目次
- ミャンマーの治安は?旅行するのは危険?
- 2019年現在のミャンマーの治安
- ネピドー・ヤンゴン含む国土の大半の治安はさほど悪くない
- 一部地域には不要不急の渡航中止や渡航中止勧告も
- ミャンマーで特に危険とされる地域
- ミャンマーで外国人旅行者が巻き込まれやすい犯罪は?
- スリ・置き引き
- タクシーやガイドによるぼったくり
- 強盗
- 性犯罪
- テロ
- ミャンマーで実際に外国人旅行者が巻き込まれた事件・事故
- ダラ地区観光中のぼったくり・スリ
- シャン州パンニャウン村での地雷爆発
- ミャンマーで犯罪に巻き込まれないためには
- 危険な地域には近づかない
- 夜間は1人で出歩かない
- 日本語が流暢な人から話しかけられたら警戒を
- 貴重品は見えにくい場所に肌身離さず身に着ける
- ミャンマーを旅行する時は安全対策をしっかりと!
テロ
via pixabay.com
現在のところ、ミャンマーで日本人を狙ったテロ事件の発生は報告されていません。それでも、上述したラカイン州などでは武装集団によって事件が起こされ、多くの死傷者や避難民が出ています。
また、近年のテロは国境を超えたネットワークを形成してその活動範囲を拡大しているため、今までミャンマーでテロが起きなかったからと言って今後も起こらない可能性はどこにもありません。そのことを念頭に置いた上で、しっかりと自衛策を講じるべきでしょう。
また、近年のテロは国境を超えたネットワークを形成してその活動範囲を拡大しているため、今までミャンマーでテロが起きなかったからと言って今後も起こらない可能性はどこにもありません。そのことを念頭に置いた上で、しっかりと自衛策を講じるべきでしょう。
ミャンマーで実際に外国人旅行者が巻き込まれた事件・事故
via pixabay.com
そこまで治安が悪いというわけではないミャンマーですが、残念ながら近年外国人旅行者が巻き込まれた事件や事故が起こっています。
ミャンマー旅行を安全かつ快適なものにするためにも、ここでは念のため、外国人旅行者が被害に遭ったケースを見ておきましょう。
ミャンマー旅行を安全かつ快適なものにするためにも、ここでは念のため、外国人旅行者が被害に遭ったケースを見ておきましょう。
ダラ地区観光中のぼったくり・スリ
via pixabay.com
ヤンゴンはミャンマー最大の都市ですが、経済発展から取り残された地区も存在します。その最たる例がダラ地区であり、いわばスラム街のような貧困地区だと言えるでしょう。
外務省の海外安全ホームページによると、2017年にダラ地区を訪れた日本人旅行客が現地で出会った男性にガイドを頼んだところ、高額な料金を請求されぼったくられたとの被害が報告されています。
外務省の海外安全ホームページによると、2017年にダラ地区を訪れた日本人旅行客が現地で出会った男性にガイドを頼んだところ、高額な料金を請求されぼったくられたとの被害が報告されています。
シャン州パンニャウン村での地雷爆発
via pixabay.com
内戦という悲惨な歴史をもつミャンマーでは、現在でも一部地域に地雷が埋められたまま撤去されずに残っています。2019年1月には、ミャンマー北東部に位置するシャン州パンニャウン村を訪れていたドイツ人旅行客が地雷を踏み、命を落とすという悲惨な事故が起きているのです。
都市部の観光スポットならば心配はありませんが、定番の観光地を外れて農村部などを旅する場合には、十二分に注意する必要があるでしょう。
都市部の観光スポットならば心配はありませんが、定番の観光地を外れて農村部などを旅する場合には、十二分に注意する必要があるでしょう。
ミャンマーで犯罪に巻き込まれないためには
via pixabay.com
世界でも有数の治安のよさを誇る日本に住んでいると、平和ボケしてしまいがちです。警戒心ゼロのままミャンマーに行くと、トラブルや事件に巻き込まれてしまう可能性もあるでしょう。
ここからは犯罪に巻き込まれないための方策について解説しているので、ぜひ旅行前にご参考ください。
ここからは犯罪に巻き込まれないための方策について解説しているので、ぜひ旅行前にご参考ください。
危険な地域には近づかない
via pixabay.com
まず大切なのが、少しでも危険だと言われている地域には絶対に近づかないということです。「君子危うきに近づかず」という言葉があるように、自分の身を守って楽しい旅行にするためには、安全と言われている観光地を中心に周るのが一番です。
くれぐれも、興味本位で危険な場所に足を踏み入れないようにしましょう。
くれぐれも、興味本位で危険な場所に足を踏み入れないようにしましょう。
夜間は1人で出歩かない
via pixabay.com
当然ではありますが、夜間に一人歩きをするのは危険です。特に現地では、「日本人はお金を持っている」というイメージが強いため、夜間に一人で外出してしまったがために強盗やひったくりに遭う可能性も否定できません。
また、女性の場合は性犯罪の被害に遭うリスクが高いので、日が暮れる前にホテルに戻りましょう。
また、女性の場合は性犯罪の被害に遭うリスクが高いので、日が暮れる前にホテルに戻りましょう。
日本語が流暢な人から話しかけられたら警戒を
via pixabay.com
異国の地で日本語が話せる人に会うと嬉しく感じてしまうものですが、多くの場合、日本語を使って話しかけてくる人は何らかの目的を持っています。
流ちょうな日本語でこちらの警戒心を解き、「おすすめのお店があるから一緒に行こう」と友好的な態度で日本人旅行客を連れて行き、強盗やぼったくりをするというケースも報告されているので要注意です。
流ちょうな日本語でこちらの警戒心を解き、「おすすめのお店があるから一緒に行こう」と友好的な態度で日本人旅行客を連れて行き、強盗やぼったくりをするというケースも報告されているので要注意です。
貴重品は見えにくい場所に肌身離さず身に着ける
via pixabay.com
スリや置き引き、ひったくりの被害に遭わないためには、貴重品を見えにくい場所に身に着けておくことが必要です。間違っても、ズボンの後ろポケットに無防備に財布やスマホを入れてはいけません。
ジャケットの内ポケットや、服の下につけられる旅行用のセキュリティポーチなどに貴重品を入れておくとよいでしょう。
ジャケットの内ポケットや、服の下につけられる旅行用のセキュリティポーチなどに貴重品を入れておくとよいでしょう。
ミャンマーを旅行する時は安全対策をしっかりと!
via pixabay.com
よい意味で観光地として開発されておらず、どこか懐かしくなるような原風景が広がるミャンマーは訪れる価値のある国です。とりわけ、エキゾチックな建築物や仏教遺跡などを直接見れば感動すること間違いなしだと言えるでしょう。
ただ、ミャンマーは日本より治安が悪いことを知っておかねばなりません。現に、近年では治安の悪化が報告されています。ミャンマー旅行を素敵なものにするためにも、現地の治安情報を念入りに調べ、貴重品は肌身離さず身に着けておくなどの自衛手段をとりましょう。
ただ、ミャンマーは日本より治安が悪いことを知っておかねばなりません。現に、近年では治安の悪化が報告されています。ミャンマー旅行を素敵なものにするためにも、現地の治安情報を念入りに調べ、貴重品は肌身離さず身に着けておくなどの自衛手段をとりましょう。
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