2020年4月2日 更新

沖縄名物ちんすこうとは?名前の意味・由来やおすすめ商品を紹介!

沖縄には多くの定番お菓子がありますが、1番人気はちんすこうです。値段も手ごろなものが多く、ショコラなど変わった味のものもあります。今回はちんすこうについて、おすすめの商品や賞味期限について紹介します。意味や由来、カロリーも要チェックです!

沖縄のお土産といえばちんすこう!

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沖縄のお土産と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。シーサー、琉球細工、紅芋タルト、サーターアンダギーと沖縄ならではのお土産がたくさんあります。

その中でも、沖縄に代々伝わるお菓子である「ちんすこう」は定番土産として多くの人に喜ばれています。ちんすこうを知らない人はいないほど知名度が高く、1度も食べたことがないという人は少ないでしょう。

今回は、ちんすこうについて詳しく紹介します。気になるカロリーやお土産におすすめのちんすこうも紹介します。

沖縄名物「ちんすこう」はどんなもの?

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ちんすこうと聞くと、誰もが茶色のような色のお菓子で、食べるとポロポロ落ちてくるようなものを想像するでしょう。それくらい、ちんすこうは全国的に有名な沖縄のお菓子です。

しかし、ちんすこうの意味や由来まで詳しく知っている人は少ないです。特に県外の人にとって、賞味期限や価格帯についてもあまり知らないという人も多いでしょう。

ここでは、ちんすこうがどのようなお菓子であるのか、基本的な情報を紹介します。

名前の意味・由来

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ちんすこうの由来については諸説あり、現在でもどのように伝わって来て、どうして「ちんすこう」という名前になったのかは明らかになっていません。

有名なものは2つの説です。ひとつは「金楚糕」で、金が高価なもの、楚糕はお菓子という意味です。そしてもうひとつが「珍楚糕」で、珍しいお菓子という意味です。

また、ちんすこうは沖縄発祥のお菓子ではなく、外国から渡ってきたものが沖縄風にアレンジされてできたものだと言われています。その他にも、シルクロードなどを通してポルトガルからやって来たという説もあります。

お土産としての価格帯

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ちんすこうは形が崩れやすいことから個包装されています。そのため、ばらまき用のお土産としても人気が高いです。また、人数に合わせて箱の大きさを変えられるので、家族用の小さなものから職場用の大きなものまで様々です。

沖縄では様々な会社がちんすこうを製造しており、それぞれの特徴や味が異なります。価格や量も会社によって異なりますが、1個100円以下と安価なこともちんすこうの特徴です。

10個以上入って1,000円程度のことが多く、数種類の味のちんすこうが入っているバラエティセットもあります。

賞味期限はどれくらい?

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お菓子によって賞味期限は様々です。原材料や製造方法、保存方法によっても賞味期限は大きく異なり、中には賞味期限が1日で切れてしまうものもあります。

ちんすこうは小麦粉、ラード、砂糖というシンプルなものを主原料にして焼き上げます。この工程で中までしっかり火を通すので、比較的日持ちします。

製造メーカーによってちんすこうの賞味期限は異なり、短いものでは50日程度、長いもので半年以上です。これだけ賞味期限が長ければ、お土産をすぐに渡せなくても大丈夫です。

ちんすこうは実は高カロリー?

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ちんすこうの主原料は小麦粉・ラード・砂糖であり、製造会社によって少し違いはあるものの、主原料はほとんど同じです。しかし、小麦粉が多く使われているため、カロリーは高くなってしまいます。

ここでは、ちんすこうがどれくらいのカロリーがあるのかを紹介します。

一般的なお菓子と比較しても高カロリー

in MEANE"みーね" on Instagram: “2020.3.9御来店のお客様Aさんからのホワイトデー♡頂きましたぁ〜#お客様からのホワイトデー#ちんすこう#沖縄??#色んな味のちんすこう#ありがとうございました😊” (833356)

ちんすこうの種類によってもカロリーは変わります。同じように見えるちんすこうでも、会社によって1個当たりの重さは異なり、1個が重ければカロリーも高くなります。

一般的に1個のちんすこうで103キロカロリー程度、100gに換算すると515キロカロリーと言われています。1袋に2個入っていることが多いので、1袋では200キロカロリーほどになります。

軽く食べられるのでついつい袋を開けてしまいますが、3袋で600キロカロリーと、成人女性の1食分のカロリーと同じくらいになります。これは一般的なお菓子と比較しても高めのカロリーであり、食べ過ぎると太ってしまいます。

カロリー摂取をコントロールする食べ方

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ダイエット中でも、お土産をもらって食べないのは失礼だし、何よりちんすこうが美味しいから我慢できないという人も少なくありません。

一般的なお菓子と比べてカロリーが高いからと言って、一切食べてはいけないことはありません。午後3時が最も太りにくい時間とされているため、その時間帯に食べるようにしましょう。

また、カロリー制限をしている場合にはちんすこうを食べる分、いつもより少しだけご飯の量を減らすと1日の摂取カロリーに影響を与えることはありません。

また、食べ始めると止まらなくなってしまうので、水分を摂りながらゆっくり食べ、お腹が膨らむように工夫しましょう。

ちんすこうができた歴史的経緯

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琉球王朝時代に料理人として仕えていた新垣淑規が中国菓子と日本菓子を元に作りだしたのがちんすこうと言われています。当時は焼かずにラードと砂糖を小麦粉と混ぜて練って食べていました。

ちんすこうは王族や位の高い人のみがお祝い事の席で食べられる、とても貴重で高価なお菓子でした。新垣淑規が2代目、3代目へと製造方法を受け継ぎ、3代目の新垣淑康が菓子店をオープンしたことで一般的にもちんすこうが食べられるようになりました。

菊形の丸いちんすこうは食べるとボロボロ落ちてしまうことが難点でしたが、それを明治時代に細長い形にして食べやすくしたのも新垣淑康です。

これを買えば間違いなし!おすすめちんすこう7選!

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沖縄には至るところでちんすこうが売られています。お土産を扱っているお店でちんすこうが置いていないことはないでしょう。その種類は多く、味の違いも含めると10種類以上扱っているところも少なくありません。

しかし、種類がありすぎてどれを買えばいいのか分からない、どれが美味しいのか迷ってしまうという人も多いです。ここでは、厳選した7つのちんすこうを紹介します。

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