2019年12月13日 更新

カンボジアで英語は通じる?カンボジア語の簡単な挨拶フレーズも紹介!

世界中から観光客が集まるカンボジアでは英語が通じますが、現地の言葉で「ありがとう」「おはよう」「さようなら」「こんにちは」といったフレーズが使えれば意思疎通が図りやすくなるでしょう。この記事ではカンボジアの言語についてご紹介しているので、ぜひご覧ください。

カンボジアで使っている言語が知りたい

Bicycle Relationship Parrent - Free photo on Pixabay (757959)

世界遺産アンコールワットをはじめとして、数々の魅力的な遺跡や歴史的な建築物のあるカンボジアは、日本でも特に人気の高い旅行先のひとつです。

カンボジアに旅行するに当たって気になるのが、現地で話されている言語は何なのかということでしょう。ホテルの受付やショッピング、レストランでの注文はもちろんのこと、できるならば旅行先で出会った現地の人と現地の言葉でコミュニケーションを取りたいものでしょう。

この記事ではカンボジアの言語の簡単なフレーズに加えて、英語が使えるかどうかといった点についても解説しているので、ぜひご覧ください。

カンボジアの言語は?

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (757965)

そもそも、カンボジアでは何語が話されているのでしょうか?多くの少数民族を有するカンボジアだけに、その言語事情が気になるところでしょう。

そこでここではまず、カンボジアで話されている言語について簡単にご紹介していきます。旅行に行かれる前にカンボジアの基礎知識として、ぜひチェックしてみてください。

公用語はクメール語

Angkor Landscape Zen - Free photo on Pixabay (757962)

カンボジアの公用語は「クメール語」というものになります。そもそも、クメール語がカンボジアの公用語として制定されたのは1993年とかなり最近のことです。

カンボジアには少数民族もいるものの、人口の約9割がクメール人であるため、クメール人の話すクメール語が公用語になるのも必然のことでしょう。ちなみに、クメール文字はインドから伝来した文字に由来する者であり、多くの日本人からすると不思議な象形文字のように見えます。

少数民族はチャム語

Khmer Girl Cambodia - Free photo on Pixabay (757963)

カンボジアの9割近くはクメール人が占めていますが、全人口の4%ほどはチャム族と呼ばれる少数民族が占めています。チャム族とはカンボジアからベトナムにかけて住む少数民族で、かつて存在したチャンパ王国の末裔です。

カンボジア国内にチャム族は31万人ほどおり、彼ら・彼女らの第一言語はチャム語です。ちなみに、チャム族の人々の多くはイスラム教(スンナ派)を信仰しています。

フランス保護下の時代の人はフランス語も分かる

France Flag National - Free vector graphic on Pixabay (757968)

カンボジアは19世紀半ばから20世紀半ばにかけて、フランスの植民地支配を受けていました。

当時もカンボジアではクメール語が話されていましたが、支配階級や上層階級の人々の間では宗主国たるフランスの言語を話すことがエリートの証とされていたため、フランス語がネイティブ並みに話せる人も多く存在していたのです。

その名残で、現在でも知識階級などではフランス語が話せる人も少なくありません。

カンボジアで英語は通じる?

Hello Kitchen Eating - Free image on Pixabay (757969)

ツアーではなく個人で海外旅行に行くと、「現地で言葉は通じるだろうか」と不安になる方が多いことでしょう。特に、英語圏でなければなおさらです。

では、果たしてカンボジアでは英語は通じるのでしょうか?ここからは、カンボジアの英語事情についてご紹介していきます。

英語が通じる国

Ok A-Ok Woman - Free photo on Pixabay (757970)

結論から言うと、カンボジアでは英語が十分に通じます。特に観光地などでは流ちょうな英語を話すカンボジアの方が大勢いるので、こちらが片言であっても、英語でコミュニケーションを取ることに関しては何ら不安はないでしょう。

空港やホテルのスタッフはもちろんのこと、レストランの店員や露天商などであっても英語で意思疎通が図れることがほとんどですので、言葉の壁に関してあまり心配になる必要はありません。

若者は英語が堪能な人が多い

Girl Asian Fashion - Free photo on Pixabay (757971)

日本と同様に、カンボジアでも年配の方よりも若い人のほうが英語が通じやすい傾向があります。ただ日本と違うのは、カンボジアの若者は英語が通じるというレベルではなく、かなり流暢に英語を話せる人が多いという点です。

道に迷った時など現地の人に英語で何かを訪ねたい時には、年配の方よりも若者を選んだ方がコミュニケーションがとりやすいでしょう。

旅行者が多いことが英語が通じやすい理由

Angkor Wat Temple Amazing Seven - Free photo on Pixabay (757972)

カンボジアはフランスの植民地であったことはあっても、イギリスやアメリカの統治下に置かれたことはないにもかかわらず、なぜこれほどまでに英語が通じるのでしょうか?

その理由は、カンボジアに毎年多くの外国人旅行客が訪れるということにあります。世界の中でもカンボジアは最貧国の部類に入る国ですが、世界遺産のアンコールワットに代表されるように、非常に魅力的な観光コンテンツを有する国でもあります。

観光はカンボジア経済の要であり、外貨獲得のための重要な手段でもあるので、必然的に英語が通じやすくなるのでしょう。

カンボジアのクメール語での挨拶の仕方

Umbrella Asia Myanmar - Free photo on Pixabay (757973)

観光地ではもちろんのこと、カンボジアの多くの場所では英語が通じます。しかし、できるならば現地の言葉であるクメール語で簡単なあいさつくらいはできるようになりたいものでしょう。

会話自体は英語で行うにせよ、最初にクメール語で挨拶をできれば、相手との心の距離も縮まるはずです。ここからはクメール語の簡単なあいさつのフレーズをご紹介していきますので、ぜひ旅行前にチェックしてみてください。

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