2020年2月1日 更新

神奈川にも実は方言が?神奈川の方言一覧や可愛い方言を紹介!

首都圏の1つである「神奈川県」ですが、方言の〇〇だべという方言は耳にしたことがあるでしょう。横浜ブランドを愛し誇りを持っている神奈川県民、関東で東京に次ぐ第2の都市と自負している神奈川の方言一覧をご紹介していきます。意外と知らない方言があるかもしれません。

意外と知られていない?!神奈川の方言を徹底解説

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東京都・山梨県・静岡県の3県に隣接し、東京都に次ぐ第2の人口数を誇る神奈川県。
神奈川県と聞いてまず頭に思い浮かぶのは、やはり横浜ではないでしょうか。

他にも江の島や鎌倉、箱根に湘南など、観光地としても有名なところが沢山あります。
そんな都会にほど近い神奈川県に、方言なんてあるのか?と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし言語は変化しやすいものです。
貴方が普段何気なく使っている言葉も、神奈川県とでは全く違う使い方をするのかもしれません。。。

神奈川の方言は地方ごとの種類が大変豊富

まさかず on Instagram: “シーピープラスの会場で神奈川県ゆるキャラ集合。#スカリン #あじさいちゃん#ヤマトン #あゆコロちゃん#えぼし麻呂  #さがみん#コロ坊 #あいちゃん#ごうらん  #でごにぃ#ゆるキャラ#シーピープラス2019 #神奈川ゆるキャラ” (786901)

関東地方を一括りとしてみても、”西関東”と”東関東”に分けることができます。
神奈川県は西関東に属する訳ですが、方言としては相州弁の他「横浜弁」「秦野弁」「湘南弁」のように地域ごとに呼ばれており、県内で統一された方言のようなものは無いようです。

神奈川県の方言は、中輪東京式のアクセントに分類されるそうです。
ざっくりと分けると、中輪式は関東西部・甲信や中国地方大半が含まれるようです。

基本的には母音の融合が激しいという特徴があり、母音である”ア”と”イ”が連なると、”エー”と変化するのが神奈川弁と言えるのではないでしょうか。

神奈川の方言一覧【語尾】

【方言女子】標準語圏の神奈川で方言はあるのか?川崎市出身の女子大生に聞いてみた! 吉祥寺ときめきチャンネル キットキ #166

方言と言えば、語尾に特徴のあるものがかなり多いのではないでしょうか。
首都圏にほど近い神奈川県ですから、最近の傾向としては方言も衰退傾向にあるようですが、全く使われなくなった訳ではありませんので、これそ神奈川弁!と言えるものをいくつかご紹介していきたいと思います。

これを読まれている神奈川県民の皆様、その普段何気なく使っている言葉は、実は標準語ではないという事をご存知でしたでしょうか!?

~だべ

この「~だべ」という使い方が、最もポピュラーな神奈川弁と言えるようです。
意味としては、「〇〇だよね?」「〇〇でしょ」といった意味合いになるそうです。

横浜のやんちゃな子が使う言葉のようなのですが、芸能人ではSMAPの中居くんがトークの中でよく使用しているようです。
「〇〇するよ~」「〇〇しよう!」といった行動や意思を表す際に使われるのですが、「~だべ」と言われたら、「うん、うん」と頷いてしまうような、ちょっと脱力させる感じの言葉ではないでしょうか。

~じゃん

この語尾に「~じゃん」とつく言葉は、神奈川では定番とも言える方言の1つではありますが、元々は愛知の三河弁や静岡方面から東海道、山梨方面から甲州街道などから生まれたのではないかと、諸説ある方言のようです。

この「~じゃん」の意味としては、「ね」と同じような意味になるようです。
例えば、「今夜は雨が降りそうじゃん」=「今夜は雨が降りそうね」といったような使い方になります。

また、「~じゃん」の後に「~じゃんか」と言ったように、「か」を付けて使われることも多いようです。
「こっちの方が多いじゃんか」=「こっちの方が多いね」といった感じでしょうか。

神奈川県民は、「じゃんじゃん」言わずにはいられないようです。

っしょー

これは特に若い人が良く使う言葉のようですが、「〇〇っしょー」=「〇〇でしょー」と言う意味になるようです。
「行くって言ったっしょ~」=「行くって言ったでしょ~」と言うと、やはり年配の方より若い方が使っている雰囲気を感じるのではないでしょうか。

とは言っても、最近では「っしょー」と言う言葉は全国区のようですから、他の県の方が聞いても違和感は感じられないのかもしれません。

神奈川の方言【言葉】

「えっこれ方言だったの!」神奈川県民が驚く!?【横浜なまり】

語尾で変化する方言はあっても、言葉そのものが方言というものは無い!と思っている神奈川県民の皆様、ここからは「コレって方言だったの!?」と驚かれる言葉が続出ではないでしょうか。

今まで標準語だと思っていた言葉も、実は方言だったという可能性があります。
神奈川県民の皆様も、もちろんその他の県民の皆様も、ご自分が普段使われている言葉と見比べてみて下さい!

ひゃっこい

「ひゃっこい」は、何となくわかるという方も多いかもしれません。
漢字で書くとわかりやすいと思いますが”冷っこい”ですから、「冷たい」という意味になります。

「このアイスひゃっこいわ~」=「このアイス冷たいわ~」といったような感じで使われているようです。
”冷たい”と言うよりも「ひゃっこい」の方が柔らかい感じで、可愛らしい気がしませんか?

けっぱぐる

「けっぱぐる」は、横浜南部から横須賀エリアの方言と言われているようです。
元は千葉と共通する漁師言葉という説もあります。

かの小泉純一郎氏(横須賀市出身)が自民党総裁選に出馬した際に、「抵抗勢力をけっぱぐる!!」と、神奈川弁で連呼していたようです。

この「けっぱぐる」ですが=「蹴っとばす」の意味で、主に男の子なんかが使う言葉のようです。
「そこのボールけっぱぐって」=「そこのボール蹴っ飛ばして」のように使われるようですが、あまり丁寧な言葉遣いではありませんので普段使いはさほどされていないようです。

うっちゃる

「うっちゃる」は、「打ち遣る」が転じてできた言葉のようです。
意味は「捨てる」や「ほったらかす」になります。

「これもう要らないからうっちゃっとけ」=「これもう要らないから捨てといて」といったように使われています。
「うっちゃっとけ」という使い方だと、何も知らない人が聞いたら「売っといて」と言われたように聞こえるようです。

くっちゃべる

この言葉も今では割と全国的に知られているようですが、意味は想像されている通り「しゃべる」です。
「いつまでもくっちゃべっていないで!」=「いつまでもおしゃべりしていないで!」と言った感じで使われているようです。

目上の方に対しては使われないでしょうが、仲の良い間柄であればくだけた感じで親しみが持てるのではないでしょうか。

うんめろ

「うんめろ」。。。美味しいということ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
神奈川県以外では、なかなか聞かれない言葉なのではないでしょうか。

実際の意味は「たくさん」だそうです。
使われ方としては、「こんなにうんめろのリンゴどうしたの?」=「こんなにたくさんのリンゴどうしたの?」というような感じになるようです。

”うんめぇ~”という訳ではなかったようです。。。

こっちかし

聞いて「?」と思われたかたもいらっしゃることでしょう。
こちらもなかなか使われているところは無いのではないかと思われますが、意味としては「こっちがわ」になるそうです。

「こっちかし来て~」=「こっちがわ来て~」となるようです。
対で使われる言葉として「あっちかし」=「あっちがわ」というものもあります。

いずれにせよ、「こっちかわ」からどんどん変化して言った言葉のようです。
他県の人間ですが、使ってみたくなる可愛らしい言い方ではないでしょうか。

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