん」を入れるようなイメージで発音します。「のってあ(ん)べ」と言われたら、一緒に車で乗って行きませんか?というような意味となります。
発音としては「あ」と「べ」の間にほんの少し小さい「ん」を入れるようなイメージで発音します。「のってあ(ん)べ」と言われたら、一緒に車で乗って行きませんか?というような意味となります。
けっぱれ
大人気アプリ「星のドラゴンクエスト」でも方言スタンプとして取り入れられた特徴的なセリフです。しかし馴染みの無い人にとっては意味が伝わりにくい方言のひとつでしょう。
「けっぱれ」とは標準語で「頑張れ」という意味です。他人を応援する時は「けっぱれー」と言いますが、自身の決意表明の時には「けっぱる(頑張る)」という使い方になります。発音も難しくないので、県外出身の人でも比較的使いやすい青森の方言のひとつです。
「けっぱれ」とは標準語で「頑張れ」という意味です。他人を応援する時は「けっぱれー」と言いますが、自身の決意表明の時には「けっぱる(頑張る)」という使い方になります。発音も難しくないので、県外出身の人でも比較的使いやすい青森の方言のひとつです。
響きがかわいい青森の方言
【外国語】青森県『南部弁講座』してみた
via www.youtube.com
実は方言が可愛らしいことでも注目を集めているのが青森弁です。最後に響きがとっても可愛らしい青森弁を紹介します。可愛らしい方言は若年層同士の会話でも取り入れられていることが多いようです。青森県には県外出身者の人も、思わず使いたくなるくらいの可愛らしい方言に溢れていました。
ちょーちょー
花々を渡り歩いている蝶々を指している言葉ではありません。青森の方言の中でもナンバーワンの可愛らしさを誇るのが「ちょーちょー」です。主に「ねぇねぇ」と相手を呼ぶ時に使われています。青森県に限らず若年層が少しずつ方言離れし始めていますが、現在も多用されています。
人によっては馴れ馴れしく感じられてしまうので、家族や友人、恋人などを呼ぶ時に使ってみましょう。「ちょーちょー」と優しく呼ぶのが可愛らしく聞こえるコツです。
人によっては馴れ馴れしく感じられてしまうので、家族や友人、恋人などを呼ぶ時に使ってみましょう。「ちょーちょー」と優しく呼ぶのが可愛らしく聞こえるコツです。
かちゃくちゃね
初めて使う人は噛んでしまいそうな「かちゃくちゃね」。これは標準語で「ぐちゃぐちゃ」「散らかった」などを意味する方言です。これを使用する時には、物質的なことだけではなく心理的なことでも使われています。
例えば「かちゃくちゃね部屋だな」とは「散らかった部屋だなぁ」という意味です。心理的な意味で言うと「あー!かちゃくちゃね!」と発していたら、頭にきている・イライラしていることを現しています。
例えば「かちゃくちゃね部屋だな」とは「散らかった部屋だなぁ」という意味です。心理的な意味で言うと「あー!かちゃくちゃね!」と発していたら、頭にきている・イライラしていることを現しています。
もちょこちぇ
先述している「かちゃくちゃね」と同じようなニュアンスにも感じられますが、意味は違います。「もちょこちぇ」とは青森の方言で「くすぐったい」という意味です。
例えば標準語で「くすぐったいってば!」という時は、青森の方言で「もちょこちぇでば」と表します。逆の立場で言うと「くすぐる」ことを「こちょがす」、「くすぐらないで!」を「こちょがすな!」と言います。
例えば標準語で「くすぐったいってば!」という時は、青森の方言で「もちょこちぇでば」と表します。逆の立場で言うと「くすぐる」ことを「こちょがす」、「くすぐらないで!」を「こちょがすな!」と言います。
青森の方言は独特でかわいい!
via pixabay.com
車のCMでも話題となったフランス語にも似た青森弁はとってもキュート!独特の言い回しが、県外出身者の心を掴みます。今すぐ使うことは難しいかもしれませんが、青森県に赴いた時や青森出身者と会話をする時に距離を縮めるきっかけとして覚えておくのもおすすめです。
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