2019年6月2日 更新

【期間別】禁酒の驚くべき効果!脳や肌とダイエットなどにも効果!

大人たちのご褒美といえばお酒ですが飲み過ぎも身体に良くないのでは?と思いますよね。 今回はお酒が脳や臓器に与えるデメリットや、適量のお酒の効果と目安、1週間、1ヶ月禁酒した場合に起こるお肌への影響やダイエット効果など様々なメリット・デメリットをご紹介します。

疲れやすく疲労感が抜けにくい

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アルコールを飲んだことにより、アルコールを分解するためには、ビタミンB群を必要とします。
ビタミンB群はエネルギーを作るために欠かせない栄養素で、神経が正常な状態を保つのにも重要な働きをしています。
ビタミンB群は脂身意外の肉類やバナナやさつまいもなどに含まれますが、必要な栄養素はなかなか一日の食事では補えませんよね。

アルコールを飲み、分解するためにビタミンBを使ってしまい、ビタミンBが不足してしまうことで、心身ともに疲れやすくなったり、倦怠感を感じたりしてしまうのです。

経済的負担

Beer Garden Thirst Glass - Free photo on Pixabay (324464)

一口にお酒を飲むと言っても、タダではありませんよね。
外での飲み代金の平均は、4053円とされています。
ほとんど毎日のように行っている人もいれば、週に一回、月に一回というふうな人もいます。
もしも週に1回だとしても、16000円は確実にかかりますよね。

それだけでなく、お家にもビールのストックなどはありませんか?
ビールだけではなく、日本酒やワインが好きな人、ウィスキーが好きな人など様々ですが、どれもジュースほど安いものではありませんので、お酒が経済を少しでも圧迫することは、ありえることなのです。

人間関係のトラブル

Model Man Woman - Free photo on Pixabay (324472)

お酒を飲むと、アルコール成分は飲めば飲むほど、脳の理性を司る前頭葉を麻痺させる効果があります。
そのため理性を失い、自信がついて大きなことを言ってしまったり、余計なことを言ったり、喧嘩っ早くななってしまうのです。

例えばそれで、そのまま家に帰ったとして、家族に心無い言葉を言ったり、飲酒によるDV(夫や婚約者など親密な相手からの暴力)につながるケースが最も多いとされています。
その他にも、他人との暴力沙汰、飲酒運転など、人間関係だけでなく自身の崩壊へも繋がっていきます。

生活習慣病

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生活習慣病とは、食事、飲酒、喫煙、運動、休養など、普段の生活から発症や進行する病を指しています。
過度の飲酒は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、痛風などの生活習慣病を引き起こします。

生活習慣病のリスクを高める飲酒量は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上とされています。
純アルコール40gをお酒に換算すると、ビール中びん2本(約1000ml)、清酒2合(360ml)、焼酎25度(200ml)、チューハイ7度(700ml)、ウイスキーダブル2杯(120ml)、ワイン4杯(400ml)に相当します。

睡眠障害

Girl Sleep Female - Free photo on Pixabay (324488)

夕方以降のアルコールを飲んでからの睡眠は、睡眠障害を引き起こします。
飲んだらよく眠れる、は寝る瞬間だけの話で、寝てしまったあとは、様々な障害があります。

人は眠ると、まず深い眠りのノンレム睡眠が現れ、その後に浅い眠りのレム睡眠が現れ、それを4〜5回繰り返すことで、質の良い睡眠を保っています。
それがアルコールを飲むと、アルコール分解するアセトアルデヒドが、深い眠理を邪魔する性質を持っているので、浅い眠りが続き、中途覚醒してしまいます。
そうなると、目覚めスッキリとはなりません。

その他にも、睡眠時無呼吸症候群の危険や、アルコールによる利尿作用や発汗作用で、血液が固まりやすくなり睡眠中の脳梗塞や心筋梗塞の危険もあります。

急性アルコール中毒

Poison Bottle Medicine - Free image on Pixabay (324525)

急性アルコール中毒とは、イッキ飲みなどにより、血中のアルコール濃度が一気に上がることで引き起こす様々な症状を言い、最悪死に至るケースもあります。

急性アルコール中毒で救急搬送される人は年間15000人もいます。
どのような数値から急性アルコール中毒か明確な基準はありませんが、泥酔以上の状態になるため、意識レベルが低下し、嘔吐、血圧低下、呼吸数の低下が起こり、最悪死に至ります。
呼吸、循環中枢が抑制され、死に至る場合と、吐物による窒息で死亡する事例があります。

アルコールで顔が赤くなりやすい人はアルコールの分解速度が遅いので特に注意してください。
もしも一気飲みしてしまった場合には、必ず一人にせず、吐く際は起こさず横向きにして、体温低下しないよう毛布をかけたり、異常を感じたらすぐに救急搬送しましょう。

臓器障害

Heartache Chest Pain Hurt - Free photo on Pixabay (324603)

アルコールといえば思いつくのが肝臓ですよね。
肝臓はアルコールを分解するための臓器で、比較的強い臓器とも言われていますが度重なる飲酒でもちろん肝臓も悲鳴を上げます。
肝臓病は重篤化すると死亡リスクが一番高く、アルコール性肝炎や肝硬変で死に至ります。

更に肝臓だけではなく、胃、十二指腸、膵臓、心臓、血管、骨まであらゆる臓器やその他の身体内部に影響をもたらします。
一般病院に入院している患者の2割は、飲酒が原因での発病や悪化であるというデータもあります。

アルコール依存症

Alcohol Hangover Event - Free photo on Pixabay (324662)

アルコール依存症とは、長期にわたる飲酒が原因で、お酒を飲まないといられなくなる症状です。
アルコールが抜けると、イライラや不眠、手の震え、吐き気、発汗、頻脈、動悸などの離脱症状が出てくるために、それを抑えるために飲酒を繰り返します。
その症状が身体や精神に影響を及ぼし、やがて仕事が出来なくなったり、人並みの生活を送ることができなくなります。

日本のアルコール依存症の患者数は80万人以上と言われています。
それに加え予備軍の方は約440万人ほどいるとされています。
アルコール依存症は「否認の病」とも言われ、本人が認めることが難しい病です。
早期発見により、様々な病気へのリスクを防げます。
週に2度ほどは休肝日を作りましょう。
節度のある飲み方をしていない場合は、家族などが気づいたり、協力したり早めの対処を心がけましょう。

禁酒の効果【1週間目】

Water Glass Car Keys - Free photo on Pixabay (324813)

お酒は、たまのリフレッシュにはちょうどいいかもしれませんが、あまり依存しすぎると、精神を不安定にする作用があります。

お酒により発生する脳化学物質は、不安やうつといった感情を引き起こす原因になることがわかっています。
お酒に依存するとストレスを感じやすくなり、精神状態が悪化し、感情をコントロールしにくくなる可能性があることが研究でわかっているため、体の不調だけでなく、こころの不調にも関わります。

そこで、禁酒を試みることでどのような変化をあなたにもたらすかを、ご紹介していきたいと思います。

飲酒したいという欲求が低下する

No Symbol Prohibition Sign - Free vector graphic on Pixabay (325077)

強い決意や、体調不良をきっかけにお酒を1週間目やめると、アルコール依存症出ない限りは、まずはお酒を飲みたいという意欲が低下します。

ですがやはり、まだ一週間では、口さみしい、なにか物足りないと思うことが多いようです。
その際には、ノンアルコール飲料や炭酸水、炭酸飲料などを飲むことで、とにかくシュワッとスカッとしたいという欲求を減らすことができるようで、お酒の代わりに炭酸飲料を買う人も多くいるようです。

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