2020年3月10日 更新

山口の方言はかわいい!山口弁の日常会話や胸キュン告白フレーズを紹介!

ネットなどでかわいいと評判の山口県の方言、山口弁の魅力をたくさんご紹介します。山口弁にはどんな特徴があるのかなどから、少し分かりにくい言葉の一覧、山口弁での告白に使う言葉もご紹介。好きな人に言われたら…とキュンとすること間違いなしです!

山口県の方言は特徴がある?

…✈︎/Yamasaki on Instagram: “#yamaguchiubeairport #山口宇部空港 #山口宇部空港rw07 #宇部空港 #山口県 #宇部市 #allnipponairways #全日空 #ana_jp #ana旅 #boeing #boeing767 #ボーイング #ボーイング767 #飛行機…” (815487)

日本全国には数々の方言があります。そのどれもが標準語圏などの聞きなれない方にとって、とても魅力的で可愛く聞こえることも多いでしょう。

今回は、全国数多くの方言の中でもネット上などで可愛い雰囲気があると人気の高い、しかし世間的にはあまり知られていない山口県の方言「山口弁」について、その魅力的な特徴をたくさんご紹介していきます。

日常会話でよく使われる言葉から、異性に言われてしまうと思わずキュンとしてしまう山口弁での告白の時に使われる言葉など、余すところなくご紹介しますので、ぜひご覧ください。読んだらあなたも山口弁のファンになってしまうかもしれません。

山口県の方言の特徴

かねね on Instagram: “他県民は読めるのか#船方農場 #山口県#山口弁#方言” (815491)

一言に方言といっても全国各地の方言には様々な特徴があり、聞き分けの難しい言葉から、意味は分かるけど言い方が違う、アクセントが標準語とは違うなど、特徴の違いは様々で、難しいことも多いでしょう。

もし山口県にお友達や恋人ができたとき、コミュニケーションを取る際に意味が通じないのでは、楽しさも半減してしまうかもしれません。

そこで今回は、そんな残念なことにならないよう、実際に山口弁にはどんな特徴があるのか、解説していきます。大きな特徴を2点、ご紹介します。

拗音化されたものが多い

masa on Instagram: “山口弁のまんじゅう☺️こーゆーの好き~😋 しかし秋はまだ終わってませんな…食欲減らないよー❗食べてばっかり😁冬はまだかな😁#ほうえい堂 #山口弁 まんじゅう” (815492)

山口弁の大きな特徴の1つとして、「にゃ、ちゃ、ちゅ、ちょ」など、連母音の融合と拗音化が多いことが挙げられます。言葉では少し分かりにくいので、例を交えながら説明します。

「連母音の融合」とは、言葉の最初と最後で音質が変化することを言い、例えば「オイ」の音声が「エー」となり、「おせー(遅い)」、「せーでも(それでも)」となります。

「拗音化」とは、直前語の語尾がイやエのときに母音が融合して拗音となることなどのことを言い、例えば「さきゃー(酒は)」、「みちょー(道を)」となります。

初めて聞く場合は「?」が浮かんでしまいそうなので、注意が必要です。

アクセントは東京式

Tosiyuki Fujii on Instagram: “スタンプダウンロードしたくて好きな言葉を入力しないといけなくてすぐに浮かんできた言葉が💡#山口弁#防府市#いい言葉#なんか落ち着く〜” (815494)

山口弁のアクセントには、東北地方の方言のような独特な訛りやアクセントはなく、東京を中心とする標準語に近いため比較的聞き取りやすく、その部分が理解できる方言として人気なのもあるかもしれません。

ただし、山口弁は敬語に関しても方言で表現する場合が多くあるので、注意が必要です。例えば「先生は、はー来ちゃったですか(もう来られましたか)」「何て言うちゃったかね(何と言われましたか)」のような使い方をします。

今ご紹介した例文のように、標準語圏の方が使用するような敬語とは違い、あまり敬語に聞こえないと困惑される方もいるのでお気をつけください。

山口県の方言一覧【日常会話】

こんな方言知ってます?山口県の面白い方言を紹介!?

さて、山口弁の特徴をご紹介してきましたが、実際に日常会話で使われる山口弁にはどういったものがあるのでしょうか。山口弁は比較的分かりやすいことをご説明してきましたが、ここからは山口弁の中で少し難しい言葉を抜粋してご紹介していきます。

これを読んで理解しておけば、山口県で友達や恋人ができても、「?」が浮かばずコミュニケーションが取りやすくなり、山口弁での話し合いもできるので、ぜひご覧ください。

いろう

「いろう」とは、「いらう」とも言い、意味としては「いじる」「関わり合う」「手を加える」「触る」、または「からかう」「干渉する」などがあります。一つの言葉で様々な物事を表現できる言葉なので、頻繁に耳にします。

パッと聞くと別の意味に聞こえてきそうなこの言葉は、例えば子どもが触ってはダメなものを触って注意をするときなど「いろうたらいけん(触ってはいけません)」と使い、またからかわれたことを咎めるときなど「もういらわんといて(もうからかわないで)」という風に使用したりします。

はぶてる

「はぶてる」とは、意味としては「すねる」「ふてくされる」「いじける」ことを言います。これも聞きなれないとちんぷんかんぷんで、別の意味に聞こえてしまう方もいることでしょう。

使用例としては、「~ちゃんがはぶてちょる(~ちゃんがいじけている)」、「そねーにはぶてんないや(そんなにすねるなよ)」という風に使われます。

なおす

「なおす」とは、「片づける」「しまう」という意味の言葉で山口県だけでなく、西日本で広く使われている言葉のため、聞いたことのある方もいることでしょう。ちなみに、壊れた物を「直す」ことや体調不良を「治す」こととは違う意味です。

使用例としては、「それなおしといて(それ片づけておいて)」、「ちゃんとなおさんね(ちゃんとしまいなさい)」という風に使われます。意味を間違えてしまわないよう注意が必要な言葉の一つです。

ねぶる

「ねぶる」とは、「なめる」「しゃぶる」という意味の言葉で使われています。使い道が限られる言葉にはなりますが、こちらも西日本の方言で使用されているのでご存知の方もいるでしょう。

使用例としては、「アイスの棒をいつまでもねぶっちょる(アイスの棒をいつまでもなめている)」「指をなぶるな(指をなめるな)」などと使用されます。

ちびる

「ちびる」とは、「すり減る」「小さくなった状態」の意味を指し、「おしっこをちびる」とは意味が全くちがいます。とても可愛らしい言い回しから、山口弁で好きな言葉によく選ばれる言葉です。

使用例としては、「鉛筆がちびた(鉛筆がすり減った)」「クレヨンがちびた(クレヨンがすり減った)」と使われます。幼児だけが使う言葉ではなく、大人でも使う言葉で、男女問わず誰が言っても可愛いと人気です。

【方言】山口の言葉で喋ってみた。

ぶち

「ぶち」は、「たいへん」「とても」「非常に」「すごく」などの意味で使われ、1970年頃から使われるようになった流行語で、当時の若者が好んで使っていた、所謂「若者言葉」です。古くから伝わる方言ではありませんが、使っている方は今でもたくさんいます。

同義語に「ぶり」や「ばり」もありますが、「ぶち」よりも使用頻度は少なく、「ぶり」は広島や福岡で「ばり」は西日本で広く使われています。

使用例としては、「ぶち美味い(とても美味しい)」「ぶち怒ってる(非常に怒っている)」と使用され、たくさんの方から聞くことのできる言葉です。

いっちゃん

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