目次
不動明王のご利益がすごい!
via pixabay.com
とても恐ろしい形相の仏様「不動明王」。他の仏様は優しい顔立ちで人々を見守ってくれていると感じられますが、不動明王は人間に対して怒っているように見えませんか。
でも、不動明王は、実はとても慈悲深く、多くのご利益を与えてくださる仏様だとはあまり知られていないのではないでしょうか。数多くの仏様が人々に与えてくださるご利益。
御利益は神さまが与えてくれるもの、と思われがちですが、仏様もまた数多くの御利益を授けてくれます。その中でも不動明王の御利益を紹介していきます。
でも、不動明王は、実はとても慈悲深く、多くのご利益を与えてくださる仏様だとはあまり知られていないのではないでしょうか。数多くの仏様が人々に与えてくださるご利益。
御利益は神さまが与えてくれるもの、と思われがちですが、仏様もまた数多くの御利益を授けてくれます。その中でも不動明王の御利益を紹介していきます。

願い事をしよう!と思った際に神社を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。身近な存在としてありますが、とても神聖な場所です。数多くの神社がありますが、そのなかでも代表的な日本の三大神社の神様や御利益などをご紹介していきます。ぜひ訪れてみてください。
不動明王について
via pixabay.com
まずは不動明王について知っておきましょう。「お不動さん」として人々に親しまれている不動明王は密教においての信仰対象となっていて、真言宗をはじめ、天台宗や日蓮宗など多くの宗派から信仰されています。
また、不動明王は五大明王のリーダー的存在で、大日如来の化身ともいわれており、その姿は左手に羂索(けんじゃく=縄のこと)を持ち、右手に三鈷剣を持って、人々を煩悩から救い出す役目をもっているといわれています。
また、不動明王は五大明王のリーダー的存在で、大日如来の化身ともいわれており、その姿は左手に羂索(けんじゃく=縄のこと)を持ち、右手に三鈷剣を持って、人々を煩悩から救い出す役目をもっているといわれています。
仏教の信仰対象
仏教の世界においての信仰対象は「仏様」です。仏様とは仏陀、大日如来、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観世音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿しゅく如来、虚空蔵菩薩、不動明王、仏として認められた高僧などおもに仏様と呼ばれるものが対象です。
元来、仏教は他宗教と違い、「象徴を信仰する」といった概念はありませんでした。ただ、ときに流れとともに考えかたも変わり、仏陀をはじめとしてた「仏様」が新港の対象になったといわれています。
元来、仏教は他宗教と違い、「象徴を信仰する」といった概念はありませんでした。ただ、ときに流れとともに考えかたも変わり、仏陀をはじめとしてた「仏様」が新港の対象になったといわれています。
五大明王の一人
五大明王とは密教特有の「5人の明王」のこと指します。真言宗では不動明王、降三世、軍茶利、大威徳、金剛夜叉の5人が明王として信仰されています。明王とは如来の化身といわれており、不動明王は大日如来の化身といわれています。
降三世明王は阿閦如来、軍荼利明王は宝生如来、大威徳明王は阿弥陀如来、金剛夜叉明王は不空成就如来(東密系)または烏枢沙摩明王(台密系)の化身といわれています。この中でも不動明王はリーダー的存在で、中央に座しています。
降三世明王は阿閦如来、軍荼利明王は宝生如来、大威徳明王は阿弥陀如来、金剛夜叉明王は不空成就如来(東密系)または烏枢沙摩明王(台密系)の化身といわれています。この中でも不動明王はリーダー的存在で、中央に座しています。
天地眼を持つ
不動明王は「天地眼」をもっています。天地眼というのは不動明王の目を見てみるとわかるのですが、右目が上を向き、左目は下を向いています。目が上下を見ているのですが、上が「天」、下が「地」ということで「天地」を見渡しています。
このことから「天地眼」といわれるようになりました。ただ、天地眼は平安時代の中期以降に現れるようになったもので、それより以前は真っ直ぐ前を見据えていました。
このことから「天地眼」といわれるようになりました。ただ、天地眼は平安時代の中期以降に現れるようになったもので、それより以前は真っ直ぐ前を見据えていました。
不動明王真言とは
不動明王の真言は「なうまくさんまんだ、ばざらだんせんだん、まかろしやだ、そわたや、うんたらたかんまん」です。意味は「憤怒の形相をされている不動明王さま、私の迷いを打ち砕いてください、目前の障害を取り除いてください、私の願いを叶えてください」となります。
ご真言とは「真の言葉」で偽りのない言葉です。仏陀や菩薩が説かれた言葉ともいわれています。本来はサンスクリット語で唱えるのが「真言」なのですが、空海や最澄たちが持ちかえり、日本で親しまれるようにこの形を変えました。
ご真言とは「真の言葉」で偽りのない言葉です。仏陀や菩薩が説かれた言葉ともいわれています。本来はサンスクリット語で唱えるのが「真言」なのですが、空海や最澄たちが持ちかえり、日本で親しまれるようにこの形を変えました。
不動明王のご利益は?
不動明王はとてもたくさんの御利益を与えてくださる仏様といわれています。不動明王のご真言を唱えることで御利益が得られるのですが、では不動明王が与えてくれる御利益とはどのようなものでしょうか。
御利益を得るためにはしっかり真言を唱えることが大切です。寺院はもちろんですが、自宅で唱え手も御利益を得られるともいわれています。「言葉」は「言霊」となり、天界にいる不動明王に届くからです。では、ここからは不動明王がもつ御利益を紹介します。
御利益を得るためにはしっかり真言を唱えることが大切です。寺院はもちろんですが、自宅で唱え手も御利益を得られるともいわれています。「言葉」は「言霊」となり、天界にいる不動明王に届くからです。では、ここからは不動明王がもつ御利益を紹介します。
悪霊退散
不動明王から得られる御利益の1つ目は「悪霊退散」です。マンガやドラマなどでもよく聞く言葉ですが、文字通り悪霊、悪鬼を退けるという意味です。人々に災いを招くのは悪霊と考えられていたため、悪霊を退けることで幸せを導くという意味があります。
不動明王の御利益の中でも厄払いは知っている方もいるのではないでしょうか。不動明王の真言を唱えることで悪霊退散の御利益が得られると考えられています。
不動明王の御利益の中でも厄払いは知っている方もいるのではないでしょうか。不動明王の真言を唱えることで悪霊退散の御利益が得られると考えられています。
立身出世
御利益の2つ目は「立身出世」です。立身出世とは、社会的に高い地位に付き名声を得ることです。ところで、立身出世の象徴として、「鯉の滝登り」の絵をよく見かけませんか。なぜ、鯉の滝登りの絵が立身出世を表しているのかというと中国の故事に関係します。
故事ことわざ辞典に「鯉の滝登り」ということわざがあります。意味は立身出世で、鯉が激流を遡ることで龍になったという話「登竜門」からきています。このことわざから立身出世=鯉が定着しました。
故事ことわざ辞典に「鯉の滝登り」ということわざがあります。意味は立身出世で、鯉が激流を遡ることで龍になったという話「登竜門」からきています。このことわざから立身出世=鯉が定着しました。
除災招福
1 / 3