2019年12月17日 更新

ラオスの料理は日本人の舌と相性抜群!必ず食べたい料理10選!

日本でもインド料理やベトナム料理、タイ料理など多国籍の料理が食べられるレストランが増えてきました。しかしまだラオス料理屋は少なく、どのような料理があるのか分からないという人が大半です。今回は日本人好みの味だと言われているラオス料理を紹介します。

ラオスの料理は日本人好み

Lan Ha Bay Three Flying Cat - Free photo on Pixabay (761084)

ラオス料理と聞いて、1つでも料理名が思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか。また、ラオスに旅行に行ったことのある人も、ベトナムやタイなど他の東南アジアに比べると少ないでしょう。

実はラオス料理は日本人好みだと言われているのです。今回紹介するラオス料理も、食べてみたいと感じるものが多いことでしょう。

ラオス料理の主な特徴

Spices Jar Cooking - Free photo on Pixabay (761085)

ラオス料理は隣接している国の料理の影響を受けているため、地方によって料理の種類が異なります。北部は中華風、東部はベトナム風、西部はタイ風と各国の料理を楽しめるのも魅力の1つです。

味付けは辛いものもありますが、醤油やしょうがなど和食を思わせる味付けもあります。また、ハーブや香辛料は自分の手ですり潰してから使うことが多く、とても風味豊かな味を楽しむことができます。

高いレストランで食べるのも良いですが、ラオス料理の家庭の味を楽しむのであれば、屋台やローカルなレストランで味わってみましょう。そこでしか味わえない料理に出会うことができるでしょう。

ラオスを代表する料理

Mediterranean Cuisine Eat Food - Free photo on Pixabay (761083)

それでは早速ラオス料理を紹介していきます。これから紹介するものはラオス料理の一部ですが、ラオスの道端にあるようなローカルなお店でも食べられるものばかりなので、覚えておくとラオスで食に困ることはありません。

味や食材も紹介するので、自分の好みに合いそうなものを見つけてみてください。

カオニャオ

Rice Food Healthy - Free photo on Pixabay (761082)

カオニャオはもち米のことです。ラオスでは他の東南アジアと同様、米が主食です。しかし日本のようなうるち米ではなく、もち米であるということに特徴があります。もち米を蒸したものが食事には必ず出てきます。

ちまきのようなもちもちの食感で、腹持ちの良いので日本人好みと言えます。レストランで頼むと、竹で編んだおひつに入れて出てきます。これを左手で丸めるようにして掴み、口に運びます。赤のもち米で出してくれるところもあります。

テイクアウトもでき、その場合はビニール袋にあつあつのカオニャオを入れてくれます。

カオ・クア

Restaurant Chinese Cuisine Fried - Free photo on Pixabay (761099)

カオ・クアは炒飯のことです。ご飯に野菜や卵を混ぜて炒められており、食べる店によって味が異なります。ラオス風なので、スパイスやハーブ、魚醤が使われていることもあります。

毎食もち米を食べて食感に飽きたらカオ・クアを頼みましょう。炒飯なので蒸したもち米とは食感が異なり、またもち米の食感も楽しめるようになります。肉料理とも相性が良いです。

様々な店でカオ・クアを食べ、自分のお気に入りの店を見つけるのも楽しいでしょう。

カオ・ピヤック・セン

Food Noodles Soup - Free photo on Pixabay (761095)

「カオ・ピヤック・セン」とは、うどんのようなラオスの麺料理です。麺は米粉とタピオカ粉から作られており、もちもちの食感と出汁の風味がラオス人にも愛される理由です。ラオスに来たら絶対食べるべき料理ともされており、朝ごはんに食べることが多いようです。

店によっては昼過ぎには閉まってしまうところもあるので、早めの時間から行動しましょう。カオ・ピヤック・センが1番美味しい店として知られているのが「ベーお母さんの店」です。

タートダムの近くにあります。全て手作りにこだわっており、出汁に使う鶏肉も店で育てたもの、麺に使う米粉も店で製粉したものという徹底ぶりです。日本人もホッとする味で、ライムを絞ったり唐辛子を入れたりするのもおすすめです。

ラープ

Minced Meat ' - Free photo on Pixabay (761093)

ラープは、ひき肉にハーブやスパイスを加え、ニンニクをいれて最後にライムジュースを加える料理です。がっつり肉の味がするものの、ハーブやライムジュースのおかげで爽やかになります。

お祝いの席では必ず出てくる料理ですが、家庭の食卓でも晩御飯で出てくることが多いです。お肉を使うのが基本ですが、中には魚を使ったラープもあります。見た目は味が薄そうなのですが、食べてみると意外としっかりしていてもち米との相性は抜群です。

モック

Fish Tail Fresh Food - Free photo on Pixabay (761101)

ラオス料理の定番の1つがモックです。モックとは具材をバナナの皮で包んで蒸す料理のことで、肉や魚など様々な種類のモックがあります。レストランでは中身の具材を選んで頼みますが、屋台ではすでに包まれているので中身が何なのか直接店の人に聞きましょう。

「モック・○○」であり、○○が具材を指します。魚であれば「パー」、鶏肉であれば「ガイ」、あひる肉であれば「ペット」、ピーマンの肉詰めのようなものは「マークペット」と呼ばれます。

バナナの皮で包まれていることにより、お肉や魚に味が染みていて、お腹がいっぱいでもつい食べ進めてしまいます。

カオソーイ

Thai Curry Green - Free photo on Pixabay (761097)

カオソーイはラオス北部ルアンパバーン周辺でよく食べられています。中国南部の雲南地方から来たと思われ、タイにも同じ名前の料理はありますが、味は異なり別の料理です。しかし起源は同じであると言われています。

麺料理で、麺はきしめんとうどんの中間くらいの太さや弾力です。カオソーイの特徴は、ピリ辛の肉みそがたっぷりと乗せられているところです。

肉みそも店によって味が異なるので、ラオス滞在中に何度食べても飽きることはありません。ニンニクの香りが辺りに広がり、匂いにつられて店まで行ってしまいます。付け合わせで出される野菜を入れたり、机に置いてある調味料を足したりして味を変えるのもおすすめです。

タムマークフン

Papaya Fruit Plant - Free photo on Pixabay (761100)

タムマークフンは青パパイヤのサラダです。スパイスやハーブを混ぜて作られているので、さわやかな味が口に広がります。脂っこい料理を食べる際にも、口直しとしてさっぱりします。

ただし本場の物はかなり辛い味付けなので、辛いのが苦手な人は唐辛子を減らすように頼みましょう。ローカルな店では、皿に盛る前に味見をさせてもらえ、自分好みの味に調えることもできます。タイでは「ソムタム」と呼ばれており、タイで食べたことがある人も多いでしょう。

バンコクで食べられているものよりも少しクセが強いので、好きな人はどハマりしてしまう味です。

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