2019年12月16日 更新

カンボジアの治安は大丈夫?治安のレベルと巻き込まれやすい犯罪とは

カンボジアは遺跡で有名な国で、世界からも多くのバックパッカーが集まります。しかしカンボジアに旅行に行って荷物を盗られた、強盗に遭ったという人も少なくありません。カンボジアは旅行しても安全な国なのでしょうか。今回は犯罪に遭わない対策についても紹介します。

いかさま賭博

Casino Dice Tour - Free photo on Pixabay (759227)

カンボジアではいかさま賭博が流行しています。いかさま賭博とは詐欺の一種で、観光地などで声をかけられます。言葉巧みに自宅などに誘われ、ついていくと賭博が始まります。そこでいかさまの方法を教えられ、最初はその通りにすると勝ち続けます。

ところがしばらくすると負けるようになり、多額のお金を支払うよう指示されます。近くのATMなどで無理やりお金を引き出され、マフィア風の男に金品を盗られることもあります。

下手に抵抗して暴行されたというケースもあるので、まずは知らない人についていかないようにしましょう。

カンボジアで犯罪被害に遭わないためには

Office Notes Notepad - Free photo on Pixabay (759228)

カンボジアで軽犯罪に巻き込まれないためには、防犯対策をする必要があります。犯人は警戒していない人を狙うため、防犯をしているということで狙われにくくなるというメリットもあります。

どれも簡単なことなので、旅行の際はカンボジアに限らず実践してみてください。

鞄は取られにくいものを道路側から離れて持つ

Pouch Hand Bag Wallet - Free photo on Pixabay (759229)

後ろから来たバイクにひったくられるケースが多発しています。道路側ではなく、歩道側に鞄を持つだけでバイクから狙われるリスクを減らすことができます。

ショルダーバッグやハンドバッグは狙われやすいうえに、抵抗すると体ごと引きずられてしまう可能性もあり危険です。また、リュックの場合は前で抱えるようにしましょう。ウエストポーチのように体にぴったりとくっついているものの方が盗られにくいです。

貴重品だけでも肌身離さず持っておきましょう。

荷物は極力減らし目を離さないようにする

Luggage Packed Travel - Free photo on Pixabay (759230)

置き引きも多いので、荷物から目を離さないようにしましょう。大荷物の人は目立ち、細部まで意識できないためターゲットにされることも多いです。ホテルのチェックイン時や駅で切符を買っている間など、ほんの少しの油断で旅が台無しになってしまいます。

目を離す際にも、しっかり荷物を手に持っておきましょう。また、荷物を減らすことで細かいところまで意識できるのでおすすめです。無駄なものは海外旅行に持っていかないようにしましょう。

知らない人の誘いに乗らない

Portrait Woman Lady - Free photo on Pixabay (759231)

日本に家族が住んでいる、今度日本に旅行に行くなど言葉巧みに近づいてくる人は多いです。もちろん、その中には本当のことを言っていてただの親切心で近づいてくる人もいますが、ほとんどは金品が目的であると意識しましょう。

初対面の人を信用しすぎず、場所を変えようと言われても誘いに乗らないことが大切です。相手のバイクや車に乗ってしまうと、途中で降りることは難しく、タクシーでも運転手がグルの可能性があります。

誘いに乗ったばかりに知らない場所に連れて行かれる被害は多いです。

注文した飲食物から目を離さない

Drinks Alcohol Cocktails - Free photo on Pixabay (759232)

睡眠強盗は、ほとんどがお店で注文した飲食物に睡眠薬を混ぜられています。トイレに行く際にも、飲み物は飲み切り、帰って来てから新しいものを注文しましょう。

また、地元の複数人と食事をした際に、話に夢中になって、違う方向に座っていた人に睡眠薬を混ぜられることもあります。目の前にご飯がある場合には、食事に集中しましょう。

知らない人から知人の店に連れて行かれる場合もグルの可能性があるので、誘いに乗らないようにしましょう。

日が暮れてからの外出は控える

Lone Tree Oak - Free photo on Pixabay (759234)

昼よりも夜の方が犯罪の確率は上がります。暗闇で目撃者が少なく、犯人にとって都合がいいからです。また、アルコールが入っている状態では判断力が落ちるので騙しやすいというメリットもあります。

日が暮れてからむやみに外出することは避けましょう。できれば夜ご飯後はホテルで過ごすことが望ましいです。夜遊びをする場合には短い距離でもタクシーを使い、外を出歩かないようにしましょう。ほんの数メートルでも被害に遭うことはあります。

こんな物まで!?スリや引ったくりの標的になりやすいもの

Binoculars View Focus - Free photo on Pixabay (759235)

どのようなものがスリやひったくりに遭いやすいのでしょうか。現金やクレジットカード以外の標的を紹介します。

カメラ

Photographer Photo Camera - Free photo on Pixabay (759236)

カメラは見るからに高級品のため、狙われやすいです。世界的に有名なブランドである場合が多く、一目見ただけで分かりやすいので高価で売れやすいからです。

記念撮影を誰かに頼む場合、親切に写真を撮ってあげると声をかける現地人もいますが、そのままカメラを持って逃走することもあります。また、三脚に立てていて、目を離したすきに三脚ごと盗られるケースもあります。

首から下げて、カメラを見せびらかすように歩くことは危険です。

携帯電話

Iphone Smartphone Apps Apple - Free photo on Pixabay (759237)

携帯電話も売れやすいので財布に次いで狙われやすいです。ポケットに入れている時だけでなく、歩きスマホをしている時に、サッと盗られてしまうことがあります。

しっかりとホールドしていない場合も多いので、観光地の近くでむやみに携帯電話を出さないようにしましょう。また、ポケットにいれてしまう人が多いですが、毎回しっかりとカバンに入れる必要があります。

人ごみでは盗られる可能性が高いので特に注意しましょう。

2 / 3

関連する記事 こんな記事も人気です♪