2019年9月24日 更新

デートレイプの危険性は身近にある!レイプ被害実態や対策法

デートレイプを知っていますか?デートレイプの被害に遭う危険は、意外と身近にあるのです。密室であるカラオケボックス、飲み物に薬を入れられる飲みの席などです。デートレイプについて良く知っている方もそうでない方も、この記事を読んで対策や対処法を学びましょう。

目次

次にご紹介するシチュエーションは、カラオケや相手の自宅などの密室です。

相手ともっと仲良くなりたい、信頼できる相手かもしれない、などとと感じると、相手の誘いによってはカラオケに行ったり、自宅への誘いに乗ってしまうこともあります。しかし、そこで油断してはなりません。

カラオケは公共の場所であるとはいえ、2人っきりの空間です。他のお客さんの目もないため、隙を作ってしまいやすいです。飲み物に薬を混ぜることも容易にできるようになります。また、相手の自宅の場合は、相手のペースに任せてしまう場合が多いです。相手が出してくれた飲み物を、すすめられるままに口にします。薬が混入されていた場合、とても危険です。

実際にあったデートレイプの事例

Grid Wire Mesh Stainless Rods - Free photo on Pixabay (659546)

次に、実際にあったデートレイプの事例をご紹介します。女性にお酒を飲ませ、酩酊状態にしてレイプをしたという2つの事件ですが、大変卑劣なものです。

どちらの事件も、初対面の相手ではなく、顔見知り以上の関係ではありました。被害者の女性側としても、相手を信用して、まさかデートレイプの被害に遭うとは思ってもみないことでした。

このように、相手が誰であっても、お酒や薬を使った犯行を行うことができるのです。油断をしてはなりません。

野村證券元社員

Bed Linen Sheets - Free photo on Pixabay (659548)

この事件は、2019年の2月に、野村證券の社員2名が、合コンで1人の女性にお酒を多く飲ませ、意識をもうろうとさせた上で、ホテルに連れ込んで乱暴をした、という事件です。

合コンの場にはお酒は欠かせませんが、この事件では、飲酒の強要やゲームでの一気飲みがありました。スパークリングワインなどを大量に飲んだ女性は、嘔吐するくらいまで酔っていたそうです。

2人の男性は、この女性と共にタクシーで恵比寿から五反田まで移動、ラブホテルへ連れ込んで乱暴をしました。意識が戻った女性は、ホテルを出てから近くにいた警察官に被害に遭ったことを告げ、発覚しました。事件後、2人の男性は野村証券を辞めています。

スーパーフリー事件

Beer Drinking Session - Free photo on Pixabay (659550)

この事件は、2003年に日本で起きたレイプ事件です。当時、早稲田大学で公認サークルであった「スーパーフリー」が集団で飲み会をし、女性を酔いつぶれさせた上で輪姦を行っていた、という事件です。

2003年当時は、まだデートレイプについて日本ではあまり知られていなかったこともあり、世間に大きな衝撃を与えました。この事件では、女性にアルコール度数90度以上のお酒を、炭酸と混ぜて飲みやすくして大量に飲ませ、酩酊させてレイプをしました。

炭酸水で割っていたとはいえ、度数90度以上のお酒ですから、大量に飲んでしまうとすぐに酔いつぶれてしまいます。事件が発覚したときまでに、常習的にこのような飲み会をして、女性をレイプしていたようですので、大変卑劣な事件です。

デートレイプの被害に遭わないために

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次に、デートレイプの被害に遭わないためにどのようにしたらよいかをご紹介します。どんな理由であれ、他人に危害を加えることは人としてあってはならないことです。デートレイプにおいて、悪いのは加害者の方なのですが、自分の身を守るために、対策があると安心です。

知り合ったばかりの人と二人きりで会わない

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デートレイプの被害に遭わないために、知り合ったばかりの人とは二人きりでは会わないようにしましょう。

ある程度相手のことを知っていて、距離感もわかる人が相手ならば、信頼関係ができてくるものです。しかし、知り合ったばかりの人とはそうはいきません。何か下心があって近づいてきている可能性もあります。見た目ではわからないものです。

自分の身を守るためにも、2人きりでは会わないようにしましょう。もし、デートに誘われた、断りにくい、などということがあれば、「誰か他の人も誘っていいか」「密室になる状況を避ける」「お酒を飲むような場所へは行かない」など、危険が予想されるような状況を避けるようにしましょう。

女性ひとりになる状況を作らない

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相手とあなたが2人きりではなく、だれか他の男性や信頼のおける人が一緒にいたとしても、女性であるあなたが1人きりになるタイミングはあります。しかし、そのような状況は、デートレイプに巻き込まれる第一歩となる危険があります。

もしも1人になりそうな時は、お手洗いに立ったり、新しい飲み物を取りに行くなどして、1人で残らないようにしましょう。

大人数でいれば、他人の目もあるため、飲み物に薬を入れたり、ターゲットにお酒を大量に飲ませるなどの行為がしづらくなります。

男性から渡された飲み物を口にしない

Glass Of Beer - Free photo on Pixabay (659560)

テーブルで注文をする形式の飲食店が多いですが、時には自分で飲み物をとる形式で飲食をする場合もあります。例えば、ビュッフェ形式のレストランや立食形式のパーティーなどです。

そのような場では、食べ物や飲み物は自分で確保し、男性から渡されたものは口にしないようにしましょう。男性があらかじめ薬を混入させていることも考えられるからです。もちろん、親切心で飲み物を渡してくれる男性もいらっしゃいますが、そうでない場合もあります。

デートレイプの被害に遭う可能性を少しでもなくすために、男性から渡された飲み物は口にしないようにしてください。

席を外した場合は新しい飲み物を頼む

Bar Lounge Cocktail - Free photo on Pixabay (659563)

席を外した場合は新しい飲み物を頼みましょう。お酒の席などで、席を離れる機会は多くあります。お手洗いに立つときやビュッフェの料理を取りに行くとき、上司などに挨拶をしに行くときなどです。

そのようなとき、飲み物の入ったグラスをテーブルに残したまま席を離れた時には、席に戻ったら新しく飲み物を頼みましょう。自分のグラスから目を離してしまうタイミングで、薬は混入されます。

「飲み物がぬるくなってしまったから」などと言って、新しく注文しなおしましょう。

上司や先輩などにも注意

Boss Brainstorming Business - Free photo on Pixabay (659570)

ネットで知り合った相手や、知り合ってまだ日が浅いなどの場合には、警戒をしなければならないことは先ほどご紹介しました。しかし、よく知った関係の上司や先輩などにも注意が必要です。

いつも優しく穏やかな人でも、下心があったり、お酒が入ると気が大きくなってします、といった方もいらっしゃいます。よく知った相手だからと言って、油断をしてはいけません。信頼している上司が相手だと、気を許して過ごすこともありますが、危険な場合があります。

飲み物を残したまま席を離れない、お酒を飲み過ぎないなど、自分の身を守る行動をしましょう。

デートレイプの被害に遭った場合

Pkw Accident Tree - Free photo on Pixabay (659573)

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