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「事任八幡宮」は事のままに願いが叶う
via pixabay.com
事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)は願いごとを「事のままに叶えてくれる」神社としてとても有名で、最近では女性に特に人気のパワースポットとなっています。
「事」とは「言」ともいわれ、「真実の言の葉にのせて願いごとをすると、神様が聞き届けてくれる」といわれています。歴史も古く、清少納言が書いた「枕草子」にも登場する事任八幡宮。ここからは事任八幡宮について解説していきます。
「事」とは「言」ともいわれ、「真実の言の葉にのせて願いごとをすると、神様が聞き届けてくれる」といわれています。歴史も古く、清少納言が書いた「枕草子」にも登場する事任八幡宮。ここからは事任八幡宮について解説していきます。
事任八幡宮について
静岡県掛川市にある遠江国一の宮、事任八幡宮。ことのままに願いが叶う、として古くからたくさんの人々に信仰されています。事任八幡宮に祀られている神様は日本ではただ1つ「言の葉で事をとりもつ」神様です。
平安時代、清少納言の枕草子にも登場する事任八幡宮。境内には大きな楠や、御神木の大杉、イチョウなどもあり四季折々の景色を楽しむこともできます。由緒ある事任八幡宮は近年、パワースポットとして注目を集めています。
平安時代、清少納言の枕草子にも登場する事任八幡宮。境内には大きな楠や、御神木の大杉、イチョウなどもあり四季折々の景色を楽しむこともできます。由緒ある事任八幡宮は近年、パワースポットとして注目を集めています。

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由緒
事任八幡宮の歴史は古く、創建時は不明ですが公式によると成務天皇の頃に創建されたという記録があるようです。大同2年(807年)に坂上田村麻呂によって再興されたといわれています。
それまでは本宮山に祀られており、同年には本宮山より今の場所に遷座されたようです。本宮山にも小さな祠は残っており、今も祀られています。
紆余曲折を経て、平成11年今の「事任八幡宮」が認められるようになりました。詳しく知りたい方は公式ホームページを参照してください。
それまでは本宮山に祀られており、同年には本宮山より今の場所に遷座されたようです。本宮山にも小さな祠は残っており、今も祀られています。
紆余曲折を経て、平成11年今の「事任八幡宮」が認められるようになりました。詳しく知りたい方は公式ホームページを参照してください。
祭神
事任八幡宮の主祭神は「己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)」です。玉主命(たまぬしのみこと)の娘神であり、興台産命(こことむすびのみこと)の后神です。
「己等乃」の「こと」は「事」または「言」であり、「麻知」は「真知」でもあります。このことから「真を知る神様、言の葉で事を取り結ぶ神様」「言の葉を通して人々に加護を授ける神様」として人々から信仰されています。
言の葉を通して天と地と人々を結んでくれる神様です。
「己等乃」の「こと」は「事」または「言」であり、「麻知」は「真知」でもあります。このことから「真を知る神様、言の葉で事を取り結ぶ神様」「言の葉を通して人々に加護を授ける神様」として人々から信仰されています。
言の葉を通して天と地と人々を結んでくれる神様です。
枕草子にも書かれている
清少納言の枕草子の225段、「社は」に「布留の社。龍田の社。花ふちの社。みくりの社。杉の御社、しるしあらんことをかし、ことのままの明神、いとたのもし。さのみ聞きけんとや言われたまはんと思ふぞ、いとをかしき。」という一節があります。
まず、布留の社、龍田の社は全国にある霊験あらたかな神社をなぞらえたもので、事任八幡宮が遠いところに有る事を表すものです。ことのままの明神いとたのもし、は祈るがままに成就する、さのみ聞けんとや〜はそれほどお聞きになっていると言われていると思うと、大変興味深いことだ、となります。
まず、布留の社、龍田の社は全国にある霊験あらたかな神社をなぞらえたもので、事任八幡宮が遠いところに有る事を表すものです。ことのままの明神いとたのもし、は祈るがままに成就する、さのみ聞けんとや〜はそれほどお聞きになっていると言われていると思うと、大変興味深いことだ、となります。
事任八幡宮のご利益
事任八幡宮のご利益は「言の葉を紡ぐことで願いを叶えてくれる」です。願いごとを神社でする場合、一般的には心の中で神様にお願いすることが多いでしょう。
事任八幡宮は「言霊の神様」を祀っている神社です。なので声に出して願いごとをいうことが願いを叶えるために大切なことです。
声に出すことで神様が願いごとを聞き届けてくれて、叶えてくれるということです。恥ずかしがらずにしっかり言葉を紡いで神さまにお願いしましょう。
事任八幡宮は「言霊の神様」を祀っている神社です。なので声に出して願いごとをいうことが願いを叶えるために大切なことです。
声に出すことで神様が願いごとを聞き届けてくれて、叶えてくれるということです。恥ずかしがらずにしっかり言葉を紡いで神さまにお願いしましょう。
事任八幡宮の見どころやパワースポット
では、ここからは事任八幡宮の見どころやパワースポットを紹介します。事任八幡宮では四季折々の景色を楽しめたり、願いをかなえる為のパワーアップがところどころにあります。
歴史的価値のあるものや、樹齢1000年の御神木など見どころもたくさんです。事任八幡宮ならではの参拝方法も紹介しますので、しっかり抑えて願いを叶えてもらいましょう。
歴史的価値のあるものや、樹齢1000年の御神木など見どころもたくさんです。事任八幡宮ならではの参拝方法も紹介しますので、しっかり抑えて願いを叶えてもらいましょう。
樹齢500年以上の大楠
事任八幡宮の駐車場脇にある鳥居をくぐり、拝殿へ向かう途中に樹齢500年の大楠があります。まずは、この大楠がパワースポットの1つとなります。大楠の上の方に大きなコブがあるのですが、それがまるで耳のように見えるのです。
なのでこのコブに向かって願いごとをいうと楠を通じて神さまに願いが届くといわれています。ただ、かなり離れた高さにあるので、大きな声出叫ばなければならないのが少し恥ずかしいという声もあります。
なのでこのコブに向かって願いごとをいうと楠を通じて神さまに願いが届くといわれています。ただ、かなり離れた高さにあるので、大きな声出叫ばなければならないのが少し恥ずかしいという声もあります。
むすびの神
境内には3つの摂社があります。天照大御神他五柱が祀られている「五社神社」穀物の神、宇迦之御魂神が祀られている「稲荷神社」そして縁結びの神、大物主神が祀られている「金刀比羅神社」があります。
そしてこの摂社の裏手にある坂道を行くとカヤとアラカシの巨木が茂っています。その根本に小さな祠と鳥居が祀られているのですが、それらが「むすびの神」といわれています。
巨木が祀られている石を抱えるかのように生えていることからむすびの神といわれるようになったそうです。ここで祈祷すると良縁を結んでくださるといわれています。
そしてこの摂社の裏手にある坂道を行くとカヤとアラカシの巨木が茂っています。その根本に小さな祠と鳥居が祀られているのですが、それらが「むすびの神」といわれています。
巨木が祀られている石を抱えるかのように生えていることからむすびの神といわれるようになったそうです。ここで祈祷すると良縁を結んでくださるといわれています。
ことどひの里
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